(有)花沢不動産

趣味の話など

ポートライナー/神戸空港

2008-05-31 | 一寸お出かけ(関西)
とある映画を見に行ったら、立見が出るほどの大盛況で、次の回までの
時間つぶしに、初めて神戸空港に行ってみました。

ポーアイへは、ポートライナーというマッチ箱のような6両編成の電車が
走ってますが、コレ、日本初の新交通システムというのが自慢だったり
します。
冒頭の写真は開業当初からの車両ですが、最近、ステンレス製の新車
に置きかえられつつあります。

無人運転故、普通の電車では運転室となっている部分にかぶりつき(笑)
で座ることもできます。

おなじみ、神戸大橋を渡るとポーアイです。




以前まで、ポートライナーは途中から単線になって、一方通行でぐるりと
「の」の字を描くような変則的な運行でしたが、神戸空港開港を機に、この
市民広場駅から真っ直ぐ延伸され、元々の単線部分だった左側の分岐は
支線扱いとなってしまいました。
ちなみに左の分岐の先の沿線には、かつてポートピアランドがあり、最近
その跡地にIKEAが出来ています。



神戸空港では、残念ながら飛行機の離発着までまだ大分時間がありそう
で、スカイマークのB767が1機駐機しているだけでした。
(それにしてもスカイマーク、パイロット不足で、6月から一部欠航だとは
驚き!)



空港ターミナルの中はまだ新しくきれいですが、実にこじんまりとしていて、
本当に一地方空港の風情なのには驚き。
もっとも、小さい空港は飛行機がタキシングする距離も短く、離陸もあっと
いう間ですし、空港内の移動もラク(しかも駅からメチャ近)なので、一概
に悪いことばかりではありません。



まだ実際に利用したことはありませんが、いざ出来てしまえば、便利なこと
には違いなさそう、ということで。
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名鉄パノラマカーの思ひ出

2008-05-26 | Weblog
とうとう引退に向けて、カウントダウンが始まってしまいました。

実は学生の時、豊川にある某車両メーカに3週間ほど実習に行った
ことがあるのが密かな自慢だったりしますが、名鉄のパノラマカーに
乗ったのはその時が初めてでした。
パノラマカーといえば、近鉄ビスタカーや小田急ロマンスカーと並び、
幼児向けの絵本に必ず載っているような電車ですね。(近鉄がアーバン
でないところが古いです。ロマンスカーもNSEだったり。年がばれる…)

初めて乗ってビックリしたのは、あれだけインパクトの強い電車がごく
普通に通勤電車として使われていることでした。
例えば、ロマンスカーの前面展望席の切符が取れるなんて普通には
あり得ないことですが、パノラマカーのそれは通勤電車ゆえ自由席、
しかも日常過ぎるのか、全然珍しがられている様子がないのには、
カルチャーショックさえ感じたものです。

その辺りの事、初めて何週間か親元を離れて過ごした経験と共に、
非常に印象に残っております。



このパノラマカー、第1編成は1961年製(現存)で相当古いには違い
ないのですが、名鉄そのもののようなこの電車が引退の日を迎えると
いうのは、「ついに来てしまったか!」という感じです。

近いうちに乗りに行ってこようかと思います。
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100万ドルの夜景

2008-05-18 | 写真館
地元ネタが連続したついでに、こんなのはいかがでしょう?

この時、ポートタワーの中からの夜景もトライしたのですが、窓ガラス
越しの撮影はやはりダメでした。ピンボケかと思ったら、実は窓の汚れ
だったり(^^;
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緑と海そして愛 ~神戸まつり~

2008-05-18 | Weblog
新開地音楽祭の翌週の大イベントといえばコレ、神戸まつりですね。

久々にパレードを初めから見に行ったのですが、例年こんなに凄かった?
という程の人出。

その理由は… 一番手で登場のコレでした!



パレードの華の一つとしてマーチングバンドの演奏が挙げられます。
新開地音楽祭のオープニングでもおなじみ、神戸市消防音楽隊です。



ごみ分別の推進キャラとして、仙台の「ワケルくん」が有名ですが、その
神戸版の「ワケトン」。後ろの着ぐるみですが、ちょっとワルそうな顔ですね。
ちなみに悪役キャラもいて、その名は「ワケヘン」です(笑)



以前、「パチモン」と紹介したボンネットバス、「こべっこ2世号」もこんな
感じでパレードに登場します。



パレードは、バトントワリングやらボーイスカウトやら民族衣装に身を纏った
方々など、何でもアリですが、神戸まつりの名物といえばやはりコレ、

サンバ!!



それにしても、なにゆえ「サンバ」なのかよく分かりません(笑)
37年前の第1回目から既にサンバチームはあったようです。

ちなみに、京町筋ではサンバストリートというサンバだけの催しも同時
に開催されていましたが、こちらも凄まじい人出で、とても写真を撮れる
ような状況ではありませんでした。

なお、メインのパレードの見物客は、敷物を敷いたりして何だかファミリー
のピクニックのノリなのに対し、京町筋のほうといったら、まさにカメラ
の砲列といった感じでした(^^;
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第8回新開地音楽祭

2008-05-10 | 音楽
今年もまたこの季節がやってきました。

私も過去に3回ほど出させて頂いたことがありますが、関西でも最大級
の市民参加型の音楽イベントとしてすっかり定着した感があります。

開催日はGW明け翌週・神戸まつりの前の週のの土日がお決まりなの
ですが、必ず雨が降るのもお決まりだったりします(笑)

特に湊川公園のメインステージ(プロ)やサブステージが完全に屋外の
ため、雨の日はどうするのだろう?と気になっておりましたが、仮設の
テントが立てられ、その中で窮屈そうに演奏してました。

メインステージのガイジン3人組のユニット。
むかし、MTVで聴いたことがあるような、懐かしい80年代の洋楽を演奏
してました。



晴れていれば、テーブルに座ってビアガーデンのノリで最高なのですが…

知人のイベント、「つちフェス」でおなじみの京熱歌さんも、ラウンドワン前
ステージ(アコースティック)で熱演されてました!



お目当ては、かつて私も参加していたビートルズバンド、"HIPSS"。
相変わらず安定した演奏ぶりでした。



この後、スクエア前ステージ(ロック)のすぐ隣の元町エビスで一杯やって
いたのですが、演奏も聞こえてきていい感じでした。
ただ、シカゴの曲とか流れてきて、ホーンもええな~なんていう会話は、
ちょっとヒネリがなさ過ぎたかも(笑)
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越中へ ~富山あれこれ~

2008-05-04 | 一寸お出かけ(北陸)
現在の富山城天守閣は戦後間もなく建てられたもので、鉄筋の建物
の内部は博物館という、ここまではよくある話ですが、実のところ江戸
時代には既に天守閣がなかったとされており、この天守閣は再建どころ
かホンマのパチモン?といえます。

ところが、戦後復興期を代表する建築物として、国の登録有形文化財
になっているというのが、別な意味での歴史的価値を認められていると
いう点で面白いと思います。

さて、富山に行くのは5年ぶりで、その時にも市内線には乗っています
が、全区間完乗のため乗りなおして来ました。

万葉線の旧型車と、扉配置以外はほぼ同じ型です。



こちらは平成に入ってから投入された比較的新しい車両です。



この市内線、現在は1路線だけですが、環状化や富山ライトレールの
乗入れ構想があるなど、しばらくは安泰そうです。

ところで、かつて「最も高価な駅弁」として知られていた、「ますのすし」
も富山の名物です。



実はサケ・マスもすし飯も決して好きな食べ物ではないのですが、これは
上品な味でうまかったです。

帰りは快適な「サンダーバード」ではなく、あえてボロイ485系の「雷鳥」
を選んで乗ってきました。(そろそろ見られなくなりそうなので…)



車内放送の「鉄道唱歌チャイム」も未だ健在でした。
嫌いではないのですが、アレこそ古臭さに輪をかける感じがいたします(笑)

<富山旅行記・完>
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越中へ ~富山ライトレール/岩瀬浜~

2008-05-04 | 一寸お出かけ(北陸)
かつて、富山駅から北の富山港に向かって、富山港線というJRのローカル
線がありましたが、丁度2年ほど前の2006年4月に三セク・LRV化され、
「富山ライトレール」という名称に変わっています。

JRの頃は、それこそ列車が1時間に1本しか来ないような悲惨なローカル
線でしたが、LRV化されてからは電車が15分毎になり、乗客数も倍増した
ようです。(LRV化の成功例として、マスコミに取り上げられることも多い
ですね)

富山ライトレールの終点は、岩瀬浜という漁港近くです。
この光景、観音寺の辺りもほうふつさせます。



富山港展望台。
20m程の高さですが、周囲に高い建物がなく、富山港内を見渡すことが
できます。入場は無料。中にエレベータはなく、上に登る手段は階段だけ
で結構大変です(笑)



展望台から少し歩くと、回船問屋群のある古い町並みがあります。



その回船問屋の一つ、「森家」は重要文化財に指定され、中も公開されて
います。係のオヤジの解説の名調子が印象的でした。



追伸:
実は旅の目的の一つとして、全国の路面電車全てに乗ることを目指して
ましたが、今回の富山ライトレールで、とりあえず全事業者達成しました!
但し、残念ながら全区間完乗できてない所がいくつかあるので、早速それ
が次回からの目標です(笑)
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越中へ ~黒部峡谷鉄道・その2~

2008-05-03 | 一寸お出かけ(北陸)
客車の内部。
特別料金を払えば窓付きでそれなりに立派な座席の車両もありますが、
この普通車はいわゆるトロッコ客車で窓なしのベンチシートです。
行きの座席指定は、偶然にも機関車のすぐ次位となる1号車で、迫力が
ありました。



ちなみにこの日は、山の上といえども初夏のような暑さでしたが、トンネル
を通過する時はさすがに寒かったです。

黒部渓谷鉄道の見所の一つ、後曳(あとびき)橋を渡っているところです。
宇奈月駅の記念撮影用の模型は、ここをモデルにしているようですね。



某電力会社系列のこの鉄道、元々はダムへの建設資材や作業員を運ぶ
鉄道であり、自然の景観の他に、人工物であるこういった発電所なども
見所となっています。写真は黒部川第二発電所で、1936年送電開始と
いう古いものです。



終点の一つ手前、鐘釣(かねつり)駅付近で見られる万年雪。



終点の欅平(けやきだいら)近く、河原展望台から。



上の写真の奥鐘橋を渡った先には、断崖をえぐって作った道路、人喰岩
があります。



欅平の付近はまだ道路が封鎖されており、残念ながら駅のごく近くでの
散策に留まりました。道路の整備が完全に終わるのは、あと数週間ほど
要するとのことです。
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越中へ ~黒部峡谷鉄道・その1~

2008-05-03 | 一寸お出かけ(北陸)
富山地方鉄道で富山から約1~1.5時間のところにある温泉町・宇奈月を
起点に、さらに山奥に向かって春~秋の期間のみ営業している鉄道です。

この鉄道、JRの在来線よりさらに線路の幅が狭い(762mm)ナローゲージ
と呼ばれる軌間ですが、全線が電化され、重連の近代的な機関車が13両
もの長大編成を牽引する姿からは、ひなびた軽便鉄道の趣は全く感じられ
ません。

黒部渓谷鉄道の宇奈月駅。
200m離れた富山地鉄の同名駅よりも正直立派です(笑)



鉄橋を通過する黒部渓谷鉄道の列車。
実はコレ、Oゲージぐらいの大きさの精巧な模型で、これをバックにお手軽
に記念撮影ができてしまうというスグレモノです(笑)



まるで、よく出来た模型のジオラマのような風景の中を走る列車。
こちらはホンモノです(笑)


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越中へ ~海王丸~

2008-05-02 | 一寸お出かけ(北陸)
万葉線の終点の一つ手前に「海王丸」という駅があり、この近くに練習帆船・
海王丸(初代)が保存されています。

1931年の進水という非常に古い船ながら良く整備され、船内外とも美しい姿
を保っています。

船内はかなりの部分が公開されています。
まずはお約束?で、ブリッジ内部。
中央には操舵スタンド、右側にはエンジンテレグラフも見えますが、これら
は入出港時のマニュバリングにしか使われません。

なぜなら… この船は「帆船」だからです。



ギャレイの内部。中央奥には、巨大なライスボイラーがあります。



船長公室。
応接室となるこの部屋は、狭いながらもやはり高級感漂う雰囲気です。



船尾にある手動の蛇輪。
外洋での帆走時に使用されますが、ブリッジのものより、よほどこちらのほう
がそれらしく見えますね。



丁度整備をされていた(写真に写っている)方に話を伺うことができました。

帆走中の舵角の指示はブリッジからではなく、この場で舵手が風向き等で
判断するのだとか。(あくまでブリッジからの指示は針路。なお、ブリッジと
の電話や伝声管すらありません) これには驚きました。

操舵は24時間体制で2人ずつ4時間交替、太平洋横断の場合はこれが30
日間連続ということで、あくまで訓練航海とはいえ大変そうです。
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