analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

真空管か?

2019-02-13 00:00:06 | 真空管

ちょっと待て。

真空管周りのみだがほぼ設計通りの抵抗値なのだが、なぜかEL34PPmonoのプレート損失が超えてしまう。

真空管の内部抵抗おかしくね?

そか、ほかの真空管を使ってみよう。まずは再生産のミューラード。箱には新とメモが書いてある。

ワンペアダメにして、もうワンペア買ったんだっけかな?

チョーク入口電流が125mA、出力管カソード電圧29.05V、プレート電圧422V。プレート損失24.5W。

 

次にエレクトロハーモニクスの6CA7。EL34ではないので太管だ。間違えて買ってしまったものだ。

チョーク入口電流が125mA、出力管カソード電圧32.38V、プレート電圧422V、プレート損失26.3W

 

もういっちょ。中古の方のミューラード。

チョーク入口電流が122.3mA、出力管カソード電圧28.48V、プレート電圧425V、プレート損失24.2W

 

 

なんてこった。真空管、それもメーカーによって違うんじゃん。しかも私が数ペア持ってるエレハモは内部抵抗が低いのか、EL34も6CA7もオーバーしてしまう。ミューラードは大丈夫。

 

 

どうしよう。今、ミューラードの真空管って手に入んのか?ってか、手持ちはどうする?

 

 

参考に電圧増幅段と位相反転段、出力段の電流を測ってみた。チョークの出口なので、配線を一旦外した。

電圧増幅段・位相反転段(ミニチュア管):8.9mA(うへっ小さい)

出力管(5極菅):128.5mA(こんなもんか)

計137.4mA。(カソード電圧測定値より算出129mA)

前回この真空管でこの回路で電流値を計ったときの電流値144mA(チョーク入口)。

差が6.6mA。(約5%)。もしかしたらチョークの前と後ろなので、少し消費してるのか?

まあ、逆でないだけ良いか。

 

そこまでシビアな訳ではないが、ビミョーに電圧と電流が合わない。なんでだろう?この辺ばっちり決まると解析もしやすいのかも?なんて期待する。でも電流を測り始めて実感が沸き、回路の理解が深まった。

うれしいことよ。

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