昨日予告したとおり、久しぶりに鎌倉に行って来た。
北鎌倉駅でメンバー(総勢6名)と待ち合わせ、東慶寺から亀が谷の切通しを抜け扇が谷へ、浄光明寺、海蔵寺を経て化粧坂の急坂を越えて銭洗弁天へ、最後は「福来鳥」(ふくとり)という店で大根料理を食べるというコース。
途中、盛りを過ぎたとはいえ初冬の陽光に美しく映える紅葉を随所に見ることが出来た。風もなく、12月にしては暖かい午後を、十二分に楽しんだ。
東慶寺は駆け込み寺として有名、わがメンバーで対象となるのは私のワイフだけであったが、何とか駆け込むこともなく無事通過。
浄光明寺では重要文化財である「本尊阿弥陀三尊像」(中央に阿弥陀如来、右に観世音菩薩、左に勢至菩薩を配した三尊)の説明をたっぷり聞いた。寄木木像の粋といわれる三像を、普段は入れてくれない本堂の中にまで入れていただき説明を受けた。
化粧坂の急坂を上りつめると、小高い丘に頼朝の彫像が立っていた。清盛、頼朝の歴史的評価をしばし交わしながら、坂を下りると銭洗弁天。みんなせっせと洗っていた。私は洗うことはしなかったが、おみくじを引くと「大吉」・・・、金運の項を読むと「金運は絶好調です」とある。身を振り返り、かくも事実と違う表現はないと思ったが、又ほとんどのくじが大吉であろうとも思ったが、まあ、悪い気もしないのでカバンにしまって持ち帰る。
それはさておき、福来鳥の大根料理は結構であった。酒も純米酒(仙台の勝山)が取り揃えられてあり、やや飲みすぎたことを除けば大満足であった。
何よりも、紙芝居入りの「女将の話・・・大根料理に賭ける思い」に感じ入った。何ごとも一念を通すことに勝るものはないのだろう。
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