旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

さくらんぼ、フルーツとワイン、パイプオルガンを満喫 (昨日の続き)

2013-06-13 13:10:19 | 

 

 交通渋滞と腰痛には悩まされたが、さくらんぼ、ワイン、パイプオルガンは満喫した。
 さくらんぼ園に着くと、「食べる宝石」と呼ばれるサクランボがたわわに実っている。「どんどん食べなさい。食べてみなければ何もわかりません」という案内人に促され、目の前に下がる「宝石」を食いまくった。こんなに食べたのは初めてだった。木によってすべて味が違う。何が何だかわからないが、様々な味を味わった。
 渋滞遅延から、当初予定の時間(1時間)を30分に短縮され、最初はがっかりしたが、30分で十分だった。それでも食べ過ぎて、続く昼食の弁当はかなり残した。こちらも渋滞のおかげで30分短縮されたがちょうどよかったのであろう。世の中うまくいくものだ。

          
             

 パイプオルガンコンサートの一部と二部の間の1時間、フルーツとワインがふるまわれた。これも食べ放題飲み放題で、ブドウはもちろん、さくらんぼ、キューイなど様々な種類のワインを飲みまくった。。山梨ならではのもてなしを感じた。

 町の誇る桃源文化館の桃源ホールがコンサートの会場。750席の中規模ホールは町の規模にふさわしく、何と言っても舞台の奥に据えられたパイプオルガンが素晴らしい。仕様書によれば、「フランス ベルナール・オーベルタン社の製作、3段手鍵盤+足鍵盤 48ストップ、 パイプ数2,914本…」とある。
 パイプオルガンと言えば天井高くそびえる印象が強いが、ホールの規模にふさわしく「高さ8.3m、幅6.3m、奥行4m、総重量13. 5トン」と落ち着いた雰囲気。ファザードの感じが何とも優雅で、フランスの国柄を思わせる。それでも大きいことに変わりなく、パイプ数2,914本には驚いた。
 コンサートの題名は「愛の風~フランスからの贈りもの」ということで、4人の歌手による歌曲を交えて専ら「愛の唄」が演奏されたようだが、パイプオルガンから流れ出るバッハの曲は、いずれも宗教曲に聞こえた。

      
  
   

 


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