たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

『チーズは何処へ消えた』

2011-02-26 06:21:10 | 日記
 2月25日(金)議案熟読期間3日目。高砂市水道事業、教育関連、滞納整理について勉強させて頂きました。県下で2番目に安い水道料金(ちなみに一番は赤穂市)の値上げが検討されましたが、今のところ平成25年前後までは現状維持の予定です。滞納整理室という部署があり、税金や水道料金、国民健康保険料といった本来支払うべきものを支払っていない方々への徴収を行う事が任務となっています。

 突然ですが、『チーズは何処へ消えた』という話をご存じでしょうか?約10年位前になると思いますが、大変よく売れた書籍で、お話の概要は以下の通りです。
 あるネズミは自分の餌であるチーズが毎日手に入る環境にあり、毎日手に入るが為に、その有難味を忘れ、未来永劫あるものと思ってしまいます。しかし、実際には自分の周りの環境は変化しており、ある日チーズは手に入らず、自分の前から消えてしまい飢え死にします。この話は即ち、環境変化に気付かず努力しない者は生きていけないという警告のお話です。

さて、本題です。
高砂市には他市がうらやむ産業群があり、市税収入に占める法人市民税のウエイトも突出して高く、高砂市は産業によって経済基盤を支えられています。今般も旭硝子高砂工場では200億円の投資が決定しました。三菱重工の西港埋立も世界と戦い勝ち抜くためのインフラ整備で、高砂市への貢献は図りしれないでしょう。また最近時々新聞や高砂市が発行する資料に掲載される『申義堂』(江戸時代の学問所)再現は㈱カネカが同社創立50周年(今から11年前)を記念して高砂市に寄付した5000万円を原資に行われようとしています。

 日本の構図に似ていて、産業界は叡智を絞り世界と戦っている一方、行政の世界は色んな意味で内輪の事情だけで展開している様に思えます。
 
 チーズが消えないうちに、私含めた政治家や行政に関わる者は今ある環境を今一度見つめ直し【感謝の心】をもって、健全な財政状態で【自立】した街にしないといけません。


身近な社会貢献としての減量(経過報告)
(開始時H22年11月83.5kg 目標H23年11月78kg 減量率6.5%)
前回体重80.6kg
本日体重80.0kg
*強化週末実施中。
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