読書日和

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「るり姉」椰月美智子

2013-04-29 18:28:16 | 小説
今回ご紹介するのは「るり姉」(著:椰月美智子)です。

-----内容-----
十代の三姉妹が「るり姉」と呼んで慕うるり子は、母親の妹つまり叔母さん。
天真爛漫で感激屋で、愉快なことを考える天才だ。
イチゴ狩りも花火も一泊旅行もクリスマスもそして日々のなんでもない出来事も、るり子と一緒だとたちまち愛おしくなる―。
「本の雑誌」2009年上半期エンターテインメント・ベスト1に輝いた傑作家族小説。
ラストの静かな感動が胸いっぱいに広がる。

-----感想-----
「るり姉」ことるり子をめぐる、笑えて楽しく、時に泣ける物語。

第一章 さつき―夏
第二章 けいこ―その春
第三章 みやこ―去年の冬
第四章 開人―去年の秋
第五章 みのり―四年後 春

物語は全五章から成っていて、るり姉自身は語り手にはならないものの、どの章でもるり姉が独特な存在感を見せています。
けいこはるり姉の姉で、さつきはけいこの長女、みやこは次女、みのりは三女で、開人(かいと)はるり姉の旦那さんです。
三姉妹は開人のことを「カイカイ」と呼んでいます。
ちなみにさつきは高校一年生、みやこは中学三年生、みのりは小学六年生。
三姉妹の中で一番インパクトがあるのはみやこで、髪を赤色に染めていて、るり姉からは「腐った赤キャベツみたい」と言われています。
どの章でも文章はざっくばらんでテンポが良く、何だかそれぞれの人の手記を読んでいるかのようでした
喜びも悲しみも愚痴も、その時々の心境をそのまま綴っている感じでした。

第一章の「さつき―夏」では、いつも天真爛漫な「るり姉」に異変が起きます。
病院に検査入院することになり、けいこ、カイカイ、そしてけいこの母親、つまり三姉妹にとってのおばあちゃんの大人達三人は慌ただしい様子。
しかしさつき達子どもにはなかなか詳しいことを話してくれず、さつきの「何が起きているんだ」という不安やいらつきが描かれていました。
それとまだ小さいみのりはともかく、次女のみやこの方はさつきより感が鋭いところがあるので、いち早く「るり姉」が深刻な病気になっていることを悟っていました。

一度目の病院へのお見舞いでは元気だった「るり姉」が二度目のお見舞いでは急激に痩せてしまっていて、さすがにさつきもみやこも酷く動揺しました。
まだ幼いみのりがおばあちゃんやカイカイに「るり姉、痩せちゃってたよ」と呑気に報告して、さつきが「あたしはみのりのバカをひっぱたきたかった」と胸中で怒っていた心境はよく分かりました。

やがて手術を受けることになり、その前に病院の先生に特別許可を貰って屋上で花火大会を見ることになりました。
屋上にはるり姉、カイカイ、おばあちゃん、けいこ、さつき、みやこ、みのりの7人が勢揃い。
そこでみやこが歌った、るり姉の好きな「キャンプだホイ」という歌。
歌っているうちに他の人も歌い出し、るり姉も一緒に口を動かし、最後には全員で歌った「キャンプだホイ」。

キャンプだホイ キャンプだホイ キャンプだ ホイホイホーイ
キャンプだホイ キャンプだホイ キャンプだ ホイホイホーイ
はじめて見る山 はじめて見る川 はじめて泳ぐ海
今日から友だち 明日も友だち ずっと友だちさ

このみんなで歌う場面を読んでいて…ああ、やはり「るり姉」は死ぬんだなと思いました。
夜空に打ち上がる花火、みんなで歌った「キャンプだホイ」、車椅子に乗ったすっかり痩せてしまった「るり姉」、その場面を想像したらちょっと泣けてきました

「第一章 さつき―夏」から季節がひとつずつ遡りながら、語り手も変わりながら、物語は進んでいきます。
過去に遡っているため、るり姉の生死がどうなったのかは分かりません。
もどかしいと思いながらも、それぞれの語り手から見る「るり姉」や他の登場人物たちがどう見えるのか、興味深く読み進めていきました。
みやこがなぜ髪の毛を「腐った赤キャベツ」みたいな赤色に染めているのかも分かりました。

そして迎える「第五章 みのり―四年後 春」。
第一章では小学六年生だったみのりが高校一年生となり、語り手として登場。
るり姉はどうなったのか?その答えが出る最終章だけに、生きていてほしいなという期待あり、やはり死んでしまったんだろうかという不安ありで読み進めていきました。
笑いあり、涙ありで、とても読み応えのある一冊だったなと思います。


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靖国参拝して何が悪い?主権回復の日の式典を開いて何が悪い?

2013-04-28 21:38:52 | 政治
安倍内閣の閣僚(新藤義孝総務大臣、古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当大臣、麻生太郎副総理兼財務大臣)の靖国神社参拝について、中国と韓国と日本マスコミがギャーギャー文句を言っています。
安倍晋三首相の「我が内閣の閣僚はいかなる脅しにも屈しない」という発言について、中国と韓国と日本マスコミがギャーギャー文句を言っています。
「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の参拝者数が史上最多・168人に上ったこと(民主党政権下だった昨年の2倍以上)について、中国と韓国と日本マスコミがギャーギャー文句を言っています。
中国と韓国は「日本の右傾化」だの「日本は反省しろ」だの言っていて、日本のマスコミは「日本は中国と韓国に配慮しろ」などとまるで日本ではなく中国と韓国の側に立ったようなことを言っています

ところで、何をそんなにギャーギャー騒いでいるのでしょうかね?
自国のために戦ってくれた先人に感謝し、尊崇の念を表することは、世界中どこの国でも当たり前のことではないですか。
他国にとやかく言われるようなことではないし、それは「内政干渉」と言います。
高市早苗政調会長が言っていた「日本の国策に殉じて尊い命をささげた方を、どのように慰霊するかは日本国内の問題だ。外交問題になる方がおかしい」というのはまさしくそのとおりです。
中国と韓国は内政干渉をやめるべきだし、中韓と一緒になって日本国首相をバッシングしている日本のマスコミは頭がおかしいと言わざるを得ません。

それと今日は「主権回復の日」ということで、政府主催による記念式典が開かれました。
61年前の4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効し、日本は主権を回復しました。
これに対し、沖縄県名護市の稲嶺進市長が
「沖縄を切り捨てる、こういう式典が行われようとしている」
と抗議集会で言っている映像を見ましたが、なぜ主権回復の日の式典を開くだけで即「沖縄を切り捨てる」となるのでしょうかね?
この極めて短絡的な思考にはかなりの疑問符が付きます。
「屈辱の日」という未だかつて一度も聞いたことがない言葉が突如として大々的に報道されたりもしていますし、どうにも胡散臭いんですよね。。。
たしかに沖縄の主権回復は遅れましたが、少なくとも日本がGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に完全占領された状態からは脱した日だというのに、それを1ミリたりとも祝うことを許さないというのでしょうか。
それではあまりに卑屈すぎではないでしょうか。
報道の仕方も最初から政府への批判ありきで、放送法第4条の2「政治的に公平であること」に違反しているのではないかと思います。
靖国神社参拝への報道の仕方もどう見ても放送法第4条の2違反です。
靖国神社参拝→主権回復の日とマスコミの報道を見て改めて思いましたが、やはり放送法に罰則規定を設けて日本の異常な「反日左翼思想マスコミ」の是正に乗り出したほうが良いと思います。
これ以上この人たちによる放送法無視の好き放題な「偏向報道(偏った報道のこと)」を許すべきではないです。

ちなみに今日は稲田朋美行政改革担当大臣が靖国神社に参拝しました。
この方は毎年「主権回復の日」の4月28日に靖国神社に参拝している人で、いわば毎年行っていることを今年も行ったまでのことです。
当然中国や韓国や日本のマスコミにとやかく言われるようなことではないですし、中国と韓国がギャーギャー騒ぐようなら内政干渉、日本のマスコミがギャーギャー騒ぐようなら頭がイカレているということです。
なぜか日本ではなく中国と韓国の側に立ち、靖国神社への参拝が悪いことかのように報じるのは日本マスコミの重大な問題点だと思います。

好きな店員さん

2013-04-27 23:00:55 | ウェブ日記
わりとよく行くカフェにいる、ちょっと気になる店員さん。
ものすごい美人というわけでもないのですが、何だか良い雰囲気をしているのです
溢れ出すオーラは「陽」そのもので、周りを元気にさせる明るさとパワーがあるんですよね
しかも無理な明るさではなくとても自然な明るさで、天性の陽の力でも持っているのかなという気がします。
そんなわけで彼女に接客して貰うとこちらもちょっと晴れやかな気持ちになるのです。
他人を元気に出来るのは凄いことだと思います。

その彼女ですが、先日寄った時は風邪を引いていたらしく、声が鼻声になっていました
私も先週末から風邪が悪化して今もしぶとく尾を引いていて、ブログやツイッターでも風邪の人を見かけるので、何だか風邪が流行しているのかなという印象を受けました。
さすがに天性の陽の力を持つ彼女も風邪だとややパワーダウン気味で、微妙に普段の輝きが失われていました
ただそんな中でも笑顔を絶やさず接客に当たる姿は立派だと思います。
早く風邪が完治して元気になってほしいなと思います。

59位-飛び火-

2013-04-26 21:55:58 | ウェブ日記
4月22日はちょっとした事件がありました。
ブログの閲覧数が5,682PV 、訪問者数が3,419IPとなり、この日は記事を更新していないにも関わらず過去最高の訪問者数を記録。
順位はなんと59位となり、初めてのトップ100入りとなった昨年12月8日を抜いて今までで最高の順位となりました

ただ、この日記事は更新していないです。
その状況でなぜこれほどの記録が出たかというと、この日はツイッターでタレントのフィフィさんと関西学院大学教授の非常に激しい激突があったからです。
いわゆる「炎上」というやつで、炎上どころか大炎上だったような気がします。
私は昨年の11月20日に「続・タレントのフィフィさん、言論弾圧の被害に遭う」という記事を書いていて、ツイッターの大炎上からの「飛び火」でこの記事に結構なアクセスがあったようです。
飛び火でもこの燃え盛り様か…と衝撃を受けました。
そんなわけでこの日、炎上の中心地であった「ツイッター」はえらいことになっていました
RT(リツイート)された情報が流星群みたいな感じでヒュンヒュン飛び交っていました。
問題の関西学院大学教授の外道な所業には皆さん怒り心頭で、事件から4日経った今も怒りの炎が燻っている状況ですね。

予期せぬ形で出た59位という順位。
完全に突発的な出来事で、私個人の普段の力を大幅に超えているため、実のところ実感が沸いていないです。
いきなり未知の領域に来てしまった感じですね。
まあたまにそんなこともあるんだろうなと思う印象的な1日でした。
怒りの炎が燃え上がると凄まじいことになるということを改めて実感しました。

子供のことを出して卑劣なやり口

2013-04-24 20:15:15 | フィフィさん弾圧事件
この記事は「タレントのフィフィさん、言論弾圧の被害に遭う」、及び「続・タレントのフィフィさん、言論弾圧の被害に遭う」
からの続きとなります。

エジプト人外国人であるフィフィさんが日本の外国人生活保護問題など、外国人の問題についてツイッターで意見を述べていたら、関西学院大学の教授をはじめとする妙な人達に襲い掛かられて恫喝、脅迫されたのが昨年の11月。
衆議院の解散と時を同じくしての事件だったため非常に印象に残っています。
特徴的だったのがフィフィさんは外国人生活保護問題などについて「在日外国人」としか言っていないのに、なぜか「在日朝鮮人への差別だ!」と襲い掛かっていく人ばかりだったこと。
在日朝鮮人、在日韓国人、在日韓国・朝鮮人、在日コリアンなど、この人達はそんなに殺気立ってフィフィさんに襲い掛かるほど何かやましいことでもあるのでしょうかね?と思いましたね。
特に関西学院大学の教授は「サイッテーやな、フィフィ。以後は手加減しないよ」などと露骨に物騒な言葉で脅しをかけていて、仮にも大学の教授なのにこんな物騒な言葉で脅すとは恐ろしい限りだと思いました
以来、この妙な勢力によるフィフィさんへの恫喝、脅迫、罵倒、中傷は執拗に続いていて今日へと至っています。

そんな中、一昨日ツイッターでフィフィさんと問題の関西学院大学教授による非常に激しい衝突がありました。
今度は問題の関西学院大学教授がフィフィさんの子どものことを出して脅迫めいたことをツイートしていたので一連の流れをご紹介します。
子どものことを出して脅迫めいたことを言うのはかなり卑劣なやり口だし、子を持つ親御さん達にぜひこの実態を知ってほしいです。

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FIFI_Egypt "手加減しないとは? RT @問題の関西学院大学教授 サイッテーやな、フィフィ。以後は手加減しないよ" ←これ関西の大学教授。信じられないでしょ。でも本当。彼の取り巻きをご確認下さい。私のお気に入りにいる方々。この時は酷かった朝のラジオやってたんだけど、毎週番組への集団嫌がらせツイート

FIFI_Egypt 私を名指しで誹謗する記事を連載されてましたね。皆さん、検索して下さい!RT @関西学院大学教授: そろそろ自分が口にした愚かしい発言に対しては自分が尻拭いをしなければならないという基本原理を覚えてはどうかな。 RT @関西学院大学教授 サイッテーやな、フィフィ。以後は手加減しないよ"

FIFI_Egypt 国交ない国の学校の事?何がデタラメって?そこに腹立てて、手加減しないよ!って嫌がらせ?RT @関西学院大学教授: 誹謗というなら朝鮮学校だけが得をしようとしているなどとデタラメ書いてたあなたでしょうがw RT @FIFI_Egypt: 私を名指しで誹謗する記事を連載されてましたね

FIFI_Egypt は?うちの息子がどこの学校に通ってるのか知らないのになにいってんの?あなたさ、大学教授でしょ?なんでそんな適当いえるの?RT @関西学院大学教授: あなたのお子さんが通っているという外国人学校は、朝鮮学校がこれまでに訴えてきたおかげで就学支援金を支給してもらっているにもかかわらず…

FIFI_Egypt 日本の学校?はぁ?大学教授ですよね?なに言ってるの?RT @関西学院大学教授: あなたが抱いた偏見とは違って、朝鮮学校は日本の学校なんですよ。デタラメ書き散らして嫌がらせをしているのはあなただよね。RT @FIFI_Egypt:

FIFI_Egypt 子供がどの学校に通ってるか一度でも私言いました?勝手に決めつけて、さらに私を批判し、脅迫まで。大学教授でそれはどうかと… RT @関西学院大学教授: .@FIFI_Egypt おたくのお子さんはこちらにはいらっしゃらないので?

FIFI_Egypt 在日外国人は朝鮮学校に感謝しろと?在日外国人が朝鮮学校からどの利益を得ているか教えてください。大学教授の金さん、詳しく教えてください!RT @関西学院大学教授: これでも知識で飯食ってるからね。「適当」じゃないんだなあ。朝鮮学校のおかげであなたが利益を得ていることは確実なんですよ。

FIFI_Egypt ちなみに大学教授の金さん、私はツイートで"外国人学校"とは表現しましたが、一度たりとも"朝鮮学校"と限定した事ないんですよ。早とちり?RT @関西学院大学教授: これでも知識で飯食ってるからね。「適当」じゃないんだなあ。朝鮮学校のおかげであなたが利益を得ていることは確実なんですよ。

FIFI_Egypt 度々子供の事を出してくるんですよ。調べ回ってると思うと恐ろしいです。RT @一般のツイッターユーザー: これ、子供をネタにした脅迫に発展するのかな…? @関西学院大学教授: おたくのお子さんはこちらにはいらっしゃらないので?

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こんな感じで、非常に激しい激突となりました。
ちなみに問題の関西学院大学の教授さん、「朝鮮学校は日本の学校」などといきなり意味不明な持論を展開したりしていますが、これは間違いです。
朝鮮学校は「日本にある朝鮮の学校」です。
現に朝鮮学校の校長やら生徒やらが大量に北朝鮮を訪朝して金正恩(キム・ジョンウン)第一書記に忠誠を誓ったりしていますし。
この前は120人くらいの大人数で忠誠を誓いに行ったニュースも見ました。
さらに朝鮮学校のバックには北朝鮮の日本人拉致事件にも関与していた「朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)」という極悪反日団体がいますし、これでよく「日本の学校」だなどと言えたものだなと思います。
まともな感覚ではないという印象を受けました。

そしてこの関西学院大学教授の許しがたいのが、フィフィさんの子どものことを出して何やら不安を煽るようなことを言っていること。
これは子を持つ親としてはたまったものではないと思います。
「おたくのお子さんはこちらにはいらっしゃらないので?」などと所在を調べるような言動は不気味だし怖いです。。。

許しがたき関西学院大学教授が子どものことを出して不安を煽るような真似をしてきたので、私も最後は子どもに関することを書こうと思います。
それは「感性」に関すること。


これは先日読んだ「メロディ・フェア」(著:宮下奈都)という小説です。
装丁の綺麗さもさることながら、帯の言葉も印象的でした。
「明日、笑顔になれますように―」
この言葉は短いながらもとても良いなと思います。

子どもの感性はとても鋭く、そして繊細です。
親のちょっとした変化にも「どうしたの?」と気付くものです。
例えばフィフィさんのケースでは大学教授から「サイッテーやな、フィフィ。以後は手加減しないよ」だの「おたくのお子さんはこちらにはいらっしゃらないので?」だのと脅迫めいたことを言われれば、表面上は大丈夫そうに見えても、心にはさざ波が立つのではと思います。
それを敏感に察知するのが子どもの感性というもので、「ママ、どうしたの?」と聞いてくることだってあるかも知れません。
そんな時親は子どもを不安にさせるわけにはいかないし、笑顔で「ううん、何でもない、大丈夫」と言ってあげなければなりません。
でもその笑顔は本当の笑顔ではないし、見えない涙で濡れているんですよ。
笑顔が涙に濡れてばかりではあんまりではないですか。

問題の関西学院大学教授はフィフィさんの「子ども」を話題に出して脅迫めいたことを言っていましたが、こういった感性が分からないからそのような非道に及ぶのでしょう。
そういった感性の機敏はこの手のヤクザまがいな教授には一生理解出来ないであろうし、理解する気自体ないのかも知れません。
それと問題の関西学院大学教授やその取り巻き達は「自分達は脅迫をしようが恫喝をしようが何をやってもいい、ただし自分達への批判は一切許さない、したら全て”差別”と見なす」という思考回路で動いているようですし、つくづくどうしようもない人達だなと思います。
「弱者のふりをした強者」ほど厄介かつ悪質なものはないと、フィフィさんに襲い掛かる関西学院大学教授ら物騒な人達を見て改めて思いました。
外道な人達によって笑顔を脅かされるような日々がなくなることを切に願います。

葛根湯

2013-04-23 22:11:43 | ウェブ日記


先週末から風邪をこじらせている私。
今週になって多少マシにはなったものの、依然として咳は出るし、鼻水は出るしで苦しんでいます。

今日は朝ふと棚を見て目に留まるものがありました。
それが写真のツムラの漢方内服液、葛根湯(かっこんとう)です。
これはいつだったか実家に帰省した際、風邪気味だった私に母が持たせてくれたものでした。
すっかり忘れていましたが、今日の朝これを見つけた時は「おおっ」と思いましたね。
さっそく朝に一本飲んで、夜にも一本飲みました。
こちらはリポビタンDに比べていかにも「漢方」な感じの味ですが、良薬は口に苦しと言いますし、少しは効力を発揮してくれないかなと期待しています。

それにしても先週末から続いているこの風邪、非常にしつこいし厄介です。
風邪になると改めて分かる健康体の有り難さ。
早く完治してほしいなと思います。

酷い週末

2013-04-21 13:39:54 | ウェブ日記
この週末は酷いことになっています。
もともと先週から風邪気味だったのですが、それが一気に悪化してしまいました。

金曜日の夜の時点でかなり体がしんどくなっていて、これはまずいなと思いつつ就寝。
その後夜中に目が覚めて、一気に体調が悪化しているのが分かって愕然としました。
喉は痛いし、鼻水は出るし、頭痛もするしで、最悪でしたね。
ひとまず水を飲んでもう一度寝たものの、朝目が覚めた時の体調はやはり最悪なままでした。
体全体がしんどいのと頭痛があるのが特に厄介で、もはや何もする気にならない心境でした(^_^;)
そんなわけで10時頃にどうにか朝食を食べた後は再び布団に入り、午前中も午後も寝ている時間がとても長かったです。
午後は目が覚めたら頭痛だけはマシになっていたので、寝ながら小説のレビューを書いていました。
窓の外からは雨の音が聞こえてきていました。

その後は夕方になり、食料も尽きていたので仕方なく着替え、近くのコンビニに出掛けて色々と買い込んできました。
リポビタンDやポカリスエットも買い込み、ひとまず一安心。
風邪の時は自然とポカリスエットが飲みたくなりますね。
幸い食欲はあったので、夕食をたくさん食べて栄養をたっぷり摂ることにしました。
夜は早々と就寝し、今日に至っています。

今日は昨日よりはマシなものの相変わらず体調は悪く、引き続き家で安静にしています。
せっかくの土日が風邪で酷いことになってしまいました。
ただ昨日も今日も真冬のような寒さになっているので、どの道出掛けるには不向きな週末でしたね。
来週は全快になるように今日も早く寝ようと思います。

「ルームシェア 友達以上、恋人未満」宇木聡史

2013-04-20 20:34:39 | 小説
今回ご紹介するのは「ルームシェア 友達以上、恋人未満」(著:宇木聡史)です。

-----内容-----
19歳のフリーター、高井詩織は、飲み会で終電を逃したことをきっかけに、水元蓮という20歳の大学生と知り合う。
ひょんなことから蓮の部屋に”居候”することになった詩織は、予想以上に快適な蓮との暮らしを、戸惑いながらも満喫していた。
そんなある日、詩織は蓮の母親からある知らせを聞き……。
趣味も性格も正反対なふたりが織り成す、「友達以上、恋人未満」のキュートな恋の物語。

-----感想-----
飲み会で終電を逃したことをきっかけに始まる恋の物語。
高井詩織はその飲み会(合コン)の場に居た人から、水元蓮の家を頼れと言われてやってきたのでした。
蓮は何とも変わった性格で、突然やってきた詩織にも嫌な顔ひとつせず泊めてあげていました。

当初はもう二度とここに来ることはないだろうと思っていた詩織でしたが、ちょっと事情が変わってしまい、再び蓮の家を頼ることに。
しばらく居候させてくれと頼む詩織。
ここでも嫌な顔ひとつせず、淡々とした感じの蓮。
実にクールで、そしてちょっと変わった人でした。
そんなわけで蓮の家での居候生活が始まっていきました。
蓮の家(マンションの一室)はとんでもなく広く、その一角をルームシェアして借りることになりました。

この物語は「会話から紡ぎ出される物語」といった感じです。
詩織と蓮の会話が圧倒的に多く、この二人の会話は読んでいて面白いです。
終始淡々とした蓮と、蓮の淡々ぶりにあれこれ突っ込みを入れていく詩織。
性格が正反対なだけに会話も何だかおかしな感じになるんですよね。
二人の会話が面白く、非常にサクサクと読める物語でした。
そして思わず笑ってしまうような場面も結構ありました。
数学が得意で理系の蓮は「理論的には」という言葉をよく使っていて、あまり使うものだから途中から詩織にも「理論的には」と使われてもじられていました(笑)
あとは謎の数学の理論を一人で熱く語って詩織に白けた目で見られたりもしていましたね。
でもおそらく他の誰よりも思いやりの心を持っていて色々なことに気を回してくれる、それが蓮という人でした。

「友達以上、恋人未満のキュートな恋の物語」ということで、非常にサクサクッと読めるのがこの作品の良いところだと思います。
会話のテンポが抜群に良かったです。
本格恋愛小説のようにドロドロしたものがないので読んでいて気も楽ですね。
軽めの恋愛小説が読みたい人にお勧めの一冊ではないかと思います。


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鉄砕牙と天生牙

2013-04-18 21:30:47 | ウェブ日記
鉄砕牙(てつさいが)と天生牙(てんせいが)。
以前「週刊少年サンデー」という雑誌に掲載されていた『犬夜叉』(著:高橋留美子)という漫画に出てくる刀の名前です。

鉄砕牙は、鉄を粉砕する牙と書く、攻撃力抜群の刀。
その力は「一振りで百の妖怪をなぎ倒す」と言われています。

天生牙は、天を生かす牙と書く、癒しの力を持つ刀。
その力は「一振りで百の命を救うも可能」と言われています。

全く違う特性を持つこの二つの刀。
これを意識したわけでもないのですが、ブログ記事を書くときに、同質の問題でも鉄砕牙的な書き方をする時と天生牙的な書き方をする時があります。
まず以下の二つの記事が鉄砕牙的な書き方をした場合。
「タレントのフィフィさん、言論弾圧の被害に遭う」
「続・タレントのフィフィさん、言論弾圧の被害に遭う」

続いて以下が天生牙的な書き方をした場合。
「せっかくの雛祭りに…フジテレビがまさかの悪行」

私は基本「です」「ます」調で統一するので、両者の記事は一見同じように見えますが。
これらの記事をよく読み比べてみると、結構な違いがあるのが分かるかと思います。
鉄砕牙的な書き方のほうは丁寧に書きながらも攻撃力を重視していて、刃を研ぎ澄ましている感じです。
一方天生牙的な書き方のほうはあまり攻撃力は重視しておらず、まあフワッと一振りしているような感じですね。

ただこの二つは全くの同質、同根の問題を扱っているんですよね。
同じ問題でも書き手の心境一つで随分雰囲気が変わるということです。
鉄砕牙と天生牙、どちらを使うかはその時々の判断次第です。

最近はまたフィフィさんがツイッターで妙な方々に攻撃されているようなので、私も鉄砕牙を抜刀しようかなと思ったのですが。。。
あれを抜刀するにはちょっと気力が足りないようです。
何だかんだで強大な殺気を練り込むし、文章が乱れないように制御しないといけないしで、なかなか書くのも大変です。
そんなわけで、フワッと一振りの天生牙にてご勘弁。
まあ一つ言えるのは、芸能界も、そこに付随する方々も、実にタブーだらけで物騒極まりないということです。
フィフィさんのように真っ当なことを言うと干される業界ですからね、怖い限りです。

ウグイス

2013-04-17 19:49:37 | ウェブ日記
先日ウグイスの鳴き声を聞いた時のこと。
「ホー、ホケキョ」と鳴く声を聞いて、懐かしい光景がよみがえりました。

それは高校時代の弓道部での一場面。
弓道では試合形式での練習になると静寂に包まれた中で矢を射るので、周囲の音が聞こえてきます。

春になると道場の外、木々の間から時たまウグイスの鳴き声が聞こえてくるんですよね。
「ホー、ホケキョ」と。
私はあの鳴き声が好きで、正座して他の選手が矢を射るのを見守る時も、自分自身が矢を射る時も、あの鳴き声が聞こえてくると「ああ、春だなあ」と実感しました
自分自身が矢を射る時は、さすがに矢を射る体勢に入ってからそんなのを聞いている余裕はないので、その前の段階ですね。
「型」を重んじる武道だけに、矢を射る体勢に入るまでに色々な動作があります。
その過程でウグイスの鳴き声が聞こえてくることがありました。

何となく、この時期「ホー、ホケキョ」の鳴き声を聞くと、高校時代のあの頃の、弓道着(袴)姿の自分がふっと思い浮かぶことがあります。
鳥の鳴き声でそういった記憶がよみがえるのもなかなか面白いものだなと思います。