analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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気になってた事を確認する

2023-08-28 00:03:18 | アンプ

終端抵抗は一旦離れてみようと思う。

抵抗を外す前にやっておくことが有る。

分圧がどうのっていうやつ。

 

 

 

 

分圧っていうと下図のイメージ。

二つの600Ω抵抗が有って、パワーに行く電流ってどんな感じ?イメージわかない。

これを少し詰めていく。

 

 

まず、電流を測ってみる。

出力トランスの二次側出力の手前に終端抵抗680Ωを付け、その両端に電流計、負荷として600Ω抵抗を出力に繋ぐ。この抵抗の両端の電圧を1Vとしこれを基準電圧とする。

これで電流を読んだものが下図。

終端抵抗の入口電流は1.32mA,出口が1。42mAとなった。

出力電流は出力電圧1Vを負荷抵抗600Ωで割った値の1.67mA

入口がなんで低い電流なのか?出力に電流を持ってかれたので下がったのか?っと思ったが、DMMを入替えたら電流値も入れ替わった。

抵抗入口のDMMは通常の物、出口はRMSの物。

実効値なら平方根掛けてやれば良いのか?

1.32V×1.41=1.8・・・

これは違うな。DMMの誤差かな。

 

 

次に終端抵抗を外して見た。

出力電圧が1.5倍になった。

入力電圧は変えてないので終端抵抗に流れてた分の電流が出力に行ったのか?

1.5V÷600Ωで2.5mA。

終端抵抗が有った時の値は、終端抵抗の電流1.42mA、出力の電流は1.67mA。足して3.09mA。2.5mAになるのかと思ったがちと違うな。

 

この終端抵抗と負荷抵抗の電流によって発生した電圧が分圧、になるのかな。

でも終端抵抗も負荷抵抗も同じ1Vなんだよな。

分流なんじゃないのか?

 

電力で考えてみると終端抵抗有りの時は、終端抵抗の電力は1.47mW

負荷抵抗は1.67mW、足して3.14mW。

 

終端抵抗無しの時は3.75mW。3.14mWと同じとなると思うのだが・・・。

分圧とは終端抵抗と負荷抵抗で分けたモノ、としておくか。

(確信は無いです)

 

20230826

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