読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

ご挨拶

2022-12-31 23:59:00 | ウェブ日記


「読書日和」にお越しいただきありがとうございます。
このブログでは主に小説やエッセイ、コンサートや演奏会の感想記事、自然の景色や街のフォトギャラリーなどを作っています。
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なおこのページはトップページに表示させるため日付を未来日にしています。

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「アレグロ・ラガッツァ」あさのあつこ

2022-07-05 17:09:15 | 小説


今回ご紹介するのは「アレグロ・ラガッツァ」(著:あさのあつこ)です。

-----内容-----
中学でフルートに挫折した相野美由。
高校の入学式で、大人びた久喜さん、人懐こい菰池くんに出会い、頑なな美由の気持ちも徐々に変化が……。
不揃いな三人が吹奏楽部の春から夏までを素速く(アレグロ)駆け抜ける!
揺れ動く15歳の心を丁寧に綴る、はじける青春小説。

-----感想-----
桜蘭学園高校の入学式で物語が始まります。
主人公は新入生の相野美由で、冒頭美由は別の高校に進学した伊藤愛沙から「卒業しなくてはいけない」と思っていて、中学校時代に何かがあったのが分かりました。
両親は美由が小さい頃に離婚して父の陶介とは離れ、母の有希子に育てられました。
美由は母の良さを次のように言っていました。
相手が誰でも徹底して憎んだり、怨んだりしない。その手前で立ち止まることができる。悪口や愚痴をまったく口にしないわけじゃないけれど、口にしたことを恥じる気概を持っている。
口にしたことを恥じる気概を持っているの部分が凄いなと思いました。
人間よほどの聖人でもない限り、うんざりする人物への悪口や、うんざりする出来事への愚痴をこぼすことがあるかと思います。
今の悪口や愚痴はこぼすべきではなかったかもと感じた時に、恥じてもう言わないようにしようと意識出来るのは偉いと思います。

楽器の「フルート」について、次のようにありました。
フルートの音色は柔らかく清らかで品位がある。”銀色の貴婦人”とは言い得て妙な形容だ。
”銀色の貴婦人”は良い形容だなと私も思いました。
クラシックのコンサートや演奏会でフルートの演奏を何度も聴いてきましたが、まさに清らかで上品な音色をしています。

美由は6歳歳上の従姉妹、朱音の影響でフルートを始めました。
朱音と美由の会話で吹奏楽コンクールの流れについて書かれていました。
8月に県吹奏楽コンクールがあり、そこで選ばれると9月の支部大会に行き、そこで金賞を取ると10月に普門館で行われる全国大会の舞台に立てるとのことでした。
現在の全国大会の舞台は普門館ではなくなっていますが、作品世界の中ではまだ普門館なのが分かりました。
朱音は「そこの舞台に立つのが吹奏楽部員の憧れなんだ。高校野球の甲子園球場、サッカーの国立競技場みたいなものかな」と言っていて、かなり特別な場所なのだと思いました。
美由は中学校時代に愛沙とともに吹奏楽部に入りましたが二年で途切れたとあり、何があったのか気になりました。
美由が愛沙との会話で「差し障りのない、すらりと答えられるような質問が良い」と胸中で語っていて、相手の内側の迂闊に聞くとまずい部分に踏み込まないようにしていました。
これはよく分かり、無遠慮に聞いてほしくない部分を多かれ少なかれ持っている人は多いのではと思います。

美由は中学の吹奏楽部に入って半年経った時、顧問の岸川先生から次のように言われます。
「相野さん、吹奏楽ってね、人が楽器を選ぶんじゃなくて、楽器が人を選ぶのよ」
美由はフルートに選ばれる人になっていないのではということを言っていて、非常に印象的でした。
「楽器が人を選ぶ」は特に印象的で、人間が「この楽器にしよう」と思っても楽器側が選んでくれない場合があるのだと思います。

岸川先生は次のようにも言っていました。
「フルートって、人気の楽器だから希望者は多いの。でも、ものすごく人を選ぶ楽器なのよ」
クラシックのコンサートや演奏会に出掛けた時も、フルートの音色はきらびやかで良いなと思います。
しかし「ものすごく人を選ぶ楽器」と意識したことはなかったです。
コンサートや演奏会に登場する人達は、フルートを選んだだけでなくフルートからも認めてもらっているのだなと思いました。

ユーフォニアム奏者の愛沙が3年生の先輩のように音を出せないのを凄く悔しがっていた場面がありました。
「ユーフォニアムに申し訳なくて、悔しくてたまんないの」と言っていて、愛沙がユーフォニアムと真摯に向き合っているのがよく分かる言葉でした。
「自身達は1年なのだから、先輩の方が上手いのは当たり前」と言う美由とは意見が合っておらず、その後の決裂が予感されました。
美由は中学校の吹奏楽部でのことを「ささやかな挫折」と語り、「ささやかだけれど痛かった」とも語っていました。

高校で美由は同じクラスの菰池咲哉(さくや)、久樹友里香と話をするようになります。
久樹は言葉がぶっきらぼうで美由を戸惑わせることもありますが悪い人ではないようで、言い方が悪かったと謝っている場面もありました。

菰池が美由の家を訪れて話をします。
菰池も中学校時代に吹奏楽部に入っていて、小学生の時に見た久樹の天才的なパーカッションに憧れて最初はパーカッションをやろうとしていました。
しかし顧問の先生に向いていないと言われ、ユーフォニアムに転向したことを明かします。

美由、菰池、久樹の在籍する1年2組の様子の描写で印象的なものがありました。
開け放された窓から吹き込んでくる風は、微かに熱と湿り気を孕んでいる。これから、夏になろうかという風だ。
「これから、夏になろうかという風」が良い描写だと思いました。
春と夏の間にはそんな風が吹く時期があります。
特に5月にその風が吹くことがよくあり、夏の近付きを感じます。

菰池は久樹を吹奏楽部に誘うと言います。
3人で屋上でお弁当を食べながら話すことになり、屋上から見た空の描写がとても印象的でした。ドアの向こうには、空があった。屋上じゃなくて、空が視界いっぱいに広がる。それは、春のように霞んでいない。濃く青く、光を存分に含んでいる。ぎらつくほどじゃないけど、これから猛々しく育っていく光だ。空は地上よりも一足早く、夏を迎え入れようとしている。
これもその通りで、やはり5月頃に空が力強くなったなと感じることがあります。
それまでの春の雰囲気と違い、夏を感じる空です。

菰池の吹奏楽部入部への誘いを拒否した久樹は自身をトラブルメーカーだと言い、何かがあって楽器の演奏が嫌になっているのが分かりました。
さらに菰池は美由も吹奏楽を一緒にやるよねと言ってきて、美由は戸惑います。
またそれまで久樹に様々なことを問いかけていた美由が、反対に問いかけられた時の考えは印象的でした。
それまで、さんざん問いかけてきた身とすれば、突っぱねるわけにはいかなかった。高校生には高校生の仁義ってものがある。
美由の考えは非常に良いと思いました。
やはりさんざん問いかけておいて、自身が問いかけ返されたら答えないのでは義理を通せず、対等なお付き合いとは呼べないと思います。

吹奏楽部の部長は3年の藤原香音(かおん)で、物語冒頭の入学式の日に美由と母親の並んだ写真を撮ってくれた人でもありました。
美由は香音から吹奏楽部の練習を見に来ないかと言われます。
やがて美由も久樹ももう一度吹奏楽をやる決意をし、菰池と3人揃って入部となります。

中学校でフルートに挫折した美由はどの楽器をやるかなかなか決められずにいましたが、藤原から「軽やかで小気味良い雰囲気が相野さんにピッタリのイメージ」とピッコロを勧められ、ピッコロ奏者になることを決意します。
久しぶりに楽器を吹いた美由は次のような心境になります。
あたしが出した音だ。久しぶりに楽器に触れた。音を出した。ピッコロに受け入れられた気がした。少し泣きそうになった。
「ピッコロに受け入れられた気がした」とあり、中学校時代の岸川先生の場面との対比になっていて、少し自信を取り戻したのではと思いました。

美由が調和の本当の意味に気付いた場面も印象的でした。
調和って、とても美しい。自分を囲い込むのではなく、広げること。広がり結びつくこと。
さまざまな楽器が調和してこそ、本物の吹奏楽だ。それぞれの個性を消し、融け合うのではなく、個々の音がリズムが特性が生きて繋がり、一つの曲になる。
個性を殺してはならない。むしろ際だたせながら、纏まっていく。


中学校時代の美由は、同調や協調、調和といった言葉を無遠慮に押し付けてくる者を嫌悪していました。
その時は個性を消して無理に周りに合わせるという意味合いだったのが、真の調和は個性を消すようなことはせずに纏まると知り、大きな飛躍の時を迎えたように思いました。


この作品は読書のはかどらない時期に読み始めたので、読み終わるのにかなりの時間がかかりました。
しかし読んで良かったと思う素敵な作品でした。
作品内に登場する景色などへの素敵な文章表現も、美由の目線で語られる印象的な言葉や心理も、読書をする時に楽しみにしていることです。
そういったものがたくさん登場する作品に巡り会えて良かったと思い、これを機にまた読書して行きたい気持ちになりました


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HiKaRi Library Concert 2022年6月

2022-06-11 06:07:05 | コンサート、演奏会


(写真左から音楽ユニット「HiKaRi」のピアノKAORIさん、ヴァイオリンRioさん、エレクトーンRIONさん)

6月4日、山口県周南市立徳山駅前図書館の2階広場で行われた、新感覚音楽ユニットHiKaRi(ヒカリ)のHiKaRi Library Concertを聴きました。
HiKaRiはヴァイオリン、ピアノ、エレクトーンという珍しい編成で毎回多彩な音色を奏でている山口県の音楽ユニットで、昨年の6月に初めてコンサートを聴いて以来、聴くのは6回目となります。
聴き始めてちょうど一年が経ち、HiKaRiのヴァイオリン、ピアノ、エレクトーンの編成は最初は珍しさが目を引きましたが、聴いていると非常に洗練されていることも分かりました。
ヴァイオリンのダイナミックさ、ピアノの華やかさ、エレクトーンの変幻自在さ、それぞれの楽器の強味が時には個々に際立ち、時には全体の音色のベースとしてそっと華を添え、次はどんなハーモニー(調和)を奏でるのだろうと毎回楽しみにしています



1. 葉加瀬太郎:モーニングショー(3人で演奏)



朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」のオープニングテーマ曲です。
爽やかに、さらには力強く躍動する演奏でした。
ヴァイオリンがメインメロディを演奏した時の迫力や伸びが凄かったです。



2. ジェリーシー:カノンロック(ヴァイオリンとエレクトーンで演奏)



(RIONさん)



(Rioさん)


ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルによるクラシック曲「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」をロックバージョンにアレンジした曲です。
演奏が始まるとまさにロックの雰囲気が凄く感じられました。
エレクトーンがロックバンドのドラム奏者のような音色になっていました。
そのスピード感が良く、聴いていてどんどん気持ちが盛り上がりました
ヴァイオリンもノリノリで、まるでエレキギターのようでした。
最後はヴァイオリンがうなるような高音でオラアッ!と締めくくっていました。



3. 映画「オズの魔法使い」より:虹の彼方に(ピアノとヴァイオリンで演奏)



(演奏直前の様子。ヴァイオリンを演奏する「弓」の握りが格好良いなと思いました

ピアノが目立つ場面があり、力強くさらに優しさもありました。
手の平でビー玉をコロンと転がしているかのような音でした。
そこにヴァイオリンがピッチカート(指で弦をポロンポロンと鳴らす演奏)を入れ、スパッと切れがあり良いアクセントになっていました。




(3曲目終了後トーク中)



4. ディズニー映画「アラジン」より:A Whole New World(3人で演奏)





一番盛り上がるサビの部分の時にエレクトーン、ヴァイオリンの順で同じメロディが続き、エレクトーンのしなやかでドラマチックな演奏の後のヴァイオリンの入り方がとても力強く印象的で、ハッとなりました。
最後の方のピアノとエレクトーンのゆったりとした掛け合いも良く、ロマンチックでした



5.映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より:パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー(3人で演奏)



メドレーの中で2曲目に登場したバラード調の曲が凄く良かったです。
途中から一気に迫力が出て胸を打たれました。
「彼こそが海賊」という、映画の告知でも何度も流れた有名曲の演奏は、切れの良さが圧倒的でした。
ピアノがかなり良く、ヴァイオリンとエレクトーンのコンビによる演奏を牽引したり、後に続いたりと自在な演奏をしていました。



6. TOTO(トト):Child's Anthem(3人で演奏)



エレクトーンの独奏でゆったりドラマチックに始まりました。
そこから一気に「刻む」激しい演奏になります。
エレクトーンが一定間隔で繰り出すリズムが良く、そのベースとなっている音の上をヴァイオリンが躍動していました。
ピアノの超高音の音色もキラキラしていて良い雰囲気でした



7. 一青窈:ハナミズキ(3人で演奏)



ゆったり安らぐ演奏で、ヴァイオリンの高音がかなり良く、伸びと響きが素晴らしかったです。
またサビに向かうまでの演奏でエレクトーンが「タンタンッ」と、まるで弦楽器のピッチカートのような音色でメインメロディにフシを付ける演奏を続けていて、その雰囲気が幻想的でとても良かったです
やはり一台で数百種類もの音を出せるエレクトーンが居ると演奏の幅が広がると思います。
ハーモニーの「前」に出て目立っている時はもちろん、「後ろ」で音色のベースを作っている時も多彩さが際立っています。




(8曲目演奏前トーク中)



8. Shakatak(シャカタク):Night Birds(ピアノとエレクトーンで演奏)





(KAORIさんトーク中)



(RIONさんトーク中)

ピアノの「タタン タッタッタッタタン」という演奏がとてもリズミカルでスキップしているかのようでした。
その後にエレクトーンが続く掛け合いの演奏が3回続き、息も合っていて良い雰囲気だなと思いました。
エレクトーンがエレキギターのようになる場面もあり面白かったです。




(9曲目演奏前トーク中。演奏者の紹介が行われました



9. テレビアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」より:残響散歌(3人で演奏)





(Rioさん演奏中。躍動が物凄かったです

とても迫力がありノリノリな演奏でした。
力強さと速さに聴いていてワクワクした気持ちになりました。
ヴァイオリンの躍動が凄く、まるで暴れているかのようで、笑顔を見せていてとても楽しそうな雰囲気なのも良いなと思いました



10. ピアソラ:リベルタンゴ(3人で演奏)



今年の5月3日に「Jチャンやまぐち」というニュース番組で生演奏をした曲です。
前回の4月のコンサートの時にぜひ山口県を代表するユニットになってヴァイオリン、ピアノ、エレクトーンという編成の珍しさを生かした音色で地域を盛り上げていってほしいと書きましたが、かなり現実味を帯びて来たという気がしました。

ヴァイオリンの独奏で始まり、雰囲気の良さに引き込まれました。
そこから3人で情熱のメロディを演奏します。
ヴァイオリンの超高音の伸びが良く、ピアノとエレクトーンで支えていました。
またピアノとエレクトーンの音の演出も良く、流れて行くメインメロディの様々な場所に現れて華を添えていました



HiKaRiのコンサート、今回もとても楽しかったです。
コンサートの合間にふと後ろを見ると、たくさんのお客さんが聴いていたのがとても印象的でした。
コンサート活動を通じて地域に愛されるユニットになっているのが分かり、山口県在住の私は山口県にHiKaRiという素敵な音楽ユニットがあって嬉しいです
前回のコンサートから今回のコンサートまでの間にニュースで紹介されるまでになり、これからもどんどん名が知れ渡って行ってほしいと思います



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演奏者プロフィール

ヴァイオリン【Rio(浦川莉緒)】(ヴァイオリニスト)

ソロからオーケストラ演奏はもちろん、クラシックからポピュラーまで幅広いジャンルを手掛ける実力派ヴァイオリニスト。
音楽大学首席卒業。
フランスへ短期留学、数々のコンクールで入賞し実績を残しながら、国内外の著名なマスタークラス等で研鑚を積み演奏活動を始める。
人柄が現れる音色に魅了されるファンも多い。


ピアノ【KAORI】(ヤマハ音楽教室講師)

乳幼児から大人までの幅広い層への総合音楽指導にあたる。
自身もコンクールなどでは実績を残し、現在は生徒から多くの優秀生を輩出するなど、ピアノ指導を通じて音楽育成を行っている。
イベント等での演奏をはじめ、他楽器の伴奏者としても活動し、関係者から高い支持や信頼を得ている。


エレクトーン【RION】(音大生/シンガーソングライター)

3歳で初めて作詞作曲をし、5歳からエレクトーン曲等の作曲をする。
毎年全国各地のコンサートで自作曲を演奏し高い評価を得る。
また、毎年数々のコンクールでの受賞歴を持つ。
ソロ活動としては様々なプロアーティストと多彩なコラボをし、全国各地の多くのミュージシャン、関係者から評価を得ている。
シンガーソングライターとして2020年春、CDデビュー。
2021年春、セカンドアルバム発売。
FM山口『SING&SMILE』を制作。OA中!!
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-----HiKaRiのコンサート-----
HiKaRi Library Concert Vol.27(2021年6月)
HiKaRi Library Concert Vol.28(2021年8月)
HiKaRi Library Concert 2021年10月
HiKaRi Library Concert 2021年12月
HiKaRi Library Concert 2022年4月


-----rioさん登場のコンサート、演奏会-----
エリザベト音楽大学 Autumn Concert
エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会
一楽章f未完成 弦楽四重奏コンサート
エリザベト音楽大学 ザ・シンフォニック・エンターテインメント
威風堂々クラシック in Hiroshima 2019
エリザベト音楽大学 2019年度卒業演奏会


-----徳山ゆかりのフォトギャラリー -----
出光興産徳山事業所 「海賊と呼ばれた男」ゆかりの地
遠石八幡宮 整った綺麗な神社


-----徳山ゆかりの小説-----
「海賊とよばれた男 (上)」百田尚樹
「海賊とよばれた男 (下)」百田尚樹


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軌道に乗った長距離ウォーキング

2022-05-22 09:50:50 | ウェブ日記
今年のゴールデンウィーク、私は4月28日から5月8日までお休みを頂きました。
ゴールデンウィーク前から本格的に再開した長距離ウォーキングを、ゴールデンウィーク中に一気に軌道に乗せたいと思いました。
10000歩以上歩いた日の歩数を記録していて、それぞれの日毎の歩数は次のようになりました。

4月28日 26000
4月30日 25000
5月1日 28000
5月2日 12000
5月3日 30000
5月4日 26000
5月5日 23000
5月6日 26000
5月7日 32000
5月8日 16000

10000歩を歩くのに、普段の歩き方で1時間少々掛かります。
20000歩だと2時間半くらいはかかっており、かなりの運動量になります。
その甲斐あって、最近はウエストが細くなるといった目に見えるダイエット効果が現れました

昨年も春~秋にかけて活発に歩いていましたが、やはり冬から春先の12月~3月は寒さと花粉に阻まれてあまり歩けずにいました。
長距離ウォーキング再開の当初は身体が重く感じましたが、ゴールデンウィーク中に活発に歩いたおかげで体力も上がって再び軌道に乗りました。

一昨年の真夏に暑さにかなり苦しんだ経験があり、真夏の前に体力をしっかり上げておくのが大事と思うようになりました
外を歩くのも困難に感じるようでは夏を楽しめないなと思います。
元々夏は好きなので、今年も今のうちにたくさん長距離ウォーキングをし、体力をさらに上げて身体も暑さに慣れて真夏を迎えられるようにしたいです
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寄る年波と年の功

2022-05-14 15:02:48 | ウェブ日記


(漫画「ONE PIECE」より)

「寄る年波」という言葉があります。
gooブログを始めてから15年経ち、20代だった私は今は30代を過ごしています。
20代の頃に比べるとやはり疲れが取れづらくなったり、あまり深夜まで起きていると次の日が辛かったり、熟睡しづらくなったりといった変化を感じてもいます。
食べ物もあまりこってりしているよりはさっぱりしているものを好むようになってきました。
それだけ年齢を重ねたのだなと思い、寄る年波を意識することがあります。

人は誰でも年齢を重ねるので、身体に衰えを感じるのはやむを得ないことです。
最近は現在の身体の状態に合わせ、なるべく早めに横になって身体を休めることを意識しています。
また体力の底上げも重要だなと思い、活発に長距離ウォーキングもするようにしています。
何もしないでいるとどんどん体力は落ちて行くので、この先も意識して続けて行こうと思います。

反対に「年の功」を感じることもあります。
人と話す時に、若き10代~20代の頃には使えなかった「柔軟性のある振る舞い」をするようになりました。
場を和ますためにお笑い的に振る舞うこともあれば、相手の面子というものを尊重したり、あるいはこちらが懐広く振る舞うことで相手を安心させたりなど、状況によって様々な振る舞いをしています。
「誰々さんに聞いたら、〇〇だと言っていたんです(よって私は悪くないんです)」的な人のせいにする言動は、白い目で見られるのも熟知するようになりました。
誰々さんに聞いている時点で、自身の力では解決出来なかったということですから、得た答えが違っていたとしても、誰々さんのせいにするのは筋違いなのだと思います。

年齢を重ねるのは嫌なこともありますが、年齢を重ねたおかげで出来るようになったこともあります。
この先40代になればさらに身体に衰えを感じるとは思いますが、その時々の身体の状態を把握して、上手く付き合って行ければと思います。
そして「年の功」も発揮出来る人間でいられるようにしたいなと思います
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若林麗ヴァイオリンリサイタル

2022-05-05 05:46:21 | コンサート、演奏会


(ヴァイオリン若林麗さん(写真右)と、ピアノの望月晶さん。写真は全演奏終了後。)

昨年の12月9日、広島市の広島県民文化センターホールで行われた「若林麗ヴァイオリンリサイタル」を聴きました。
同年2月の「新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第60回広島」
で初めて演奏を聴き、興味を持ったヴァイオリニストです。
東京都の桐朋学園大学に在学中のため広島で演奏をすることはなかなかないと思っていましたが、思いがけず凱旋リサイタルを行うことを知り、ぜひ聴いてみようと思いました。
まだ大学2年生ですが果敢にリサイタル(何人かで行うコンサートと違い、自らが終始演奏の中心に居るので出番も多く大変)を行うとのことで、どんな演奏が聴けるのかとても楽しみでした




(広島県民文化センターホールの様子。)



1. バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番

1楽章
少しだけ悲しそうに始まりました。
儚さがあり、それでいて華やかさもある音色でした。
最後はゆっくりと終わりました。


2楽章
ヒラリッ、ヒラリッという何かが舞うような演奏を繰り返して始まり、ヒラリッが何度も続きました。
華やかで派手ですがどこか物悲しさもありました。

音が浮遊しているように聴こえる場面があり、内側から湧き上がって来るかのようでした。
最後はとても情熱を感じる演奏でした。



2. ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番

1楽章
ピアノの軽やかな演奏で始まり、ヴァイオリンも同じ音色で入って行きます。
両方合わさってかなり良い音色になりました。
ピアノが物凄く速くて上手いなと思いました。
その後も時折ゆったりする瞬間はありながらも終始速い演奏を中心に進んで行き、スピードの凄さに飲み込まれるかのようでした。
さらにそこに「楽しさ」もあり、スキップするような演奏が登場したり、リズミカルな演奏が何度も登場したりしていました。


2楽章
ピアノのゆったりと安らぐ音色で始まります。
ヴァイオリンも同じ音色で入って行き、2人でとても安らぐ良い演奏をしていました。
ピアノがプクプクと幻想的な泡のような伴奏をし、ヴァイオリンがその上を自在に動き回る演奏をする場面がありとても印象的でした。
またヴァイオリンの音の伸びが凄く良いなと思い音色に引き込まれました。
ヴァイオリンはピッチカート(指で弦をポロンポロンと弾く演奏)もあり、響きが立体的で奥行きを感じ上手いと思いました


3楽章
ピアノが軽やかに楽しそうに演奏を始め、ヴァイオリンも同じ演奏で続きます。
一瞬激しい演奏になり、ピアノは叩き付けるように、ヴァイオリンはスパッと切るように演奏しました。
そこから2人で軽やかな演奏になり、次はどんな音を出すのかワクワクしながら聴きました。


4楽章
情熱的な速い演奏で始まりました。
ここでもヴァイオリンの音の伸びが良いと思い、まるでスキーを滑るかのように聴こえました。
やがて2人でとても激しい演奏になり、スピードもあり圧倒的な響きでした。





(2人とも桐朋学園大学生で、息の合った演奏をされていました



3. クライスラー:愛の喜び│愛の悲しみ│美しきロスマリン│中国の太鼓

「愛の喜び」
聴いたことのあるメロディがとても明るく力強く始まりました。
束の間ゆったり安らぐ音色になり、そこからまた明るく力強い音色になるのが繰り返されました。

「愛の悲しみ」
ヴァイオリンもピアノもやや寂しそうに始まりました。
安らぎも感じるようになり、よく伸びる優しい音色が良いと思いました。

「美しきロスマリン」
明るく躍動感のある演奏でした。
音が楽しそうなのが良いと思いました
最後はヴァイオリンのピッチカートでポロンと終わりました。

「中国の太鼓」
ヴァイオリンもピアノも高音をとても速く刻む演奏で始まりました。
そこからややゆったりな演奏になり、ミステリアスさもありました。
再び凄く速くなり、ヴァイオリンが刻む演奏をしながらどんどん高音になって行ったのが印象的で凄味がありました。



4. ワックスマン:カルメン幻想曲

ピアノの物凄く速い「タンタンタタタタ タンタンタタタタ」のリズミカルな有名メロディで始まりました。
ヴァイオリンはゆったりと入り、今度は2人でミステリアスなメロディを演奏しました。
コンビネーションの技が良く、ピアノが主旋律になったり、ヴァイオリンが低音で演奏したり高音で演奏したりと、次々と演奏が変化して行きました。

ヴァイオリンのピッチカートが目立つ場面があり、力強さが際立っていました。
またピッチカートの前も後もヴァイオリンの音色が変幻自在になっていたのが印象的です。
最後は2人でハイテンポのどこかミステリアスな演奏から、凄く激しい演奏になって行きました。


カルメン幻想曲の後、若林麗さんの挨拶がありました。
10代最後の晴れ舞台を広島で行えて嬉しいと言っておられました。
また来月に広島で成人式を迎え、広島出身ヴァイオリニストとして頑張って行きたいとのことでした。


アンコール
チャイコフスキー:「懐かしい土地の思い出」より「メロディー」

明るく雰囲気の良い音色でした。
ヴァイオリンもピアノもとても上手く、気持ちが安らぎました


若林麗さんのヴァイオリンリサイタル、楽しませて頂きました。
10ヶ月前に聴いた時は広島交響楽団との共演によるヴァイオリン協奏曲でしたが、今回はピアノ伴奏でのリサイタルということで、よりヴァイオリンの音色が際立つことになりました。
10ヶ月の間に益々上手くなったように思い、10代の人のぐんぐん登って行く勢いを感じました。
またピアノの望月晶さんも初めて演奏を聴きましたが非常に上手いと思い、2人それぞれまたどこかで演奏を聴けると良いなと思いました



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演奏者プロフィール 2021年12月時点

若林麗(ヴァイオリン)

広島市出身。
第67回、第69回全日本学生音楽コンクール大阪大会入選。
第25回日本クラシック音楽コンクール全国大会中学校の部、第4位。
第1回桐朋ジュニアコンクール in 広島にてグランプリ受賞。
第9回べーテン音楽コンクール全国大会中学校の部、第1位。
第11回べーテン音楽コンクール全国大会高校の部、第1位。
第33回広島サマーコンサートにてヤマハ賞受賞。
第22回さくらぴあ新人コンクール、第1位。
日本演奏連盟2020年度新進演奏家育成プロジェクト、オーケストラ・シリーズにて広島交響楽団と共演。
イブラ・グランド・アワード・ジャパンにてグランプリ入賞、ノミネート賞受賞。
桐朋女子高等学校音楽科を卒業、卒業演奏会に出演。
現在、桐朋学園大学音楽学部2年在学中。
これまで村上直子、浦川宜也、松田理奈、篠崎功子各氏に師事。



望月晶(ピアノ)

桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学音楽学部4年に特待生として在学中。
第89回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)。
第88回大会にて、コンクール委員会特別賞受賞(共演賞)。
第9回桐朋ピアノコンペティション第2位。
第42回霧島国際音楽祭マスタークラスにて、トリオ・スペラとして霧島国際音楽祭音楽監督賞受賞。
高校卒業演奏会、桐朋ピアノガラコンサート、カワイ表参道サロンコンサートシリーズ等に出演。
2019、20年度公益財団法人青山財団奨学生。
これまでにピアノを今井啓子、小森谷泉、練木繁夫各氏に師事。
室内楽を練木繁夫、山崎伸子各氏に師事。
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-----若林麗さん登場のコンサート、演奏会-----
新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第60回広島


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菅原りこさんが「新潟県聖籠町の文化・芸能大使」に就任

2022-04-30 05:31:26 | ウェブ日記


(聖籠町文化・芸能大使に任命された菅原りこさん。写真はネットより。以下同じ)

女優、タレントとして活躍する菅原りこさんが4月27日、新潟県聖籠町(せいろうまち)の文化・芸能大使に任命されました。
菅原りこさんは新潟県聖籠町出身の21歳の新鋭で、演技力、歌唱力、ダンス力どれもが非常にハイレベルで芸能の申し子のような人でもあります。
芸能活動においても新潟県との関わりは深く、2015~2019年まで新潟県を拠点とするアイドルグループNGT48で活動しておられました。
グループ卒業後はエイベックスに移籍し、女優、タレントに転身して活動しておられます。
ソロになってからもツイッターなどに新潟県各地と聖籠町それぞれを訪れた写真がたくさんアップされていて、普段から地元への愛を感じる人です(記事の最後に印象的な写真をピックアップしています)




(2021年6月、聖籠町のさくらんぼ農園で「聖籠美人」というさくらんぼの品種を紹介する菅原りこさん。聖籠美人とは菅原りこさんのことでもあるなと思いました





(2022年4月、新発田市の加治川治水記念公園でお花見を楽しむ菅原りこさん

大使に任命されるということは、行政の人達から「その地域のPRをするのに適任な人」と見込んで頂いたということで、栄誉あることだと思います。
名称が「聖籠町文化・芸能大使」で、文化のほかに芸能の大使でもあることから、「菅原りこさんの演技や歌唱などの芸能は、地元の誇り」という意味合いもあるのではと思います。




(昨年末上演の舞台「PERSONA5 the Stage #3」で”心の怪盗”として活躍する奥村春役の菅原りこさん(写真右))

「芸能」の歌唱力とダンス力はアイドル時代からハイレベルな人ですが、演技力は女優、タレントに転身後の最近の上昇ぶりが物凄く、私は昨年末上演の舞台「PERSONA(ペルソナ)5 the Stage #3」での演技を見て、物凄く上手くなっていて驚愕しました。
才能完全開花の時を迎えているように思い、若い人の「昇り龍」のような勢いを感じました
新たに「PERSONA5 the Stage #4 FINAL」(今秋上演)への出演も決定し、どんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみです

菅原りこさんには「さくらんぼの妖精」というキャッチフレーズがあります
さくらんぼは聖籠町の特産品でもあることから、さくらんぼの妖精がPRする特産品さくらんぼということで、イメージ的にも凄く良いなと思います
また新潟県と聖籠町それぞれへの愛にも溢れ、芸能のお仕事で関わった人達とも次々親しくなって行く優れた人格者でもあり(周りから好感を持って頂けて自然と人が集まる)、行動面人格面いずれにおいても大使に適任だと思います。
ぜひ聖籠町のことを全国に向けてどんどんPRして盛り上げて行ってほしいです



-----菅原りこさん出演作品、コンサートの感想記事-----
「罪のない嘘 ~毎日がエイプリルフール~」三谷幸喜
辰巳真理恵 菅原りこ 追川礼章 SPECIAL CONCERT
「PERSONA5 the Stage #3」(主演:猪野広樹)


-----関連記事-----
「山口真帆 1st写真集 present」
「DIVER-特殊潜入班- 第二話」
「ショコラの魔法」(主演:山口真帆)
「長谷川玲奈 1st写真集 一瞬の光」
「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら 〜Diary〜」
「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら 〜Hanabi〜」



-----参考 菅原りこさんの新潟県、聖籠町への愛-----



(2019年11月、聖籠町の「二宮家の日本庭園」を訪れる菅原りこさん)




(2020年6月、聖籠町のさくらんぼ農園を訪れる菅原りこさん)




(2020年10月、長岡市の『越後川口サービスエリア』で雪室珈琲ソフトと雪下にんじんジュレを手にする菅原りこさん)




(2020年10月、魚沼市の奥只見湖遊覧船に乗る菅原りこさん)




(2020年10月、上越市の「LA PENTOLACCIA (ラ・ペントラッチャ)」でイタリア料理を楽しむ菅原りこさん)




(2020年10月、佐渡市の「七右衛門」でそばを楽しむ菅原りこさん)




(2020年10月、佐渡市でたらい舟を楽しむ菅原りこさん)




(2020年10月、佐渡市の「フルーツカフェ さいとう」でパフェを楽しむ菅原りこさん)




(2020年10月、佐渡汽船のフェリーに乗る菅原りこさん)




(2020年11月、弥彦村の弥彦神社を訪れる菅原りこさん)




(2021年3月、新潟市の新潟縣護國神社で成人の写真撮影をする菅原りこさん)




(2021年5月、胎内市の喫茶店「コーヒーさとう」を訪れる菅原りこさん)




(2021年7月、五泉市の「五泉八幡宮」を訪れる菅原りこさん)




(2021年7月、五泉市の「たこ焼たこちゃん 」を訪れる菅原りこさん)





(2021年7月、新潟市のカフェ『#Jelicafe 』を訪れる菅原りこさん)




(2021年7月、村上市のカフェ「笹川流れ塩工房」で塩ソフトクリームを楽しむ菅原りこさん)





(2021年9月、聖籠町のぶどう農園を訪れる菅原りこさん)





(2022年1月、新潟市の和菓子店「あやめぽっぽ」が作る「ぽっふる」という食べ物の紹介をする菅原りこさん。初めて見る食べ物で興味深かったです




(2022年2月、新潟市のチョコレート店「久遠チョコレート 新潟」を訪れる菅原りこさん)

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板蕎麦 香り家 おためしそば切りセット

2022-04-24 13:01:40 | グルメ


(板蕎麦 香り家のおためしそば切りセット。かなり良いランチセットでした

広島市の平和記念公園近くにある「板蕎麦 香り家」に行きました。
そばの名店で、開店してすぐに訪れましたが店内は既に何人もお客さんが居て、帰る時にはお店の外に行列が出来ていました。
東京の恵比寿にある姉妹店が「嵐にしやがれ」という、アイドルグループ「嵐」によるテレビ番組で取り上げられ、お店の名前もより広まったようです。




私は「おためしそば切り」のランチセットを頼みました。
そばのほかにだし巻き玉子、ポテトサラダが付き、さらにお好みで季節の炊き込みご飯を無料で付けられます。

そばは細打ちと太打ちが選べ、私は細打ちでお願いしました。
お店の名前が「板蕎麦 香り家」なように、そばは板に載って登場します。
そばのつゆは通常のつゆとごまつゆの2つあり、それぞれの味をお試し出来るから「おためしそば切り」なのだと分かりました。

先にごまのつゆで食べてみると、濃厚な味わいでそばともよく絡み、とても美味しかったです。
次に通常のつゆで食べてみると、やはりそばの風味が感じられるのは通常のつゆの方だなと思いました。
「つなぎ」を使っていない十割蕎麦でもあり、爽やかな和の雰囲気の風味がとても良かったです。
歯ごたえもあり、ゆっくりと風味を楽しみながら食べました。
風味を楽しみたい人は先にごまつゆを試してみて、後は通常のつゆにするのがお勧めかなと思います。




(板蕎麦 香り家の帰る時の様子。行列が出来ていました。)

だし巻き玉子はフワフワに焼き上がっていました。
醤油のかかった大根おろしとねぎが載っていてあっさりで、ほんのりな醤油味がよく合っていて美味しかったです。

ポテトサラダはレタスと水菜の茎入りで、レタスのシャキシャキが良いアクセントになっていました。
茗荷をカットしたものも入っていて、独特な香味が広がるのが良く、かなり凝ったポテトサラダで良いなと思いました。

竹の子の炊き込みご飯は鰹節が混ぜてあり風味が良かったです。
竹の子も柔らかくて美味しく、私はおかわりさせて頂きました。


凄く美味しく、様々な味も楽しめて良いランチメニューだと思いました。
ご飯は時期によってメニューが変わり、あさりの炊き込みご飯などもあるようです。
そばが「田舎そば(そば殻の付いたまま製粉された、濃いグレー色のそば)」なのも素朴な雰囲気がして良いと思います。
また食べに行ってみたいと思います
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長距離ウォーキングの再開

2022-04-17 06:16:21 | ウェブ日記
昨日から雨の日以外は長い距離を歩くウォーキングを再開することにしました。
今年は冬の寒さが非常に厳しく、1月と2月が思うように歩けませんでした。
3月は暖かくなってきましたが代わりに花粉の飛散が激しくなり、やはりなかなか歩けませんでした。
最近はついに花粉も少なくなったようで、長距離ウォーキングを再開する時が来たなと思います

昨年は4月3日に歩き始めたので、今年は約2週間遅れての開始となりました。
花粉の飛散時期も昨年より遅れていたのでやむを得ないかなと思います。
今のうちに体力を強化しておかないと真夏の猛烈な暑さになった時が辛いので、しっかり続けて行きたいと思います。

1~3月思うように歩けずにいたうちに、ダイエットしていた身体もやや増えてしまったなと思います。
厳しい寒さの時にたくさん食べたのも影響したと思います。
ウォーキングの秘訣は続けることにあり、昨年も何ヶ月も続けているうちにどんどん効果が出たので、今年もぜひ続けて行こうと思います。
まずは早めに昨年活発に歩いていた時期のリズムを取り戻したいと思います。
そして夏を迎える前までに体力を上げておきたいです
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HiKaRi Library Concert 2022年4月

2022-04-10 05:20:05 | コンサート、演奏会


(HiKaRiの左からピアノKAORIさん、ヴァイオリンRioさん、エレクトーンRIONさん。)

4月2日、山口県周南市立徳山駅前図書館の2階広場で行われた、新感覚音楽ユニットHiKaRi(ヒカリ)のHiKaRi Library Concertを聴きました。
HiKaRiはヴァイオリン、ピアノ、エレクトーンという珍しい編成で毎回多彩な音色を奏でている山口県の音楽ユニットで、コンサートを聴くのは5回目となります。
偶数月にコンサートを開催していて、2月が新型コロナウイルスの影響で中止になり、4ヶ月ぶりの開催となる今回はぜひ行きたいと思いました
今回は1曲目以外は全て3人全員で演奏し、コンサート前半に春の曲が次々と登場して、会場が桜も満開になった春の時期ならではの明るさと少しのもの悲しさを感じる音色に包まれて行きました



1. 松任谷由実:春よ、来い(ピアノソロで演奏)



(ソロでピアノ演奏をするKAORIさん。)

ピアノのKAORIさんが単独で登場して演奏を始めました。
世代を超えて広く知れ渡っている超有名メロディの演奏が始まると、音の可憐さにとても引かれました。
コロコロとした光の粒のように聴こえました
ピアノソロでの「春よ、来い」もかなり良いなと思いました





(1曲目終了後、挨拶をする左からピアノKAORIさん、ヴァイオリンRioさん、エレクトーンRIONさん。)



(KAORIさん、Rioさん)



(RIONさん)



2. 森山直太朗:さくら





(私はヴァイオリンRioさんの音大生時代によくコンサートで演奏を聴かせて頂いた縁で、HiKaRiのコンサートにも足を運ぶようになりました。)



中盤でエレクトーンが凄く目立つ場面があり、雄大で伸びやかで良かったです
ヴァイオリンがサビの部分のメインメロディを演奏した場面は物凄い迫力で伸びやかな演奏をしていて、音がこちらに向かって押し寄せるかのように響き渡っていて良いなと思いました。



3. 初音ミク:千本桜





演奏前のトークで「お祭りっぽく、オーケストラバージョンで演奏する」と言っていました。
ヴァイオリンのサビの演奏が凄い迫力で上手かったです。
エレクトーンは太鼓の音や笛の音を出し、それがとてもドラマチックに響いていて良かったです。
ピアノも太鼓のような音を出していたのが印象的で、出せるものなのかと驚きました。





(4曲目演奏前トーク中。)





4. 一青窈:ハナミズキ





エレクトーンがとても目立つ場面があり、ドラマチックで安らぎました。
ヴァイオリンもとても伸びやかで安らぎました。
ピアノがメインメロディになった場面はヴァイオリンとエレクトーンの大迫力の音色の中にあってもしっかりと音が分かり、3人全員で大迫力の演奏をする時のそれぞれの楽器の個性の際立たせ方が上手いなと思いました。



5. チャリティーソング:花は咲く



(ピアノKAORIさんの演奏で始まった場面。ヴァイオリンrioさん待機中。)



(ヴァイオリンも演奏を始めます。)



(エレクトーンは1台で数百種類もの音を出せるので、HiKaRiのコンサートではその特徴を生かし、バリエーション豊かに音のベースを作ることがよくあります。)

ピアノの演奏で始まり、エレクトーンがそれを支え、オルガンのような音色を響かせた場面が印象的でした。
ヴァイオリンも入り、全体でとても優しい音色になりました。
そこから凄い迫力の演奏になり、エレクトーンがソプラノ歌手のコーラスのような音色になり、聖なる響きのように聴こえてかなり良かったです



6. 葉加瀬太郎:モーニングショー





どこかで聴いたことのある曲だなと思ったら、演奏後のトークで朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」のオープニングテーマ曲と分かりました。
とても明るく爽やかな曲で、聴いていると気持ちも明るくなりました



7. ディズニー映画「アラジン」より:A Whole New World







安らぎの音色に迫力も出る、一番盛り上がる場面で3人それぞれの音が上手く響き合っていて良かったです。
複数の楽器が複数の音色を大音量で演奏している時は、聴こえやすい音色と聴こえずらい音色が生まれますが、3つの楽器全ての音が上手く聴こえてきて調和(ハーモニー)をとても感じました



8. 葉加瀬太郎:エトピリカ





高音演奏の伸びがとても良く、気持ちが安らぎました。
8曲目にしてヴァイオリンが初めてピッチカート(指で弦をポロンポロンと弾く演奏)をしたのが印象的で、コンサート終盤のスパートの合図のようにも思いました。
ピアノがかなりの高音を最大限の力で演奏したのも印象的で、硬質な音色になりつつきらびやかさも感じました。



9. 寺井尚子:IN THE MOOD FOR RAG





とても楽しそうで、ノリノリな演奏でした。
エレクトーンもピアノもヴァイオリンもとてもコミカルでした。
弾けるように演奏していて、やはりHiKaRiには楽しそうな演奏がよく似合うなと思いました



10. ピアソラ:リベルタンゴ





とても情熱的な演奏でのコンサート締めくくりとなりました。
ピアノの目立つ情熱の響きが特に良かったです


4ヶ月ぶりのHiKaRiのコンサート、楽しませて頂きました。
前半5曲に春の曲が次々登場したことに驚き、春らしさを強く感じる演奏になっていて良いなと思いました
後半も最初は途中まで爽やかな音色、安らぐ音色の曲を中心にするのかと思っていたら終盤にノリノリの曲や情熱の曲が登場し、雰囲気の変化も印象的でした。
ぜひ山口県を代表するユニットになってヴァイオリン、ピアノ、エレクトーンという編成の珍しさを生かした音色で地域を盛り上げていってほしいです



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演奏者プロフィール

ヴァイオリン【rio(浦川莉緒)】(ヴァイオリニスト)

ソロからオーケストラ演奏はもちろん、クラシックからポピュラーまで幅広いジャンルを手掛ける実力派ヴァイオリニスト。
音楽大学首席卒業。
フランスへ短期留学、数々のコンクールで入賞し実績を残しながら、国内外の著名なマスタークラス等で研鑚を積み演奏活動を始める。
人柄が現れる音色に魅了されるファンも多い。


ピアノ【KAORI】(ヤマハ音楽教室講師)

乳幼児から大人までの幅広い層への総合音楽指導にあたる。
自身もコンクールなどでは実績を残し、現在は生徒から多くの優秀生を輩出するなど、ピアノ指導を通じて音楽育成を行っている。
イベント等での演奏をはじめ、他楽器の伴奏者としても活動し、関係者から高い支持や信頼を得ている。


エレクトーン【RION】(音大生/シンガーソングライター)

3歳で初めて作詞作曲をし、5歳からエレクトーン曲等の作曲をする。
毎年全国各地のコンサートで自作曲を演奏し高い評価を得る。
また、毎年数々のコンクールでの受賞歴を持つ。
ソロ活動としては様々なプロアーティストと多彩なコラボをし、全国各地の多くのミュージシャン、関係者から評価を得ている。
シンガーソングライターとして2020年春、CDデビュー。
2021年春、セカンドアルバム発売。
FM山口『SING&SMILE』を制作。OA中!!
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-----HiKaRiのコンサート-----
HiKaRi Library Concert Vol.27(2021年6月)
HiKaRi Library Concert Vol.28(2021年8月)
HiKaRi Library Concert 2021年10月
HiKaRi Library Concert 2021年12月
HiKaRi Library Concert 2022年6月


-----rioさん登場のコンサート、演奏会-----
エリザベト音楽大学 Autumn Concert
エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会
一楽章f未完成 弦楽四重奏コンサート
エリザベト音楽大学 ザ・シンフォニック・エンターテインメント
威風堂々クラシック in Hiroshima 2019
エリザベト音楽大学 2019年度卒業演奏会


-----徳山ゆかりのフォトギャラリー -----
出光興産徳山事業所 「海賊と呼ばれた男」ゆかりの地
遠石八幡宮 整った綺麗な神社


-----徳山ゆかりの小説-----
「海賊とよばれた男 (上)」百田尚樹
「海賊とよばれた男 (下)」百田尚樹


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