読書日和

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エリザベト音楽大学 院生アンサンブル「ライツェント・グランツ」

2018-11-12 22:45:37 | コンサート、演奏会


11月7日、広島県安芸郡府中町にあるイオンモール広島府中店の「ROJIのおと」というフードコート内ステージに演奏を聴きに行きました。
広島市にあるエリザベト音楽大学の大学院生四人が同級生アンサンブルとして「ライツェント・グランツ」というグループ名で演奏するとあり、そのメンバーに知っている人がいて興味を持ちました。
メンバーは次のとおりです。

佐田晴菜さん(大学院二年、フルート)
善村早紀さん(大学院一年、フルート)
遠藤ふみさん(大学院一年、打楽器)
讃井万由子さん(大学院一年、ピアノ)




佐田晴菜さん(写真右)は飛び級で二年に在籍していて、「一楽章f未完成 FLUTE VIOLIN CONCERT」で初めて演奏を聴いてぜひまた聴いてみようと思っていたところに今回の演奏のことを知り聴きに行こうと思いました。
さらに善村早紀さん(写真左)も「エリザベト音楽大学 Autumn Concert」で演奏を聴いたことがあり上手い演奏だったのを覚えています。
四人中二人の演奏を聴いたことがあり、どちらも上手かったのでこの二人が出るなら良い演奏になる気がしました




また讃井万由子さん(写真右)は「エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会」のパンフレットに挟まっていたチラシの一つに12月12日JMSアステールプラザ大ホールで開催の「広島プロミシングコンサート」があり、そこでピアニストとして演奏するのを把握していました。
遠藤ふみさん(写真左)は今回初めて知りましたが、同じく「エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会」のパンフレットに挟まっていたチラシの一つに「Trip!」というエリザベト音楽大学打楽器専攻生有志の打楽器アンサンブルが2月23日に同大学ザビエルホールで行うコンサートがあり、そこによく見ると遠藤ふみさんの名前がありました。
このように何度かコンサートを聴きに行っているうちに音楽家同士のつながりが見えてくるのが面白いです

演奏プログラムは次のとおりです。


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愛の挨拶(エドワード・エルガー)

ニュー・シネマ・パラダイス(エンニオ・モリコーネ)

糸(中島みゆき)

はなみずき(一青窈)

A Whole New World(ディズニー映画「アラジン」のテーマ)

カーペンターズセレクション

エトピリカ(葉加瀬太郎、「情熱大陸」のエンディングテーマ)

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アンサンブルという言葉には漠然と3~4人くらいでの演奏という印象を持っていましたが、意味を調べてみると少人数での合奏団や合唱団をアンサンブルと言い、さらに二人以上ならアンサンブルになるようです。
「愛の挨拶」は「一楽章f未完成 FLUTE VIOLIN CONCERT」の一曲目でも演奏されていて、ゆったりとして優雅な曲調はオープニング向きだと思います




フルートは二人一緒に吹く場面とどちらか一人が吹く場面がありました。
音のボリュームや響き方を調整していたのではと思います。
また佐田晴菜さんは途中でフルートよりかなり短めの吹く楽器に持ち替えて演奏した場面があり、音楽家の人は一人で複数の楽器を演奏できることがよくあるのが凄いと思います




「ニュー・シネマ・パラダイス」では遠藤ふみさんがウィンドチャームという金色の楽器を撫でてキラキラキラというゆったりとした高い音を出していたのが印象的でした。
遠藤ふみさんは基本は腰かけている打楽器を叩きながら演奏のリズムを取り、時折ウィンドチャームやドラムのような楽器を鳴らして変化をつけていました。

「愛の挨拶」と同じく「エトピリカ」も「一楽章f未完成 FLUTE VIOLIN CONCERT」の一番最後のアンコールで演奏されていて、これは明らかにエンディング向きな澄んだ心になる良い曲だと思います。




全ての演奏が終わり、演奏後の挨拶でステージの前に置いてあるこれからのコンサートのチラシを紹介している場面です。
今回は観覧無料で演奏時間も短めでしたが、チラシで活発に告知するコンサートは演奏時間も長くなり雰囲気もかなり本格的になります。




この日は平日で、四人とも学業の後に移動して準備をし演奏をするのは大変だったのではと思います。
音楽大学の人の活発な演奏活動ぶりを感じました

フルートの高い音、打楽器の低い音、ピアノの高低織り交ぜた音がよく合わさっていました。
ピアノはグランドピアノでの演奏もぜひ聴いてみたくなりました。
フルート、打楽器、ピアノが揃って演奏している時の音を聴くと、打楽器の音の上にピアノとフルートの音が乗っている印象を持ちました。
さらにその中でピアノは打楽器のすぐ上に乗り、フルートはピアノのさらに上に乗り音が三層構造になっていると感じる場面がありました。
そして今回、打楽器も良いものだなと思いました


私は今回の演奏は直近で聴きたいと思っているコンサートへの前哨戦と考えていました。
今回聴いたことでぜひ長い演奏時間と本格的な雰囲気でのコンサートを聴きに行きたいという思いが強くなりました。
そんな風に思わせてくれる演奏者達の演奏を聴くことができて良かったです


※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

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2 コメント

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音楽が溢れる (NIMO)
2018-11-14 20:29:05
こんばんは、11/24・25に市内各所でクラシック音楽に触れあう事が出来ます。

県立美術館でも24日、一階ロビーで聴くことができます。
「威風堂々クラシックin Hiroshima」で検索してみてください。ほとんどが入場無料です。

広島駅前の福屋デパートでもあるようです。
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NIMOさんへ (はまかぜ)
2018-11-15 10:25:22
こんにちは。
「威風堂々クラシックin Hiroshima」も「エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会」のパンフレットにチラシが挟まっていて把握していました。
市内各所でクラシック音楽の演奏をするのはかなり面白そうです
演奏を身近に感じてもらえると良いなと思います。
上手く時間が合えばどこかの演奏場所で聴きたいです。
NIMOさんもどこかの演奏場所で聴けると良いですね
返信する

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