analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリの異常を探す

2021-12-29 00:09:21 | CfD-4 (オートバランス)

先日真空管プリをAX‐1200につないでノイズを増幅させ、AX‐1200を壊してしまった。

その原因を探る。

 

 

まず、プリの出力を測定する。

何も出ない。

こういうのが苦労するんだよな。

反対のチャンネルを測った。

出力を上げていくと遅れて出力して、メーターが振り切る。

プリのLchがおかしかった。

 

次にU7と5687を左右で入替えた。

これで異常が出なくなった。

ソケットの接触不良か。

 

 

久しぶりにLchの電圧を測ったが問題無し。

 

普通ならソケット交換なんだろうけど、このソケットは高価かったんだよな。

外して整備してみよう。

ピンはねじ込みなのですぐ外れたが、ネジ山にハンダが流れてた。

これでソケットのネジをダメにしたかもしれない。

このネジはカートリッジの止めネジ用のナットでネジ山をさらった。

まあよくこんな小さいものを加工したものだ。

ただこのピンの接触部分はすぐ変形する。

ソケットに戻すと落ち着くのだが。

真空管の脚に挿してグリグリ。クリーナー吹いてエアで飛ばす。

ついでに5687の足もピカールで磨く。

これで再度測定しても異常は出なかった。

念のため再度電圧測定。Rchは整流管が弱ってるのか、電圧が上がるのに時間が掛かる。

まあ良いところに収まった。

 

いま、AX‐1200と161の組み合わせが良い。

これでもう少し鳴らしてから確認しよう

 

20211207


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