(有)花沢不動産

趣味の話など

ことでんレトロ電車特別運行

2020-11-22 | 一寸お出かけ(四国)
ことでんの吊掛電車のカウントダウンがとうとう始まってしまいました。
最後まで残った4両中、既に23号、500号は廃車となり、それらのさよならイベントも
新型コロナの影響でGWのイベントは中止、8月の特別運行およびシルバーウィークの
イベントは抽選(私はどちらもハズレ)となりました。残る120号、300号は2021年の
GWのイベントで引退する予定です。

ようやく10月の特別運行から誰でも乗れるようになったため、都合のついた今回(11月:
前回の10月は仙山線紅葉号と重なってしまいました)乗りに行ってきました。

私が仏生山に着いた時、ちょうど入線作業の最中でした。


運転台と室内の様子。


長めの停車時間を利用しての編成写真。今回の編成は高松築港方から120号-300号-1074-1073。
往路の時は快晴で、レトロ電車は完全に逆光になってしまいました。


琴平にて。


高松築港にて(2回目)。


終着の仏生山にて。
琴平方の1070型が切り離されたのを見計らって、どうにか300号の顔も捕えました。
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高源寺の紅葉

2020-11-15 | 一寸お出かけ(関西)
今年の紅葉見物は、県内は丹波市の高源寺に行ってきました。



紅葉は逆光に映えるといわれますが、写真に撮るのは私にとっては難しく感じます。



鐘楼の辺り。鐘は誰でも突くことができます。



三重塔。高源寺のものは多宝塔と称するそうです。



これがガイド等でお馴染みの写真の場所ですね。
午前中は完全な逆光のようですが、昼頃から雲が出だしたのを狙い、部分的に陽が
当たって鮮やかになっているものを選びました。

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遜色?特急に乗る

2020-11-14 | 一寸お出かけ(関東)
数年前の帰省時に寄り道して、東武鉄道の「スペーシア」に乗ったことがありますが、
私鉄では珍しい(他にあるのは近鉄ぐらいの)2時間近くの特急列車乗車は、往年の
国鉄在来線特急を思い出させるところもあって楽しかったです。ただ、国鉄特急と比較
するとスペーシアはずいぶん洗練された車両で、さらに昔ながらの雰囲気が味わえる
他の東武特急の存在を知ったのは夏ごろのことでした。今冬の帰省時にでもまた寄り道
しようかと考えてた折、12月に系列の旅行社主催で引退記念ツアーが開催されると聞き
及び、慌てて乗りに行ってきた次第です。

東武浅草駅は松屋と一体です。昔ながらの外装に戻されて雰囲気があります。
「電気ブラン」の神谷バーが、この近くであることを初めて知りました。



早めに浅草に着いたため、お目当ての車両の進入の様子が外から撮れないかとちょっと
探して見つけたのが左写真。スカイツリーが何とか入ったものの、車体の大半が高架に
隠れてしまい、残念な写真になってしまいました。気を取り直して、ホームでもう1枚。



この350系という車両、もとは「りょうもう」等の急行として使われていた1800系という
車両でした。2人掛の座席は一体でつながっていて、リクライニングしないのが驚きです
が、実は登場当時(1960年代末)の国鉄の特急用車両も同様の座席であり、むしろ急行用
としてはデラックス(!)な設備でした。(さらに当時の東武特急は、国鉄グリーン車並みに
豪華な設備を売りにしており、その名もデラックスロマンスカー(DRC)でした) それが
リニューアルにより、料金は据え置きながらも特急に格上げされ現在に至った結果、優等
列車としては異例の50年超えの現役というわけです。かつては5700系という昭和20年代
登場の車両が優等列車として40年も使われて冷やかされたものですが、その比ではありま
せん。



ところで、数日前にネットで予約した時にはガラガラで余裕だったのですが、当日の往路
は北千住でほぼ満席となりました。葬式鉄だらけということでもなく、直前購入も多いの
か、週末限定列車ながらもふつうに需要があるようです。

東武日光にて。
構内にある落葉樹がいい色になっています。



駅の外に出ると、おお、これは岡山でも見た路面電車。
いつの間に日光駅前に?と思ったら、岡電で最後に残っていた3000系の3両のうち1両
(おしゃれ電車)が先に廃車・譲渡後、かつて軌道線があった日光に里帰りしたものの
ようです。



今回乗車の特急「きりふり」(霧吹き?)というちょっと変わった愛称は、日光に近い
霧降高原という地名から取られたもののようです。



東武伊勢崎線(今はスカイツリーラインですね)は浅草駅の直前で90度に折れ曲がって
おり、浅草駅名物の急カーブにて(^^;
ホームの隙間のあまりの大きさに、隣にいた「りょうもう」の出入口には渡り板が設け
られています。

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南海6000系を堪能する

2020-11-03 | 一寸お出かけ(関西)
日本のオールステンレスカーの第一世代に東急旧7000系や京王3000系が挙げられ、
長寿命の構体ゆえ、現在も地方私鉄での活躍が見られますが、同時期の車両ながら
導入オリジナルの事業者のまま、いまだに本線でバリバリ活躍しているのが南海6000
系です。50年以上も運用されながら、つい昨年まで1両も廃車が出ず、後に導入され
た鋼製の7000系のほうが先に全車引退するという珍事で、図らずもステンレス車両の
長寿命を証明することになりました。

なんばでそれほど待つこともなく、6000系8両編成の橋本行きの急行に乗車。
東急旧7000系は前面もほぼ切妻ですが、当車のような曲面がある前面は、ステンレス
の加工性の悪さもあって当時の技術では大変だっただろうと想像します。


当時の日本のオールステンレス車の製造は、バッド社との提携の下、東急車両が独占
していました。
電鉄と異なる意匠の地球儀マークは、世界進出を目指していたのでしょうか。


室内。

以前、堺の音楽友のお店に行った時に乗った南海線で、通勤車といえば両開戸が主流
のところ、いまだに片引戸のそれ(たぶん末期の7000系)が本線を堂々と走っている
ことに驚きました。特に通勤車の片引戸は開閉の速度が速くストロークも大きくて、
動作時の見た目が派手なのもあります。

橋本では極楽橋に行く「天空」が隣で待っていましたが、それには目もくれず(笑)、
同じ車両の折り返しの急行へ。乗客降車後、一旦上り本線上に引き上げ、「天空」
の発車を待って進入してきました。


特急「こうや」号とすれ違い。


なんばの手前の天下茶屋で一旦降り、


なんばからの折り返しで再び橋本方面に向かう6000系を捉えました。
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神戸市役所2号館

2020-11-01 | 一寸お出かけ(関西)
いかにも昭和な建物だった神戸市役所2号館ですが、10月29日に「お別れ式」が行われ、
解体が開始されるとのことで、写真に収めてきました。
1957年築で、元々は8階建でしたが震災で6階部分が崩壊し、5階建の建物として再生後
24年使われました。

フラワーロード沿い北側から、お馴染みの光景。
奥に見えるのは1989年築・30階建の1号館で、24階が展望ロビーとして開放されています。


フラワーロード沿い南側から。


北側を向いて国際会館や六甲山系を見渡すのも神戸ならではの光景です。
最近この光景に、背の高い阪急神戸三宮駅が加わりました。


エントランス。
ドアとひさしの間にあった、昭和な明朝フォントの「神戸市役所」の切文字看板は既に
取り外されていますが、保管されていて、新庁舎に引き継がれるそうです。

スチールサッシの窓枠や窓回りの意匠は、この時代の「近代的建築」の特徴。

西側からまじまじと見るのは初めてです。

向いには1966年築のこれまた昭和な建物の3号館があり、連絡橋で結ばれていました
が、先に解体されました。

壮大な落書きにも見える側面の壁画は、078プロジェクトの一環で、今年に入って施さ
れたようです。

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