旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

絶賛! ミャゴラトーリの『椿姫』公演

2022-07-31 15:44:47 | 文化(音楽、絵画、映画)



 コロナ禍の中で、娘の主宰するミャゴラトーリ椿姫公演が無事終わった。第七次波で感染者が急拡大する中で、どうなることかと思っていたが、「断固やり抜く」という娘たちの決意が、ここにだけコロナウィルスを寄せ付けなかったかに見えた。
 しかも素晴らしい出来栄えで、多くの賞賛が寄せられた。かく言う私も、初めての興奮に泣かされた。単に涙が出た…というようなものでなく、慟哭を伴うものだった。周囲を憚って声を発することはなかったが。
 娘たちがこだわった「椿姫は、確かに娼婦ではあったが、トラヴィアータ(道を踏み外した女)であったのか?」というテーマの追求が、この感動を呼び起こした要因にあると思う。
 それらは別に追及することとして、役をやり遂げた歌手たちの晴れやかな姿を、カーテンコールの写真で並べておく。

 
  
 もう一人、話をつないだ影の男(役者 荒牧大道)

 
  
  ヴィオレッタを演じた髙橋絵理さん

   
  
  ヴィオレッタ、アルフレード(寺田宗永)、ジェルモン(藪内俊弥)

  
  ピアノ浅野菜生子さん
  名演奏で「指が15本あるのでは?」と言われたが、10本でした。


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