6月8日(金)は朝、山陽電鉄荒井駅前にて『たかお治久後援会会報(NO24)』を配布してスタート。その後は午前10時から高砂市議会6月定例議会が開会。
その中で報告されたのが『行政経営プラン』。これは平成29年度にスタートした高砂市の経営プランで平成32年度を最終年に数値目標(↓)を設定しています。
上を見て頂くと分かるのですが、高砂市は人口においてはこの計画を作成した年(平成28年度)には入ってくる人(+:プラス)と出て行く人(-:マイナス)の差、即ち「転出超過者数」が291人(即ち出て行った人の数の方が291人多かった)なのですが、平成32年度にはこれを±0(プラスマイナスゼロ)にするという目標を掲げています。
しかし現実には平成29年度の実績を見ると500人以上の転出超過者数増となっています。
先日の報告では、登市長も「深刻に受け止めている」との認識を示されたのですが、私より「このトレンドで平成32年度に目標が達成できるのか?緊急対策会議を開き、事業の選択と集中をお行うべきではないか!」の質問には「他の数字はまあまなで、財務的には持続可能な形になると思う」といった内容の答弁があり、それ以上の追加質問をせず(悶々としたまま)終わらせました。
高砂市が定めた人口目標にも様々な考えがあるとは思うのですが、”経営者”=市長として定めた目標であり、何としても達成すべく拘ってもらわないといけません。
下の資料は国立社会保障・人口問題研究所が2度(平成25年度と平成30年度)に推定した高砂市の人口推移予想で、平成30年度がオレンジ色。5年前の予想より更に減少傾向が進んでいます。
そして一番上のラインが高砂市の人口ビジョン。かなり乖離してきています。
議員としてこの課題にどうアプローチしていくのが良いのか、色々と考え自分に出来ることをやりたいと思います。
その夜から再びグリーンエコー笠方に移動し㈱カネカ特殊樹脂製造部の研修(2回目)に参加。
議会の悶々を美しい自然と仲間との会話で少しは忘れられた様に思います。
さあ、明日からまた議会。高砂市の取組が目標に近づくことなのか、市民の為になることなのか、もっといいアイデアはないのか、こんな視点からチェックと提言を行っていきたいと思います。
明るく元気に前向きに、頑張っていきましょう(with smile)