analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

NS690Ⅲその2

2014-01-13 00:00:45 | NS‐690Ⅲ

二代目は会社の人の物を頂いてきた。その為今回は全くの手入れなし。だったが2年ほど前、自分でエッジ交換と、アッテネーターの掃除のみ行う。このスピーカーはアンプの選り好みが酷い。一番鳴ったのは同メーカーのヤマハAX-1200。鳴りきったという満足感がある。そして今は無き同C-4&B-4。C-4はなぜこれにしたか良く覚えてないが、多分手頃な値段で有ったから。移転してしまったが精進商会で購入。その後、友人にヤフオクでB-4を落としてもらったが、触れないほど熱くなり使うのをやめた。音は良さそうな気配が有ったので、今度はハイファイ堂秋葉原店で購入。迫力は少ないが、ヤマハらしい音で鳴ってたと思う。アキュフェーズE305、サンスイAUα907i他もろもろとも組み合わせたがイマイチだった。

ここで偶然見つけたセッティング方法を。一枚板に左右スピーカーを乗せる。左右が干渉しそうでいけないと思うが、スピーカーの立ち位置が決まるのか、音が生きてくる。高さ前後が揃うというのも有ると思うが、スピーカーより放射する音の角度が一致するのかと思う。当時は2mの一枚板なんて入手不可だったのでNSでしかやらなかったが、メインを超えてしまっていた。

このスピーカーでSX511に対抗するのは無意味な事と思う。ほっこり、というか、エネルギッシュな迫力(ある程度は出る)というより独特の中音で鳴らすものと思う。その、ヤマハ独特の個性により同メーカー以外では良い音では鳴らないと思う。

しかしヤマハというメーカー、商品を纏めるというのが非常に優れていると思う。一番、というのを狙うでなく、その個性の表現の仕方。

20年後、サスガ、と思われるような音で鳴らしてたい。


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