9月28日(木)、午前10時から全員協議会。そのテーマは先日当ブログにてご紹介させて頂いた下記2項目。
1)高砂市民病院将来構想(素案)について
2)高砂市の観光施策について(案)
10時に始まった全員協議会が昼休みを挟んで終了したのは午後3時過ぎ。
1項目目の市民病院将来構想(素案)について、“超“長期の財政見通し(令和34年度まで)も出され厳しい質問が多数出た中、都倉達殊市長は「不退転の覚悟で挑む」との決意を表明。
下はその高砂市民病院HPより抜粋
最大のポイントは医師の確保であると共に市長、病院事業管理者以下全ての職員が目指すべき姿に向かって一丸となれるか否かが非常に大切だと捉えています。
高砂市民病院と言う大きな組織、そこには医師、看護師、技師等々その道を極めてきた方々がおり、それぞれに自分の考えや好き嫌いなどがあり、プライドがある人々であり、どうやって目指すべき姿の実現にベクトルを合わせることができるかが非常に大切だと思います。
10時の開始で最初に質問した私はその後、多くの議員の質疑が終わりかけた昼12時前、再び挙手をして下記2つの質問をしました。
質問1)人材育成についてどう考えているか?
ここで言いたかったのは、上の病院内のベクトル合わせに必要な人材として、医師、看護師、技師や事務員等々様々なプライドと考えをもつ人々を共通の目標を目指して高いモティベーションで働いて頂く為には、市長や病院事業管理者や病院事務局長等組織リーダーは勿論ですが、トップ下で働く人(室長、課長、係長クラス)が非常に大切で、そこを重要と考えた上、先々を見越して育てる意識の人材配置を考えているかとの質問でした。(上手く言えなくて後悔しています)
副市長答弁→どの組織も人材は大切。しっかりと配置していく、とのこと。私としては、これからが正念場、特に重点を置いた配置を求めての質問でした。
質問2)市民説明会で「高砂市民病院は要らないのではないか?」と市民から意見が出た場合、どう応えるのか?
これについては、資料でも毎年基準外繰出が4億円から5億円と示されており、市民の中には単純に「病院不要論」を唱える人がいるのではないかとの懸念からです。
市長答弁→丁寧に現場を説明するとのこと。
実際には毎日400名以上が外来患者として通院し、120名が入院している高砂市民病院。たとえ加古川市や姫路市に大きな病院が存在しても、やはりこれだけの患者を受け入れることは困難であり、地域医療としては存続は絶対に必要と考えています。
巷で時々耳にする「高砂市民病院不要論」を排除し、如何に高砂市民病院を持続可能な病院にしていくかに市民の意識を持っていくかも大切だと考えています。
市民が将来にわたって安心して医療を受けられる様に、市民含め全ての関係者がONE TEAMになって、知恵を結集し、市民病院の将来を作り上げなければなりません。
では、明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)