analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

古いステサン誌 (SP/NW その1)

2021-12-31 00:05:58 | SP・NW

古いステサン誌をつらつら見直している。

NS‐1000Mの対抗馬を鳴らし合わせてるのだが、”84当時の同クラス国産スピーカーを幾つか選んでいる。

が、評価が酷い。

読んでる最中はそんなでも無いが、終わって思い返してみると「ぼろくそ」だ。

お前らドコの国の人間だ、と言いたくなる。

まあ、言わんとすることは分からんでもない。

 

気になったのでDS‐3000をAX‐1200で鳴らしてみた。

中低音・取分けチェロなんて芳しくとても良い感じなのだが、問題はバイオリンの音色だ。

キーキーとなり流麗な感じが全く無い。

これのことだな。

今は電線にバナナ端子をアンプ側だけ付けたスピーカーケーブルを使っているが、これをオーディオテクニカのAT6S33に交換してみた。

こいつも今や忘れ去られようとしている。

可愛そうなので調べてみた。

芯線はPC‐OCCとHi‐OFC。

二芯を一本に撚り合わせて一端子に繋ぐ。

内シースにはレオストマ―という素材を使っている。

レオストマ―?エラストマーの別の呼び名?なんて思ったら、ベースはエラストマーらしい。

レオストマ―は今は3Dプリンターの素材の原料になるとのこと。外シースは不明だが、多分チタンが配合してある。

予想だが、チタンの切削粉を分けてもらい、成型時に混ぜたのではないか?

配合比は解らないが。

2001年頃の発売。

価格は¥1,000/m台で当時の主力品と思われる。

何でこれを買ったか覚えてないのだが、きっとピンケーブルAT6A58のピンジャックとアートリンクシリーズで合わせたかったのかも。

テクニカらしく、薄く当たりの良い感じの評価。

 

アンプはダイレクトポジションにした。

これでもほぼ変わらない。

キーキーな感じは真空管の時でも少しある。

っとするとスピーカーか?

 

ただ、AX-1200のメインインに直接つないだら少しは変わるかな?っと

思ったが、ボリュームが無いんだよな。

 

ちょっと改良できる気がしないのだが、これを海外製のスピーカーぐらいに鳴らせたら、と思う。

 

20211128


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