多分行くとこまで行ったと思うので、ここで自分のシステムの音の感じを記録しておこう。
まあ、一言で、「薄い」。
けど、濃い音ってナンだ?
有名な「署名」スピーカーもJBLも薄いかな。
ハイもローもちょん切った、ラジオの音か?
そう考えるとこれも普通なのか?
ここで僭越ながらYOUTUBEで聴いたATC150SLPTの音の感想を述べてみる。
まず楽器一個一個が浮き上がる。
低音が多彩。
ソフトドーム特有の音色が感じられる。
まあいろいろあるが、動画よりの聴いた感じはこうなる。
対してうちのシステムは楽器が浮き上がらず、ステージを遠くから見てる感じ。
絵画的?
ATCを聴いて、ヤマハのソフトドームに通ずるものがあると思った。対してダイヤトーンのそれはハードドームの音色がある。パンっと張ったような、センモニの系統のような・・・
低音はドンドンだけの単調。けどヤマハのNS‐690Ⅲよりは多彩と思ったのだが。
「桁違い」というのを身をもって感じた。
こう書くとなんかいまいち、のような感じだが、中音の解像度が過去一だと思う。
プリの単段増幅、これを生かそうとやってきたようなもんだ。
古いレコードは古臭い音で、新しいレコードは高純度な音で・・・
そう思ってたが、古いレコードも新しいヤツも、ある一定なレベルで鳴る。
低音はミューラード型だった時の方が出てた。抜けは良くなかったが。
透明感は今の回路を作りたての頃の方が有った。まあ低音は無かったが
今の音は傑出したものは無いと思う。
けど中音の無機質感が無い。それでこの帯域バランス・抜け。
これが良い音か?
まあいい音には違いないが・・・
オーディオ的には面白くない?
いずれは自分の音を作る。そのためにまっとうなアンプを作る。
そう思ってきたが、今の音は有る意味終着。
もっと後かと思ってたが。
俺からは音をいじっていこう。
でも、良い音だ。
20230604