鉄道模型ファンなら誰もが憧れるレイアウト建設。
とても不器用な私の重い腰を上げさせたきっかけはいくつかあります。
(1)小型車両の充実
冗談半分で
MODEMOの都電6000系を買ったのですが、可愛いクセに
(何しろバス並の大きさ)意外と走行性能が良く、すっかり虜になって
しまいました。
それ以降にリリースされた東急300型や江ノ電などの連接車シリーズ
は、よりスケールモデルらしく、風格すら感じさせます。もちろん走行性能
も抜群です。
今やMODEMOの小型車両も一大勢力となり、これらを活躍させる舞台が
欲しくなりました。
(2)
トミックスFine Trackシリーズの充実
あまり大きなレイアウトは、スペースが捻出できない上、完成させる自信も
なかったので、最初のレイアウトは600×900程度の小型と決めていました
が、従来この大きさでは単線エンドレスに引込線1本程度と、大したプラン
は考えられません。
ところが、Fine Trackシリーズの充実で、Y字ポイントや小半径カーブなどの
ラインナップにより、小型レイアウトでも運転派を自称する私を納得させる
プランができる可能性を感じました。比較的安価な「レイアウター」の存在も、
プランニングを後押ししました。
(3)
街並みコレクションの発売
何しろ安くて出来が良い。これでストラクチャー製作の悩みから解放され
ました。もちろん箱で大人買い(笑)しています。
第1弾の時は、まだレイアウト製作開始まで考えていませんでしたが、
第4弾で、私が理想とする「いかにも地方私鉄風」の駅周りが揃うに至り、
製作開始を後押ししました。(BGM:新日本紀行 by 冨田 勲)
この街コレシリーズの充実ぶりは、それだけでレイアウトを埋め尽くすこと
ができそうな勢いであり、一時期私もパネルに灰色を塗って建物を並べた
だけのレイアウトを大真面目に検討していました。
(4)トミックスを楽しむ!(DVD版)
今さら販促ビデオもないのですが(笑)、レイアウト製作事例が紹介されている
ということで大して期待もせず見てみたところ、とてもシンプルで系統だった
手順に、「これなら俺にもできるやん!」という思いを強くしました。
自分が初心者ということを考慮し、まずは欲張らず完成させることを目標に、
山とかトンネルとかややこしそうなモノは一切排除することにしました。
と色々書きましたが、本当は私、
KATO原理主義者なんです。
お願いしますよ、KATOさん!