analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono 調整28 プレート損失調整。

2019-02-12 00:00:51 | MfD‐4 (Mullard)

調整を続ける。

もう少し電圧を下げようということで、電源ドロップ抵抗を30Ωから50Ωにした。この30Ωというのはドロップ抵抗を外す前の抵抗値だ。順番で言うと、75Ω→50Ω→30Ω→無し→50Ωだ。

個々の電圧を下げると初段、位相反転段の電圧が下がるのは目に見えてるので、初段、位相反転段の電圧ドロップ抵抗を変えた。どうせ調整なんだし、また換えるかもしれないこと、外すのがめんどくさいため、一緒に買った600Ωをパラに追加して300Ωになるようにした。あと出力管のカソード抵抗を470Ωから500Ωにした。

Rchのみだが、電圧測定結果はいまいちだ。

測定結果から計算してみると、プレート損失は25.9W。ちょっと超えている。が、この値は今回プレート損失を調整するまで、今まで長く使ってきた値なんだな。超えた0.9Wは誤差か?しかしプレート損失をこれ以上下げるのは、設計より下げるようになる。ん?おかしくないか?各抵抗は設計値なのにプレート損失が超えるなんて、設計値がそもそもおかしいのか?

プレート損失の設計値は、出力管カソード抵抗が500Ω相当で電圧30V(プッシュのみ)。これにより電流は0.06A。プレート電圧が401Vより、0.06A×401V=24.06W。フムフム。超えては無いんだな。

だとすると私のは32V÷500Ω=0.064mAで0.064×404V=25.9Wとなる。カソードの電圧が少し高く、電流が少し多いのだ。

もしかしたら電流に交流分が入ってるからか?分からんけど。

うーん難しいが、もう少し考えてみよう。

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