石丸元章はSPAに昔(今もか?最近SPAを読んでないからしらんが)連載していたときにたまに読んでいたので知っていたが、ジャンキー系のライター位の認識しかなかったが、あるとき彼と結婚していたOka-Changの本を読んで、それから急速に興味が高まった。
そのため、彼の著作を数冊読んでみたが、どれもかなり面白い。この人は変なことばかりやってるし、書く題材も自分が覚醒剤保持の現行犯で逮捕された顛末とか、変なものが多いが、物書きとしてはかなり誠実な人だと思う。
そこで今回のこの「平壌ハイ」北朝鮮のツアー旅行に参加した時の話を虚飾を(わざと)交えながら描いているが、書かれている内容がうそかほんとか、というか幻か、という点はどうでもよく、北朝鮮という国の持つ空気感をうまく伝えている、という点でかなり面白かった。あまりに昨今の国際社会とはかけ離れた体制化にある国家において、僕たち日本に住んでいる人たちが決して理解し得ない空気を、理解し得ないことを前提に、別に一生懸命分かろうともせず書いてあるところに共感を覚えた。
後書きだった思うが、彼が在日朝鮮人の女性に「あなたは意図的に差別的な表現を使うことで、逆に自分がリベラルであることをアピールしていて、そういうやりかたがあざとい」みたいなことを言われて、死にたいくらい自分を恥じた、みたいな話があったが、このエピソードを聞くだけで、「あー、この人はかなり誠実に物事を考える人なんだなー、そのくらい誠実だから耐え切れなくてドラッグにはまっちゃったのかなー」と思った次第。
そのため、彼の著作を数冊読んでみたが、どれもかなり面白い。この人は変なことばかりやってるし、書く題材も自分が覚醒剤保持の現行犯で逮捕された顛末とか、変なものが多いが、物書きとしてはかなり誠実な人だと思う。
そこで今回のこの「平壌ハイ」北朝鮮のツアー旅行に参加した時の話を虚飾を(わざと)交えながら描いているが、書かれている内容がうそかほんとか、というか幻か、という点はどうでもよく、北朝鮮という国の持つ空気感をうまく伝えている、という点でかなり面白かった。あまりに昨今の国際社会とはかけ離れた体制化にある国家において、僕たち日本に住んでいる人たちが決して理解し得ない空気を、理解し得ないことを前提に、別に一生懸命分かろうともせず書いてあるところに共感を覚えた。
後書きだった思うが、彼が在日朝鮮人の女性に「あなたは意図的に差別的な表現を使うことで、逆に自分がリベラルであることをアピールしていて、そういうやりかたがあざとい」みたいなことを言われて、死にたいくらい自分を恥じた、みたいな話があったが、このエピソードを聞くだけで、「あー、この人はかなり誠実に物事を考える人なんだなー、そのくらい誠実だから耐え切れなくてドラッグにはまっちゃったのかなー」と思った次第。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます