プリにLL1689、パワーにA‐8713を繋いだらパワーの初段Rgがでかくなりすぎた。
でかい、ってことはパワーのIPTの巻線比が大きすぎるってことだ。
ん?プリのOPT(LL1689)の巻線比が小さいのか?
ここでやっとTSMが使えそうだ。
計算ではRgが3.7kで少し低いが良い感じかも。
ここはF特を測らないでいきなり調整してみた。
プリの5687の負荷が7k弱になるようパワーの初段Rgの代わりに付けた可変抵抗器を調整してみた。
結果は何と1.07kΩ。ややっ、思ったより低いな。
12AY7の最低グリッド抵抗って幾らなの?検索したが出てこなかった。
ので取り合えず音出ししてみる。
結果は残念。
低音は痩せてしまい音に力が無くなった。音量も小さい。
何より破綻しそうな怖い感じがする。なんか神経質っぽい。
パワーのRgが低すぎなので気になって聴く気にならない。
アモルファスコアの特徴も感じられない。
一番期待したのだが残念ながらボツだ。
念のためF特を測ってみたらあまり良くなかった。
下グラフ低域が真ん中の青線。
負荷を下げてもインダクタンスが少ないから低域が伸びないのかな?
20230520