やっちまった。
真空管プリと真空管パワーを繋いでノイズが増える。
折角の電力伝送、プリとパワーを離してみるか、と思った。
どうせならとパワーをAX‐1200にした。
真空管プリは最近電源投入直後、バリッ、バリッ、っとノイズが出る。
これをAX‐1200にブッ込んでしまった。
照明が一瞬暗くなった。
音が出なくなった。
ヒューズならいいなぁ、っと思ったが、この機種ヒューズが無いみたい。
回路図も見当たらない。
終わったか。
もう一機のAX‐1200を持ってきた。
今度はプリを十分暖めてから音出しした。
今度は問題無い。
スピーカユニットも飛んでないようだ。
真空管プリと半導体パワーの組み合わせは久しぶりだ。
30年前、これをやって上手く行かなかった。
低域が無くなりこじんまり。
高インピーダンスの真空管プリと低インピーダンスの半導体パワーは相性が悪いと。
身をもって知ったので、それ以降はやらなかった。
これが今回打ち砕かれた。
基本は半導体の音なのだが、ほんのり音色が乗っている。
そしてうわっと広がった。
やっぱ半導体も良いな、なんて思ってしまう。
今までの認識は間違ってた。
まあでも冷静に聴くと、なんかちぐはぐなんだな。
半人半妖、では無いが、なんか混ざり物が有る。
メインスピーカーを真空管、サブウーファーを半導体にした時の異物感を思い出した。
何にも先入観なしに聞くと、「これは・・・」なんて思ってしまうかもしれないが、なんか変なんだ。
ハイブリッドアンプってこういう音がするんだと思う。
私には向かないな。
おっと忘れるとこだった。
今回これをやったもう一つの狙いは、プリのOPTへの影響だ。
パワーのIPTと組合わせるとノイズが増える気がしたので、パワーと離しついでにIPTの無いパワーにしてみた。
ノイズは変わらない。
何なら増えたかもしれない。
これを確認して思った。
プリのノイズを減らすのが先だ。
今思ってるのが、真空管の不良。ソケットの接触不良。
もしかしてコンデンサーの容量抜け?
Rchだけなんだよな。
20211126
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