プリかパワーのトランスに終端抵抗を使うと低域特性が悪くなる。
なんでだ?
終端抵抗を外して似たようなインピーダンスになるようにしたが、F特がやっぱりよくない。
上図は前回の物だが、この定数は今まで何回もやってきたものに近い。
っとすると他の不具合か?
パワーの初段12AX7の、邪魔なプレート抵抗を外してグリッド抵抗を付け直した。
終端抵抗を外すために100kにしたものを7.5kへ。
これで再度F特を測定したらなんと下が伸びた。
下グラフ赤線。
低域の悪い緑線は同じ定数で前回測ったもの。
低域の良い青線はずっと前に測ったRgが3k、終端抵抗無し、の時の物。
多分今回の赤線が正しいと思う。緑線は何か不具合が有った?
これで更にプリのOPTに680Ωの終端抵抗を付け、パワーのRgを100kに戻してF特を測定してみたが、上グラフの緑線のように低域が戻ってしまった。
試しにRgを100kから75kに下げてみたがほとんど変わらなかった。
(インピーダンスを揃えるために終端抵抗は少し上げている)
続く
20230824