リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年8月1日 瀬戸内寂聴・私小説

2014-08-01 14:36:06 | Weblog
 初めて彼女の小説を読んでいる。面白い、と一言で言えるような内容ではないがすらすらと頭に入り次はどうなるの? と続きを読みたくなる。タイトルからして経験を基にした作品なのだろう。でもー、これはご本人には大変失礼だが彼女って恋愛向きの容貌ではないよね。なのに娘や夫を捨ててまで好きな男と一緒になるとは。どうしても想像出来ない。若い頃は綺麗な人だったの? 綺麗かどうかで恋愛の向き不向きを決めてはいけないが、どうにもピンと来ない。しかも惚れるだけではなく相手からも相当に好かれたらしい。幸せな人なのだね。娘を捨てた事を一生背負い(それは当然の事だけどね)どこかで卑屈な心も持ち合わせ苦しみながら生きている。多くの悩める人々に説法をし、癒やして来た顔は表向き。裏では自分自身の問題と闘っていたのでしょうね。最近、体調を崩されているそうで。怖いものはない、お迎えも怖くはないと仰っていたが今しばらくはお元気な姿を拝見させて欲しい。ご回復を祈ります。
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