読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
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日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

東京マラソン2019

2019-03-23 23:12:53 | ウェブ日記
3月3日、久しぶりに東京マラソンを見に行きました
ブログで交流のあるキャプテン・ハーロックさんとお父さんは頑張るゾッと‼さんの応援に行きました。
「東京マラソン2016」の記事で交流が続いています。



キャプテン・ハーロックさん。



お父さんは頑張るゾッと‼さん。

私がよく観戦する場所の皇居外苑~有楽町の辺りのスタートから約10km地点に行こうとしましたが、久しぶりの東京マラソンのため交通規制に大苦戦しました。
行こうとする道が全て交通規制で通れなくなっていて、それなら地下を移動しようとしましたが、地下も出ようとする出口が規制されて通れなくなっていて困りました。
何とか観戦することができたのは、私がよく観戦する約10km地点と場所は近いものの、ランナーの走った距離は約30km地点になる日比谷寄りの場所でした。

この日は朝から雨が降っていて冬の寒さでした。
降り続ける雨と冷たい風に体が凍えていた12時になる頃、ふと視界の端にマントが見えました。
えっと思い振り向くと、金髪に近い茶髪の髪が見え、それがハーロックさんだと分かりました。



一瞬のことで声も出ず、咄嗟にデジカメのシャッターを押しましたが走って行く人の向こうにわずかにマントが見えるだけでした。
声をかける間がなかったのが申し訳なかったです。
大勢のランナーの中から応援する人の姿を見つけるマラソン観戦の難しさを感じました。
しかし久しぶりに東京マラソンを観戦してハーロックさんの雄姿を見ることができて良かったです



お父さんは頑張るゾッと‼さんは通りすぎる前に気づくことができました。
今度は声を出す準備もでき沿道から「おとうさーん!見に来ましたよー!」と声をかけさせて頂きました。
するとパフパフー!と音を出して応えてくれたのが嬉しかったです

二人とも冷たい雨と風で走るのがかなり大変だったと思います。
それでも二人とも無事に完走されて良かったです。
そして二人の雄姿を見ることができてとても嬉しかったです

お二人とブログで交流が続いているのは凄く嬉しいです。
今回、お話することはできませんでしたが沿道から走る姿を見ることはできました。
いつかぜひ、お話もできたら嬉しいです
コメント (14)
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若狭南美さん 卒業記念ピアノリサイタル

2019-03-10 20:04:55 | コンサート、演奏会


3月3日、広島県広島市の安芸区民文化センターに「若狭南美さん 卒業記念ピアノリサイタル」を聴きに行きました。




若狭南美さんはエリザベト音楽大学の四年生で、昨年の12月に「エリザベト音楽大学 フルートオーケストラ 第30回記念演奏会」「エリザベト音楽大学 「Trio Riviere ~トリオ リヴィエール~」コンサート」でピアノ演奏を聴いたことがあります。
そしてトリオリヴィエールコンサートのプログラムに卒業記念ピアノリサイタルのチラシが入っているのを見て、良い演奏をする人なので聴いてみたいと思いました。
トリオリヴィエールコンサートでの言葉とチラシの雰囲気から、このリサイタルを区切りにピアノから離れることが分かっていました。

受付で貰ったプログラムには次のように書かれていました。


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ごあいさつ

本日は卒業記念ピアノリサイタルにお越し下さりありがとうございます。
20年間続けてきたピアノを皆さまに聴いていただきたいという思い、そして大学卒業の節目も兼ね、勇気を出してソロリサイタルを企画致しました。
自分に自信がなく、弱虫で泣き虫な私に、心の彩りと最後まであきらめないことの大切さを教えてくれたピアノが大好きです。
そんなピアノから一旦離れることは未知の経験となりますが、春からスタートする社会人生活を通して、また一歩成長し、前へ進み続ける飛行機のように一人前に羽ばたくことができたらいいなと思います。
何よりも、ここまでピアノを続けさせてくれて一番そばで見守ってくれた家族や、応援し続けてくださった皆さま、ピアノだけでなく心も育ててくださいました先生方へ心から感謝申し上げます。
今日は精一杯頑張りますので、どうぞ最後までお聴きください。
若狭南美


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(2021年8月10日写真追加。一つ前の写真での精神統一が終わり、いよいよ演奏に入る場面で、この日の若狭南美さんは鬼気迫る雰囲気で片時も目が離せなかったです。)





1. F.ショパン
「華麗なる演舞曲 作品34―2」

華麗さと悲しさのある曲でした。
そして弾き方が神がかっていました。
右手で高音をポロロロとはじく時の一つ一つの音の強弱が印象的で、タッチが凄く良かったです





2. S.ラフマニノフ
「コレッリの主題による変奏曲」

さらに弾き方が神がかりました
低音を弾いた時の力強さが凄まじかったです。
終盤は泣きながら演奏しているのが分かりました。


ここで休憩になりました。




休憩後は青のドレスに衣装替えして登場しました。





3. W.A.モーツァルト
「ピアノソナタ イ短調 K.310」

非常に軽快でスピーディーな曲でした。






軽快さに飲み込まれ、聴き入っているうちにあっという間に終わっていました。





4. M.ムソルグスキー
「組曲「展覧会の絵」より抜粋」
・プロムナード
・小人
・プロムナード
・古城
・バーバヤーガ
・キエフの大門




「展覧会の絵」は若狭南美さんが一番好きな曲とのことです。




(2021年8月10日写真追加。他の演奏会でも思いましたが、基本の状態の姿勢が非常に良いという特徴があります。)




最初の「プロムナード」の冒頭で鳥肌が立ち、これが若狭南美さんの弾く「展覧会の絵」かと衝撃を受けました。




また終盤の「バーバヤーガ」や「キエフの大門」はかなり凄みがありました。
特に「キエフの大門」の終わり際の力強さは凄かったです。




この曲も終盤は泣きながら演奏しているのが分かりました。
演奏しながら泣いていたのは凄く印象的で、20年のピアノ人生を思い出したり、これで一区切りとなることへの思いが湧いたりしたのだと思います。





4曲目演奏後、若狭南美さんの挨拶がありました。
冒頭、声を詰まらせ泣きながら、こんなにたくさんの人に来て頂いてありがとうございますと言っていました。
2歳からピアノを始め、母、祖母がピアノの先生なのでピアノはおもちゃのような存在として常にそばにあったとのことです。
そんな中で大学生になり進路を考えた時に、一度ピアノから離れてみようという思いになり、違う道に行くことにしたと言っていました。




私は赤ちゃんのような性格で人に言われないと何もしない人だったと言っていたのは印象的でした。
師事している前田先生との面白エピソードで、初めてのレッスンの日に譜読みもせず弾く練習もせずに行き、「はいじゃあ弾いてみてください」と言われた時に何もせずに座っていたことがあったというのは面白かったです。
そんな若狭南美さんが音大を卒業して「はいじゃあ終わりー」とするのではなくて、一つの区切りとしてリサイタルを開くことにしたと言っていました。
コンサートが複数人で演奏するのに対し、リサイタルは一人だけでの観客の注目を一身に集めての演奏になるので、開催を決断したのは凄いことだと思います。
ピアノを通して最後まで弾くことの大切さを知ることができたと言っていて、これは何かに最後まで取り組むことの大切さを知ることができたという意味でもあると思います。
またリサイタルに向けて、両親のみならず親戚まで集まってきて一緒に準備をしてくれて、こんなにたくさんの人に支えられてピアノを弾かせてもらっているのだと悟ったと言っていました。





アンコールはドビュッシーの「月の光」でした。
とてもしっとりとした曲で、「展覧会の絵」を終えた後の名残惜しさ、余韻のような雰囲気でした。



(2021年8月10日写真追加。「月の光」の音色も相まって、これで終わることへの強烈な名残惜しさが沸いてくるのを感じながら聴き入りました。)


このリサイタルは演奏が鬼気迫っていました。
さらに演奏と演奏の合間の緊張感が凄く、静寂で空気が張り詰めていました。
目をつむって集中しているのが見え、こちらもなるべく音を立てないようにして張りつめた気持ちで見ていました。

ピアノの神様が20年のピアノ人生の区切りとなるソロ演奏会に微笑んでくれたように見えました。
完全に神がかっていました。
物凄い演奏を聴かせて頂きました
ぜひいつの日か、また若狭南美さんのピアノ演奏を聴いてみたいです


※2021年3月14日追記
誰しも一生に一度か二度は、神がかった演奏会、コンサート、公演などの芸術に巡り会うのではと思います。
私にとってはこのピアノリサイタルがまさにそうで、会場全体が鬼気迫る神聖さで満ちていました。
音楽大学卒業の区切り、一度ピアノから離れる覚悟、リサイタルを20年のピアノ人生の集大成にするという意気込み、微笑んでくれたピアノの神様、固唾をのんで見守る観客、それらが合わさって物凄い神聖さになったのではと思います。
2年が経ち、たくさんの演奏会に足を運びどれも素晴らしいものでしたが、この時を超えるものには未だお目にかかっていません。
いつの日か、この時を超える神がかったものに出会うのが私の夢です。



※2021年8月10日追記
約2年の月日を経て、若狭南美さんが広島市でピアノのインストラクター(指導者)を始められたことをこの春知りました。
ある日この記事へのアクセスが増えていて、何だろうと思い調べた時に気付きました。
ご本人にとっては2年近いブランクを痛手に感じるかも知れませんが、お祖母様、お母様、若狭南美さんと三代に渡ってピアノと深く関わってきた生粋のピアノの血筋でもあり、それを越えて行く底力があるのではと思います。
何より、2年前の当時開設されていたツイッターを通じて新生活の苛烈さを知っていた私は、その経験で人間的な底力も格段に上がったのではという予感がしています。
演奏にも新たな表現力となって現れることが予感され、ぜひ聴いてみたいと思いました。
お祖母様、お母様と続いてきたピアノの系譜にあって、三代目の若狭南美さんこそ最も繊細な表現をする演奏者になる可能性が大いにあると思います。
再び演奏会で演奏を聴ける日が楽しみです




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演奏者プロフィール

若狭南美

1997年生まれ広島県出身。
祖母、母の手ほどきで幼い頃からピアノに慣れ親しむ。
安田女子高等学校卒業後、エリザベト音楽大学にて全額免除特別奨学生として鍵盤楽器を専攻し卒業予定。
第16回大阪国際音楽コンクール大学生部門全国大会エスポアール賞受賞、第2回ヨーロッパ国際ピアノコンクール中学生部門全国大会金賞、第6回大学生部門銀賞、第8回大学生部門金賞及び審査員特別賞受賞しガラコンサートに出演。
昨年度3月9日にトリオカプリス、12月26日にトリオリヴィエールで演奏会を行うなど、大学の同期生と共に積極的に室内楽を学んでいる。
また12月8日にフルートオーケストラとサン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」を共演し、初めてピアノソリストを体験。
大学ではピアノを前田麻紀氏、パイプオルガンを佐々木悠氏、室内楽を赤坂達三氏、万代恵子氏に師事。


前田麻紀先生からのメッセージ

若狭さん、ご卒業、そして初リサイタル開催おめでとうございます。
ここ2年急成長していただけに、この段階でのキャリア中断は少し残念ですが、新たな社会人生活においても、ピアノが心の彩であり続けてくれることを願っています。
節目の今日の演奏会、これまでの研鑽の成果を存分に発揮し、会場の皆様と幸せな時間を共有できますように!!
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若狭南美さん出演のコンサート、演奏会
エリザベト音楽大学 フルートオーケストラ 第30回記念演奏会
エリザベト音楽大学 「Trio Riviere ~トリオ リヴィエール~」コンサート
エリザベト音楽大学 2018年度卒業演奏会
島村楽器広島パルコ店 バイオリン弾き比べコンサート


※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
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冬の終わりと春の始まり

2019-03-02 20:00:26 | ウェブ日記
3月になりました。
気象庁の区切りでの冬の期間12月~2月が終わり、春が始まります。

2月の後半になると雨がよく降るようになりました。
何日かおきに必ず降っていて明らかに周期的に降るようになっています。

周期的に雨が降るのは春の合図です。
2月の後半はまだ冬の期間ではあっても空は春になっていました。
毎年同じくらいの時期に必ずそうなるのが自然の凄いところです。
そして今、3月になり名実ともに「春の周期的な雨」と呼べるようになりました。

春の始まりの3月は冬の名残を感じる月でもあります。
まだ冬の寒さを感じる日もあり、コートを手放すのには早いです。
しかし一日ごとに確実に本格的な春へと向かっていきます。
桜の花の蕾が膨らんでいく様子を見るのが楽しみです
コメント (2)
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