読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

第52回福山音楽祭府中エリア特別演奏会 木村紗綾ヴァイオリンリサイタル

2021-11-28 18:11:25 | コンサート、演奏会


(トークで談笑するヴァイオリンの木村紗綾さんと、ピアノ伴奏の谷崎友美さん)

11月21日、広島県府中市の府中クラシックハウスで木村紗綾さんヴァイオリンリサイタルを聴きました。
府中市は広島県の中でもかなり東部に位置し、もう少し東に行くと岡山県との県境になります。
私の住む山口県から行くには何時間もかかりますが、日程も大丈夫だったので行ってみようと思いました。
リサイタル(コンサート全編に渡って主役)でもあり、初めて訪れる場所でどんな演奏が聴けるのかとても楽しみでした



1. クライスラー:美しきロスマリン



とても軽やかで伸びやかで、スキップしているかのような音色でした。
コンサート1曲目の観客への挨拶代わりにピッタリの曲だと思います




1曲目終了後のトークで、今日は紅葉を見ながら府中クラシックハウスまで来たと言っていました。
2~3曲目は連続で弾き、2曲目についてチェコは「弦の国」と呼ばれていてそれを楽しめる曲とのことでした。



2. ドヴォルザーク:ユーモレスク



ゆったり軽やかに始まりました。
やがて曲調が変わり、少し寂しげな雰囲気になり、さらに迫力と情熱が出て行きました。



3. ドヴォルザーク=クライスラー:スラブ舞曲 ホ短調 Op.72-2



悲しい雰囲気とともに、迫力が凄かったです。
途中から雄大さも感じました。
ピアノの演奏も良くて、音がコロコロとして光の玉が揺らめいているかのようでした




4曲目は木村紗綾さんが在住されているチェコの土の香りや田舎っぽさが表現されていると言っていました。



4. ドヴォルザーク:マズルカ Op.49



ダイナミックに始まり、ヴァイオリンは力強く短い間隔で音を刻んでいました。
ピアノの演奏もかなり良かったです。
ヴァイオリンの音色に安らぎがあり、「ドシラソー」のように音階が下がる演奏が何度も登場してその雰囲気が良かったです
終盤はその音色をピアノが演奏してヴァイオリンが支える場面もありました。
最後は大迫力で終わりました。




5曲目は日本語にすると「伝説曲」と紹介がありました。
伝説曲と聞いて過去に聴いたことがあったのを思い出しました。



5. ヴィエニアフスキー:レジェンド Op.17



ピアノで始まり不気味な雰囲気でした。
ヴァイオリンも入り、そちらも不気味で伝説には不穏さもあるのだなというのがよく分かる音色です。
やがて安らぎも感じるようになり、音色が良いなと思いました。




6曲目はリストのピアノの曲をパガニーニがヴァイオリン用にしたと紹介がありました。



6. パガニーニ=クライスラー:ラ・カンパネラ



ヴァイオリンの切れが良く、さらに音を震わせながら演奏していたのがとても印象的でした。
ピアノがソロで主題(クラシック音楽で楽章の中心となる旋律)を演奏して、そちらもかなり良かったです。
ヴァイオリンの音色が多彩でスピードも凄く、最後も大迫力で終わりました




7曲目のピアノソロに向けて谷崎友美さんのトークがあり、クリスマスも近いので「樅(もみ)の木」を選曲したとのことでした。



7. シベリウス:樅の木(ピアノソロ)



ゆったりと始まり、少し悲しそうな雰囲気でした。
やがて重厚さが出てきて、さらにロマンチックさも出て、良い雰囲気でクリスマスにピッタリだなと思いました




来年3月に予定しているコンサートでは、皆さんが聴きたい曲を募集していると言っていました。
「この曲にこういうエピソードがある」と添えて欲しいとのことで、演奏者が好きな曲を演奏する通常のコンサートと趣きが変わっていて面白そうだなと思います



8. ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14



ゆったりとした始まりで、もの悲しさがありました。
そのまましばらくゆったりとした演奏が続き、低音が多い特徴がありました。
ゆったりなまま高音になり、さらに音の迫力も上がって重厚感が出ていました。
そしてピアノの音がとてもしっとりとしていて甘い雰囲気だなと思いました




9曲目は超絶技巧の曲とのことで、左手も右手も駆使して演奏すると言っていました。



9. ワックスマン:カルメン幻想曲





ピアノで始まり、速くて楽しい雰囲気でした。
ヴァイオリンのソロになり、凄く速い刻み音を出していました。
2人でミステリアスに、今度はゆったりに、そして情熱的にと、次々雰囲気を変えながら演奏して行きました。
ヴァイオリンの高速ピッチカート(指で弦をポロンポロンと弾く演奏)もあり、その切れが良かったです
終盤はかなり激しい演奏になり技も凄かったです



アンコール/モンティ:チャルダッシュ



ピアノで始まり、次いでヴァイオリンも入って行きました。
段々音が大きくなって重厚感が出て、そこから一気にスピードが上がります。
ヴァイオリンの表現が素晴らしく、とても速い演奏の中で音を弱めた場面があり、唐突に訪れたそっと添えるような音に強烈に引かれました。
ゆったりとした雰囲気になり、ピアノが夢の中のような幻想的な音色でポロンポロンと演奏していたのも良かったです





アンコールで終わったかと思ったリサイタルが、何とクラシックハウス創設者で司会の森山勝利さんの無茶振りで、もう一度木村紗綾さん登場となりました。



バッハの「G線上のアリア」を演奏してくださり、無茶振りにも対応出来るのがさすが演奏家と思いました
とても穏やかな演奏でコンサートの余韻にピッタリでした。


福山音楽祭の府中エリア特別演奏会ヴァイオリンリサイタル、とても楽しませて頂きました。
このリサイタルは曲数も多く、様々な雰囲気の曲の演奏を聴いているとクラシック音楽の多彩さ、奥の深さを改めて感じます。
木村紗綾さんは非常に「切れ」の鋭い演奏をされるので、近い距離で聴くとその鋭さがより分かります
チェコと日本で活動しておられ、日本でコンサートに出演したり主催することもよくあるので、またぜひ聴きに行きたいと思います



木村紗綾さん出演のコンサート、演奏会
威風堂々クラシック in Hiroshima 2018
威風堂々クラシック in Hiroshima 2019
安田女子中学高等学校 第8回復興支援チャリティーコンサート
一楽章f未完成 Violin & Cello Duo Concert
木村紗綾さん ヴァイオリン・サマーコンサート
ひろしま美術館 ミュージアムコンサート(出演:木村紗綾)
CHRISTMAS IN PEACE CONCERT 2019
新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第54回広島
木村紗綾さんオンラインヴァイオリンリサイタル ~クラシックで満ち満ちて~
広島プレミアムコンサート~海外から凱旋した広島のアーティスト達
アンサンブル・プリエール 第1回演奏会 ~広島ゆかりの若手演奏家が紡ぐアンサンブルの調べ~
音のマリアージュ Vol.1 ~あなたが決める名曲コンサート~


※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進正裕×勝山由唯デュオリサイタル

2021-11-22 17:42:22 | コンサート、演奏会


(演奏の合間にトークをする進正裕さんと勝山由唯さん)

11月20日、広島県廿日市市のはつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ小ホールで行われた「進正裕×勝山由唯デュオリサイタル」を聴きました。
進正裕さんはサクソフォン奏者、勝山由唯さんはピアノ奏者で、私は進正裕さんの演奏をエリザベト音楽大学に在籍されていた頃から何度か聴いたことがあり、とても上手いサクソフォン奏者なのでリサイタルをされるならぜひ聴きに行こうと思いました。
2人はともに神奈川県の昭和音楽大学大学院にて学び、アンサンブルを結成して活動しておられます。
リサイタルは11月20日が勝山由唯さんの出身地の広島開催、11月23日が進正裕さんの出身地の島根開催で、地元に凱旋してのリサイタルということでどんな演奏になるのかとても楽しみでした



------------------------------
演奏者メッセージ

本日は、進正裕×勝山由唯デュオリサイタルにご来場頂き、誠にありがとうございます。
出身地である広島・島根でのリサイタルは、私たちにとって、いつか実現させたい目標でした。
本日、このようにして開催できましたことを、心から感謝申し上げますとともに、クラシック音楽をより身近に感じ楽しんでいただけますと幸いです。
今回演奏させていただきますのはドイツ語圏の室内楽作品で、元々はヴァイオリンやヴィオラなど、他楽器の為に書かれた作品です。
本日はサクソフォンとピアノのデュオでお届けいたします。
古典派ーロマン派ー近現代と、時代様式の異なる4人の作曲家の素敵な作品を、どうぞご堪能下さい。
進正裕・勝山由唯

------------------------------



1. W.A.モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ K.301



(演奏前にチューニング(音合わせ)をする時の場面。一番高い音の出るソプラノサクソフォンを使用しています)

一楽章
とても陽気な始まりで心が弾みました
サクソフォンの音がとてもよく響いているのが分かりました。
こちらの席までそれなりに距離がありましたが、音が空間を伝わって身体に染み込んで来るかのようでした。
ピアノもとても良く、軽やかに颯爽と流れるようでした。
サクソフォンとピアノの息がよく合っていて、2人とも楽しそうなのが印象的でした。


二楽章
こちらも軽やかに始まりました。
そこからややゆったりとし、少し叙情的な響きになりました。
それがとても伸びやかで雄大に聴こえたのが印象的でした
最後は再び軽やかになって終わりました。



2. J.ブラームス/クラリネット・ソナタ Op.120-2

一楽章
この曲はアルトサクソフォンで演奏し、雄大に伸びやかに始まりました。
一気に迫力が出て、ピアノが力強かったです。
ピアノの支え方が上手いなと思い、とても一体感のある支え方でピタリと寄り添っていました。
サクソフォンとピアノの掛け合いが続いてから、迫力のある演奏に変わりました。
その後ゆったりな雰囲気になってから再び大迫力になっていて、曲調の変化の激しさが印象的でした。


二楽章
速く、力強く、ドラマチックに始まりました。
サクソフォン中心での演奏から、ピアノ中心に変わって直前のサクソフォン演奏に「ふし」を付けるような、掛け合いの演奏が何度か続きました。
一瞬演奏が止まってからピアノの独奏になり、ゆったりとして少し悲しげで、安らぐ音色でした。
サクソフォンも入り、こちらも伸びやかで少し悲しそうでした。
サクソフォンが演奏し、ピアノが大迫力で掛け合う演奏が何度か続いて二楽章が終わりました。


三楽章
ゆったりと始まり、ここでもサクソフォン中心の演奏の後にピアノが「ふし」を付けるような掛け合いの演奏がありました。
ややミステリアスでゆったりな演奏になり、やはりサクソフォン中心の演奏の後にピアノが「ふし」をつけていて、全楽章を通して掛け合いが印象的な曲でした。
三楽章ではサクソフォンの音の響きがフワッと空間を浮遊しているように感じ、フワフワとした音の響きが良かったです。
ピアノも強弱の付け方が上手く、さらにそのタッチがとても柔らかかったです。
一気にサクソフォンもピアノも速くて力強い演奏になり、最後も力強く終わりました。



3. R.シューマン/アダージョとアレグロ Op.70



(演奏直前の場面。吹く部分側のカーブが丸形のテナーサクソフォンを持っています。勝山由唯さんは赤いドレスに衣装替えしました)

一楽章
2人でゆったりと演奏を始めました。
安らぐ音色で、ピアノの響きが優しかったです。
そのままゆったりとした優しい雰囲気が続いて行きました。

二楽章
第一楽章から間を置かずに一気にスピードが上がりました。
音色に迫力も出て、曲名のとおりアダージョ(ゆっくり)からアレグロ(急速に)への急激な変化が印象的でした。
一楽章から間を置かないことで、聴いていると突然の変化に驚きます。
最後は再びゆったりとした雰囲気になり、甘い響きの音色でロマンチックだなと思いました
またこの曲でもサクソフォンとピアノの息がとてもよく合っていて、良いアンサンブルだと思いました。



4. R.シューマン/3つのロマンス Op.94

勝山由唯さんがトークで、ブラームスとシューマンには繋がりがあると言っていました。
シューマンの精神状態が落ち込んだ時、ブラームスがシューマンの一家を支えていたとのことで、音楽家同士にそんな繋がりがあるとは興味深かったです。

一楽章
ソプラノサクソフォンで演奏し、2人で悲しそうな音色で演奏を始めました。
ピアノの音色に少し安らぎも感じるなと思いました。
最後も寂し気に終わりました。

二楽章
ゆったりと穏やかな音色で始まりました。
そこから2人の音色に安らぎが現れて行きました。
速く力強くなってから、再び冒頭の音色になりました。

三楽章
少し悲しそうに始まりました。
サクソフォンの悲しそうな演奏にピアノが穏やかにロマンチックに「ふし」を付ける掛け合いの演奏が何度か続きました。
両方合わせての音色がとても甘くロマンチックで、シューマンが妻クララ・シューマンへのクリスマスプレゼントとして作った曲というのがよく分かりました。



5. P.ヒンデミット/ヴィオラ・ソナタ Op.11-4



(トーク中の場面。アルトサクソフォンに持ち替えています)

進正裕さんのトークで、ヒンデミットは近現代の人で世界大戦の時に作品が弾圧を受けていたと言っていました。
そしてヴィオラソナタが広まったのを機に、ヒンデミットの曲は意外と良いじゃないかと世の中に受け入れられるようになったとのことです。
勝山由唯さんはヒンデミットの曲について、難しいイメージがあったが意外と分かりやすいと言っていました。

一楽章
三楽章までありますが途中で間を置かずに最後まで演奏して行きました。
ゆったりとして伸びの良い、安らぐ音色で始まりました。
サクソフォンの演奏がやや力強くなった時、ピアノの寄り添いの音がきらめいていました。
ゆったりとした演奏が続いて一楽章は終わります。

二楽章
ややミステリアスでゆったりとした雰囲気で始まりました。
ピアノが目立つ場面があり、音がキラキラときらめいてまるで宝石のようでした
音色がゆったり、ミステリアス、力強さ、リズミカルさ、スピーディと、次々変わって行って面白い曲調だと思いました。

三楽章
ピアノがゆったりと、甘くドラマチックに演奏しているところにサクソフォンも入って行きます。
ドラマチックさとともに気高さも感じる音色でした。
ヒンデミットはロマン派音楽(シューマン、ブラームス、ショパンなどが活躍していた時代の音楽)からの脱却を目指していたとのことで、この曲はそれを強く感じ、ロマン派的な「型」を感じない曲調でした。
進正裕さんがトークで言っていたとおり、「一本の映画でも観ているような曲」だと思いました。
終盤は物凄い力強さの演奏の後、突然リズミカルになったと思ったら、また力強くなって音の迫力の凄さに圧倒されました



アンコール
W.A.モーツァルト/トルコ行進曲(ジャズバージョン)

進正裕さんが「カーテンコールありがとうございます」と言った時に、息が上がっていたのが印象的でした。
演奏が大変そうな曲が揃っていたので体力的にもきつかったと思います。
勝山由唯さんは「夜遅い時間に、このような重々のプログラムで、演奏するほうも聴くほうも大変」と言っていました。
私も5曲目を聴いていた時に疲れを感じましたが、素晴らしい音色を聴いてのものなので満足感がありました




また新型コロナウィルスについて、進正裕さんは「この2年近く、コロナ禍での演奏活動は苦労している」と言っていました。
勝山由唯さんは「本当に開催出来るのか不安もあった」とも言っていました。
状況によっては開催出来るとは限らず演奏者にとって死活問題だと思うので、1日も早く安心して開催出来る日が来てほしいです。

演奏はとてつもない速さで始まりました。
今までに聴いたことがないくらい速い演奏で、その速さがずっと続き、風が颯爽と吹き抜けていくかのようでした。


初めて聴いた進正裕さんと勝山由唯さんによるデュオリサイタル、素晴らしかったです
2人とも抜群に上手く、さらに息もピタリと合っているので流れて来る音色に強烈に引き込まれました。
それぞれがそれぞれと呼応するような演奏はコンビネーションで生まれる音色の良さを感じさせ、音楽の新たな魅力を知りました。
またぜひこの2人のデュオを聴いてみたいです



------------------------------
演奏者プロフィール

進正裕

島根県浜田市出身。
エリザベト音楽大学演奏学科管弦打楽器サクソフォン専攻を卒業。
昭和音楽大学大学院修士課程音楽芸術表現専攻サクソフォンを修了。
第21回大阪国際音楽コンクール木管楽器Age-U部門において第1位を受賞。
第30回日本クラシック音楽コンクールサクソフォーン部門大学の部において第2位(最高位)を受賞。
第1回東京国際管楽器コンクール木管ソロ部門において第3位を受賞。
その他、多数受賞。
2020新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズ第60回にて、広島交響楽団とH.トマジ作曲/サクソフォン協奏曲を共演。
第16回サクソフォーン新人演奏会、第35回ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。
オーティス・マーフィー、ジェローム・ララン、ニキータ・ズィミンのマスタークラスを受講。
サクソフォンを有村純親、大森義基、正田桂悟の各氏に、室内楽を赤坂達三、小山弦太郎、宗貞啓二の各氏に、即興演奏を平野公崇氏に師事。



勝山由唯

広島県広島市出身。
東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程音楽専攻を卒業。
昭和音楽大学大学院修士課程音楽芸術表現専攻ピアノを修了。
第11回フレッシュ横浜音楽コンクール第1位及び審査員特別賞を受賞。
第12回ベーテン音楽コンクールバロック部門第3位を受賞。
ヨーゼフ・ディヒラーコンクール(オーストリア)第2位を受賞。
その他、多数受賞。
大学在学中、東京学芸大学学長より学長賞を2度授与される。
また大学院修了時には、日本学生支援機構より「特に優れた業績による奨学金返還免除生」に認定される。
ウィーン国立音楽大学夏期セミナーにて学費免除の助成を受け、Alexander Rossler氏のレッスンを受講、ディプロマ取得。
第40回広島市新人演奏会出演。
被爆ピアノ演奏会「これからも記憶を継ぐ」出演、被爆慰霊碑前にて演奏。
これまでにピアノを大下祐子、川島浩一、三上恭子、米田栄子、椎野伸一、三井美奈子の各氏に師事。
室内楽を渡辺麻里氏に師事。
伴奏法を高島理佐、平島誠也の各氏に師事。



進正裕×勝山由唯 デュオ

共に昭和音楽大学大学院にて学び、室内楽でアンサンブルを結成。
ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクールin Tokyo 2021特別賞、昭和音楽大学アンサンブルコンクール特別賞受賞。
2022年2月にYAMAHA銀座サロンホールにてリサイタルの開催が決定。
------------------------------



進正裕さん出演のコンサート、演奏会
エリザベト音楽大学 Autumn Concert
エリザベト音楽大学 「Trio Riviere ~トリオ リヴィエール~」コンサート
エリザベト音楽大学 サクソフォンラージアンサンブル 第22回定期演奏会
エリザベト音楽大学 2018年度卒業演奏会
新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第60回広島


※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンサート、演奏会記事一覧

2021-11-07 06:48:50 | コンサート、演奏会記事一覧


2007年からブログを書いてきた中で、柱になるカテゴリーが3つ欲しいと思いました。
一つは小説などの感想記事、もう一つは景色の写真などによるフォトギャラリーになりましたが、最後の一つがなかなか決まりませんでした。
やがて2018年の秋からクラシック系のコンサートや演奏会をよく聴くようになり、感想記事を書いていくうちに、これこそが最後の一つだと気付きました。
最後の一つがクラシック系のコンサートや演奏会の感想記事になるとは、昔は思いもしませんでした。
時間はかかりましたがついに3つ揃ったことを感慨深く思います。
「コンサート、演奏会記事一覧」では、過去に書いたコンサートや演奏会の記事を「オーケストラ」、「アンサンブル(少人数編成)」、「歌唱、合唱」に分けているので、どういった演奏がされるのかや雰囲気が知りたい時などに気軽に参考にしてください


-----オーケストラ-----
エリザベト音楽大学 フルートオーケストラ 第30回記念演奏会
エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会
エリザベト音楽大学 サクソフォンラージアンサンブル 第22回定期演奏会
エリザベト音楽大学 サクソフォンラージアンサンブル 第23回定期演奏会
エリザベト音楽大学 ザ・シンフォニック・エンターテインメント

威風堂々クラシック in Hiroshimaコンサート
威風堂々クラシック in Hiroshima 2019

広島プロミシングコンサート2018
広島プロミシングコンサート2020
安田女子中学高等学校 第8回復興支援チャリティーコンサート

新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第54回広島
新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第60回広島

第九ひろしま2021  Freude(フロイデ)コンサート



-----アンサンブル-----
エリザベト音楽大学 Autumn Concert
エリザベト音楽大学 院生アンサンブル「ライツェント・グランツ」
エリザベト音楽大学 創立70周年記念演奏会
エリザベト音楽大学 「Trio Riviere ~トリオ リヴィエール~」コンサート
エリザベト音楽大学 大学祭
エリザベト音楽大学 大学祭2019
エリザベト音楽大学、広島大学 JOINT CONCERT ~大学院修了前のフルート専攻生3人による~
エリザベト音楽大学、広島大学 「Ensemble PAZZO 2nd season」コンサート
エリザベト音楽大学 打楽器アンサンブル Trip! ~9th Concert~
エリザベト音楽大学 2018年度卒業演奏会
エリザベト音楽大学 2019年度卒業演奏会

一楽章f未完成 FLUTE VIOLIN CONCERT
一楽章f未完成 「永遠につづく音」コンサート
一楽章f未完成 「イル・ピアッチェーレ ひろしま」コンサート
一楽章f未完成 I LOVE MELODY SAXOPHONE LIVE
一楽章f未完成 弦楽四重奏コンサート
一楽章f未完成 Violin & Cello Duo Concert

第9回 ハートフルコンサート
広島女学院 第22回クリスマスチャリティーコンサート
純音楽茶房ムシカ Flute × Clarinet Karmia 1st Concert
IZAYOI ~古城を照らして~ -川上統門下作曲作品発表会より-
進正裕×勝山由唯デュオリサイタル
Quatuor D’hommes 1st Recital
音大生支援協会スペシャルコンサート 第6回 広島公演
若林麗ヴァイオリンリサイタル

木村紗綾さん ヴァイオリン・サマーコンサート
ひろしま美術館 ミュージアムコンサート(出演:木村紗綾)
CHRISTMAS IN PEACE CONCERT 2019
木村紗綾さんオンラインヴァイオリンリサイタル ~クラシックで満ち満ちて~
第52回福山音楽祭府中エリア特別演奏会 木村紗綾ヴァイオリンリサイタル
広島プレミアムコンサート~海外から凱旋した広島のアーティスト達
アンサンブル・プリエール 第1回演奏会 ~広島ゆかりの若手演奏家が紡ぐアンサンブルの調べ~
音のマリアージュ Vol.1 ~あなたが決める名曲コンサート~

若狭南美さん 卒業記念ピアノリサイタル
島村楽器広島パルコ店 バイオリン弾き比べコンサート

HiKaRi Library Concert Vol.27
HiKaRi Library Concert Vol.28
HiKaRi Library Concert 2021年10月
HiKaRi Library Concert 2021年12月
HiKaRi Library Concert 2022年4月
HiKaRi Library Concert 2022年6月



-----歌唱、合唱-----
楓子さんワンマンライブ『それでいいんだ』
コール・ビビッド 6th Concert
辰巳真理恵 菅原りこ 追川礼章 SPECIAL CONCERT



-----終わりに-----
ブログを初めて14年以上が経ちました。
若かった私も年齢を重ね、それとともに文章も少しずつ変わって行ったのを実感します。
近年は昔ほどのペースで記事を書けていませんが、それでも続けることは出来ました。
柱になるカテゴリーが3つ揃った今、それら3つを中心に腰を据え、ブロガーの1人としてgooブログを盛り上げて行きたいです。
これからも書くことを続けて行きたいと思うので、よろしくお願い致します。
--------------------
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

対等な立場

2021-11-03 09:41:27 | ウェブ日記
人間誰しも、現実世界でもネットでも意見の違う相手と口論になった時などに、強い言葉に頼ってでも優位に立ちたい思いがあるものです。
それを我慢して制御するのが理性だと思います。
しかし中には、我慢出来ずに上から目線の言葉や強い言葉などに頼ってしまう人もいます。

ある人は、「私はあなたが駄目な奴だから教えてあげてるんです」、「私はこんなに上手くやって行きたい思いがあるのに、意識の低いあなたのせいで台無しなんです」と、相手を下に置いて物を言います。
またある人は、「あなたと違って私はこんなに意識が高いんです」と、自身を上に置いて物を言います。
またある人はもっと単純に、「お前は本当に駄目な奴だな、消えろ」のように、粗暴な言葉に頼って優位に立とうと試みます。

これらの物言いの特徴は、「対等な立場で話すことを放棄している」という点にあります。
相手の人が常時周りに暴言を連発していてまともな会話自体不可能な人物でもない限り、非常にまずい手法です。
忘れてはならないのは、自身と相手の立場は対等だということです。
会社の上司と部下ではないので、相手に偉そうに上から物を言えるような立場ではありません。

どうしても、感情の我慢が出来ないのだろうなとは思い、やってしまう気持ち自体は分かります。
それが人間だとも思います。
しかしその手法に頼って物を言っている限り、相手の人と何らかの合意を得るのは難しいと思います。
相手の人には相手の人の立場があり、意見が違うからといって上から目線や粗暴な態度で来る物言いに対し、親身に聞こうなどとなるはずがないからです。
安易に自身を上に見せられる手法に頼らず、対等な立場で話す気概を持つことが、相手と話をする第一歩なのではと私は思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする