先日真空管プリをAX‐1200につないでノイズを増幅させ、AX‐1200を壊してしまった。
その原因を探る。
まず、プリの出力を測定する。
何も出ない。
こういうのが苦労するんだよな。
反対のチャンネルを測った。
出力を上げていくと遅れて出力して、メーターが振り切る。
プリのLchがおかしかった。
次にU7と5687を左右で入替えた。
これで異常が出なくなった。
ソケットの接触不良か。
久しぶりにLchの電圧を測ったが問題無し。
普通ならソケット交換なんだろうけど、このソケットは高価かったんだよな。
外して整備してみよう。
ピンはねじ込みなのですぐ外れたが、ネジ山にハンダが流れてた。
これでソケットのネジをダメにしたかもしれない。
このネジはカートリッジの止めネジ用のナットでネジ山をさらった。
まあよくこんな小さいものを加工したものだ。
ただこのピンの接触部分はすぐ変形する。
ソケットに戻すと落ち着くのだが。
真空管の脚に挿してグリグリ。クリーナー吹いてエアで飛ばす。
ついでに5687の足もピカールで磨く。
これで再度測定しても異常は出なかった。
念のため再度電圧測定。Rchは整流管が弱ってるのか、電圧が上がるのに時間が掛かる。
まあ良いところに収まった。
いま、AX‐1200と161の組み合わせが良い。
これでもう少し鳴らしてから確認しよう。
20211207
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