プリの出力管5687にOPTがNP‐126、パワーにはIPTにA‐8713、初段12AY7のグリッド抵抗は3.7kΩ。
音のバランスは過去一番だ。
調整は上手く行った。
しかし、音量がもう少し欲しい。
ボリュームを上げればよいがすでに13時まで回している。
浴びるような爆音までもう一声ほしい。
現在でも十分な音量だが。
音量が欲しい?
音が薄くないか?
疑心暗鬼になる。
そこでトランジスタのプリメインアンプ、ソニーTA‐FA7ESで鳴らしてみた。
なんと、そん色ないばかりか、真空管の方が勝っている?
私の耳というか、音の記憶なんて当てにならんな。
プリの真空管をECC88に戻してみる。
マイナス電源を両波倍電圧にし、整流ダイオードにショットキーを使った。
ECC88のEpは180V、Ipは6.5mA、Ekは3V程になった。
調整がなかなか上手く行かなかったが何とか収めた。
気になる音量は?
ほんの少し上がった。
っと思う。
良くわからん。っというのは5687の時ゲインがプリ単体で15dB、今回は13dBと下がってしまったからだ。
記憶では5687では11dBほどだったのでなんかのミスと思っている。
それよりも“音”。
5687に比べて薄いのは有るが、シャリシャリというかパサパサというか、そんな感じが無くなった。
マイナス電源の整流にショットキーバリヤダイオードを使ったからか。
まあもう少し濃い音が良いが、悪くは無い。
しばらく鳴らしておこう。
20230530