それでは音量を上げて聴いてみる。
シュアのTYPEⅣを使った。私のMMのエース機。
低域もまず出てるしこんなもんか。
以前の方が満足感が有ったような気がするが、いろいろ聴いてると基準が分からなくなってくるんだ、私の耳(記憶)は。
LPを5~6枚立て続けに聴いた。
プリの調整は上手く行ったと思う。
CDを掛けてみた。
どわっと広がった。
なんじゃこりゃ。CDは物凄く良く鳴っている。
ってことはフォノイコがおかしい。
すぐに思いついた。
入力抵抗だ。
マイソニックの昇圧トランスのターミネート抵抗をフォノイコに移植してた。
黄色丸内の緑色の抵抗。
これを付けて負荷抵抗が13kΩとなっている。
これを外して47kに戻した。
(後日間違いに気が付きます)
これだ。来た。
これを聴くと前は息苦しいような感じだった。
何のストレスもなく音が出てる。
この抵抗を付けた当初は音はそんなに変わらなかったんだけどな。
そんなに爆音ではないのに以前のような「もっと。もっと」と音量を上げたくなる欲求が無い。
これならCDもLPもそん色ない。
やっと決まったか。
トランスの単体測定を始めて一か月。
ここまでしないとならないのか?
でも要領を得たのでこの先はそんなに手間もかからないだろう。
まだ調整するのかな?
20230604