旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

三陸海岸縦断の旅⑩ ・・・ 酒と食事

2010-10-03 11:01:15 | 

 

 このカテゴリーを旅とするか酒とするかいつも迷う。両方とする方法は無いのか? それがダメなら、旅のカテゴリーで連載しているので旅とするしかあるまい。

 旅の楽しみは、いわゆる観光だけではない。食べることであり、買い物であり、人との交わりだ。特に私は「その地の酒をその地の食材で飲むこと」を無上の喜びとしている。
 今回の旅の売り物のひとつは「食」であった。一日目の宿である田野畑「羅賀荘」の“あわびの踊り焼き付き海鮮御膳”、二日目の宿「気仙沼プラザホテル」の“ふかひれ付き和食膳”が目玉である。加えて、二日目浄土ケ浜遊覧のあとの昼食“さっぱめし”も中々のものであった。

   
                     さっぱめし

  
           アワビのおどり焼き
      

 海の幸を好む私にとって本当にこの上ない食事であった。いずれも刺身は豊富、羅賀荘のあわびやホタテなどの貝類、気仙沼の何種類かのふかひれ料理とサンマ料理、私には食べきれない量で大満足であった。
 酒は、羅賀荘では龍泉洞の水で仕込んだ特別純米酒「龍泉“八重桜”」(泉金酒造)、気仙沼プラザホテルでは純米吟醸生詰「金紋領国“福宿(ふくやどり)”」(角星)と立派なものであった。八重桜は龍泉洞の水、福宿は気仙沼産の米“蔵の華”100%使用と、地元の味がして、これがそれぞれの地の産物で盛る料理にマッチする。
 酒飲みにとってはたまらない魅力である。

 
     
                 ふかひれ
   
                 酒は「福宿」


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大津留公彦)
2010-10-05 07:20:46
凄い食事ですね。
記事の分類ですが、酒と旅の両方に登録できませんか?
私は複数に分類する事の方が多いです。
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コメントありがとう (tabinoplasma)
2010-10-05 09:51:19
複数のカテゴリーに登録する方法など知りません。いつか教えてください。
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Unknown (大津留公彦)
2010-10-06 07:46:14
gooにはそういう機能がないのかもしれませんね。
もっとも出版を前提にして居られるでしょうから無理やり分類するしかないですかね。
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