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趣味の話など

関電トロバスの思ひ出

2018-12-13 | 一寸お出かけ(中部)
日本では珍しくなったトロリーバス路線のひとつ、関電トンネル
トロリーバスが先月(11月)末に廃止となりました。

私は昨年の夏休みに、飯田線完乗のついでに大糸線で北上し、
大町回りで黒部ダムを見に行こうと、このトロリーバスに乗車
しました。その直後に充電式バスへの置き換えの話を耳にし、
最初で最後に乗車できた偶然に感謝したものです。

トロリーバスの起点の扇沢駅にて。架線と2本のツノ(ポール)が
分かるでしょうか。
JR信濃大町からは路線バス(関電の関連会社が運行。トロバス
は直営)で40分程の場所です。



「黒部の太陽」や「プロジェクトX」でも知られる難工事の破砕帯を
通過。



単線のトンネルで、途中にはまるで鉄道のような行き違い設備と、
その進入可否を示す信号(鉄道でいう場内信号)があります。
トロリーバスは別称「無軌条電車」で、日本の法令上はあくまで
鉄道の仲間です。



黒部ダム駅にて。
カラーリングの所為か、見た目は少々レトロですが、1990年代の
製造で、当時の最先端のインバータ制御です。



階段をひたすら登ると、よく知られたあの絶景。



実はこの場所からは立山も一緒に見えるのですが、雄大過ぎて
カメラに収めることができません。
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