本日広島県広島市の音楽喫茶「一楽章f未完成」で「FLUTE VIOLIN CONCERT」が行われ、縁あって聴きに行きました。
コンサートを行ったのはフルート奏者の佐田晴菜さん(写真左)とヴァイオリン奏者の川本冴夏(さえか)さん(写真右)で、二人ともエリザベト音楽大学の同学年卒業生です。
トークの中で2005年に10歳だったと仰っていたので今年23歳だと思います。
昨日「一楽章f未完成」に寄った時に今日のコンサートのことを教えて頂き、時間もあったので行ってみようと思いました。
演奏プログラムは次のとおりです。
第一部〈クラシック・ステージ〉
1.愛の挨拶/E.エルガー
2.5つの小品/C.キュイ
(Ⅰ…Badinage Ⅱ…Berceuse Ⅲ…Scherzino Ⅳ…Nocturne Ⅴ…Waltz)
3.伝説曲/H.ヴィエニャフスキ(ヴァイオリンソロ)
4.ハンブルガー・ソナタ Gdur WQ133/C.P.Eバッハ(フルートソロ)
5.2本のヴァイオリンのための協奏曲イ短調 RV522/A.ヴィヴァルディ
~休憩~
第二部〈ポップス・ステージ〉
1.プラネタリウム(大塚愛)
2.真夏の夜の夢(松任谷由実)
3.A Whole New World(ディズニー映画「アラジン」のテーマ)
4.風笛(NHK連続テレビ小説「あすか」のテーマ)
5.ひまわり(葉加瀬太郎、NHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ)
アンコール
エトピリカ(葉加瀬太郎、「情熱大陸」のエンディングテーマ)
演奏は素晴らしく、気迫に飲み込まれるように見入る場面が何度もありました。
ヴァイオリンは指だけでポロンポロンと弦を鳴らすことがあるのが意外でした。
弓の動きがダイナミックで、力強く動かすこともあればハイスピードで動かすこともゆっくり動かすこともありました。
フルートは指の動きが凄く速く、間近で見るとその速さに驚きました。
第一部最後の曲は2本のヴァイオリンで弾くための曲とのことで、本来フルートで演奏するのはかなり難しいのを無理を言って佐田晴菜さんに演奏してもらっているとのことです。
綺麗に聞こえたのが凄いと思います
第一部の2曲目では5つの曲を演奏し、それぞれの曲の合間には楽譜をめくる音だけの独特な緊張感に包まれた時間がありました。
緊張した空気に見入り、その時間も演奏の一部のように感じました。
ゲストの長谷川朱里さん(ピアノ奏者)。
エリザベト音楽大学の卒業生(二人の先輩)で、第一部と第二部5曲目、アンコールで演奏しました。
ゲストの笠岡里沙さん(写真右、エレクトーン奏者)。
エリザベト音楽大学の卒業生(二人の先輩)で、第二部とアンコールで演奏しました。
どの楽器の奏者も音の強弱の付け方が上手く、他の楽器よりも音が強まった時は自然とそちらに耳が向きます。
さらに速い演奏の時もあればゆっくりとした滑らかな演奏の時もあり、それが音の強弱とも組み合わさりとても良い音色でした
川本冴夏さんがトークの中で、第二部の曲の編曲を二人のために笠岡里沙さんが全てやってくれたと言っていて、それは凄いなと思いました。
笠岡里沙さんはそんな裏事情は言わなくて良いと止めていましたが、縁の下の力持ちが居ることをよく言ったと思います
昨日まで知らなかったこのコンサート、行ってみたらとても良い演奏を聴くことができました
気持ちも明るくなり、やはり音楽は良いと思います。
これを機に今回知った4人の方の演奏をまたどこかで聴けたら良いなと思います
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演奏者プロフィール
佐田晴菜
広島女学院中学高等学校卒業。エリザベト音楽大学を総代で卒業。
同大学で特待生としてザビエル奨学賞を4年間にわたり受賞。
現在5年プログラム生として、同大学大学院修士課程2年次在学中。
2017年夏にドイツのベルリンで開催された音楽祭「ヤング・ユーロ・クラシック」にて、オーケストラでアルトフルートの独奏を務める。
日本フルート協会主催第44回フルート新人演奏会出演、優秀賞受賞。
ジュゼッペ・ノヴァ氏の公開レッスンを受講。
これまでにフルートを藤井智子氏、宮本美佐穂氏に師事。
川本冴夏
広島県広島市出身。3歳からヴァイオリンを始める。
広島なぎさ高等学校卒業。
特別奨学生としてエリザベト音楽大学音楽学部演奏学科に入学。卒業時に卒業演奏会に出演。
これまでにヴァイオリンを甲斐麻耶氏、川本義幸氏、伊達万浩氏に師事。
大学卒業後はクラシック音楽にとどまらず、様々なジャンルの音楽で演奏活動を精力的に行っている。
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※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
素敵なコンサート、聞きに行く機会に巡り合えて、良かったですね~。
それぞれの方が、実力者で、美しい音色にて、素敵な時間を過ごされた事と思います~。
この日は、音楽の秋を、ホットコーヒーとスイーツで楽しまれていたのでしょうか~♪
コンサートがあると教えてもらい、聴きに行くことができて良かったです。
素敵なコンサートでした
フルートもヴァイオリンも間近で見ると演奏の迫力を凄く感じました。
私はオレンジジュースとケーキで楽しみました。
カレーが有名なお店でもあるのでカレーを食べている人も多かったです。
またいつかこの方々の演奏を聴いてみたいです
世間の狭い私には、はまかぜさんの世界は広い。
いつも楽しみに拝見しております。
まとめて拝読が多いです。
>指だけでポロンポロン
ピッチカートですね。
生演奏を聴ける、見れるのは羨ましいです。
コメントありがとうございます
指だけでポロンポロンは「ピッチカート」と言うのですね。
弓で演奏する印象があるので指だけでポロンポロンと音を出したのがとても珍しく見えました。
またどこかでこの方々の演奏を聴いてみたいです。
みゃー大工さんもどこかで生演奏を聴けると良いですね
この喫茶店の広さは、全体像を見ていないので、わからないですが、まじかで見れるライヴ感が、はまかぜさんの文章から伝わる感じです~。
カレーが有名なお店~、カレーを食べながら音楽鑑賞できるって、1度に音楽の秋と食の秋ですね~。カレーは、きっととても美味しいのでしょうね~。
はまかぜさんが、オレンジジュースとは、いつもとちょっと違う選択のような気がしました~♪
広さはやや広めだと思います。
物凄く広いわけではないので、演奏は間近で見ることになります。
間近だと緊張感や気迫がかなり伝わってきます
カレーはかなり煮込んであって美味しいです
このコンサートの前日に食べているのでいずれ記事にしたいと思います。
オレンジジュース、たまに喫茶店やカフェでも飲むことがあります。
今回はコンサートの雰囲気と相性が良さそうな気がしたのでオレンジジュースにしました