読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

第62回有馬記念

2017-12-24 17:43:00 | スポーツ
本日行われた競馬の第62回有馬記念、結果は次のとおりです。

1着 キタサンブラック  2分33秒6
2着 クイーンズリング  1馬身1/2
3着 シュヴァルグラン   ハナ
4着 スワーヴリチャード  クビ
5着 ルージュバック   1馬身1/4

というわけで、このレースが引退レースのキタサンブラックが見事有終の美を飾りました
引退レースでの堂々たる勝利、素晴らしいです。
今や押しも押されもせぬ競馬会のスターホースとなったキタサンブラック、最後までスターホースとしての存在感を発揮してくれました。

キタサンブラックはこれまでに2015年の菊花賞、2016年の天皇賞(春)、ジャパンカップ、2017年の大阪杯、天皇賞(春)、天皇賞(秋)の6つのGⅠレースを制していました。
そして今回の有馬記念制覇でGⅠ 7勝目となりました。
これはシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナに並ぶJRA(日本中央競馬会)の史上最多タイ記録です
さらに有馬記念制覇によって通算獲得賞金が約18億7000万円になり、テイエムオペラオーの約18億3500万円を抜いて史上最高額になりました。
大きな故障もなく三年間走り続けこれだけの大活躍をし、まさに名馬だと思います。

私は今回の有馬記念、本命◎キタサンブラック、対抗〇スワーヴリチャードと予想していました。
スワーヴリチャードが3着以内に入れなかった時点でキタサンブラックとスワーヴリチャードを軸にした三連複を買っていた私の馬券は木っ端みじんでした
しかし見事キタサンブラックが有終の美を飾ってくれたので満足しています。

私がキタサンブラックを応援するようになったのは2015年の有馬記念からでした。
歌手の北島三郎さんが馬主をしていることでも知られ、菊花賞を勝った勢いで臨んだ有馬記念で3着に健闘していて、これは来年も活躍しそうだなと思いました。
迎えた翌年の天皇賞(春)はゴールデンウィークで実家に帰省した時にテレビで見ていて、大激戦の末ハナ差で見事勝利したのが凄く嬉しかったです

キタサンブラックがGⅠで勝つと、北島三郎さんが「まつり」を熱唱していました。
今年は体調不良によりGⅠ勝利時に歌うことはなかったですが、引退レースの今回は歌うことを示唆していたので、最後に見事勝利して歌うことになり良かったと思います。
人馬ともに、今まで競馬を見ていなかった層への競馬の普及に貢献していると思います。

最後に勝ってくれて本当に良かったです。
ゆっくり休んで、第二の馬生を歩んでほしいと思います。
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第62回有馬記念 予想

2017-12-23 22:08:00 | スポーツ
明日行われる競馬の第62回有馬記念。
グランプリ、ドリームレースとも呼ばれ、普段は競馬を見ない人も有馬記念では大勢の人が馬券を買い盛り上がることで知られています。
出走馬は次のとおりです。
  
                       斤量 騎手       前日単勝オッズ    
1枠1番 ヤマカツエース   牡5歳 57kg 池添        27.3  6番人気
1枠2番 キタサンブラック  牡5歳 57kg 武豊        1.8  1番人気
2枠3番 クイーンズリング  牝5歳 55kg ルメール      39.4  8番人気
2枠4番 ブレスジャーニー  牡3歳 55kg 三浦        52.1  11番人気
3枠5番 トーセンビクトリー 牝5歳 55kg 田辺       124.0  15番人気
3枠6番 サトノクロニクル  牡3歳 55kg 戸崎        59.0  12番人気
4枠7番 シャケトラ      牡4歳 57kg 福永       27.5  7番人気
4枠8番 レインボーライン  牡4歳 57kg 岩田        47.0  10番人気
5枠9番 サクラアンプルール 牡6歳 57kg 蛯名        64.7  13番人気
5枠10番 シュヴァルグラン   牡5歳 57kg ボウマン      7.2   3番人気
6枠11番 ルージュバック   牝5歳 55kg 北村        43.3  9番人気
6枠12番 サトノクラウン   牡5歳 57kg ムーア       10.7  4番人気
7枠13番 ミッキークイーン  牝5歳 55kg 浜中        19.0  5番人気
7枠14番 スワーヴリチャード 牡3歳 55kg Mデムーロ     5.0   2番人気
8枠15番 カレンミロティック  騸9歳 57kg 川田        160.5  16番人気
8枠16番 サウンズオブアース 牡6歳 57kg Cデムーロ    111.3  14番人気


注目は今回が引退レースとなるキタサンブラックです。
2015年の菊花賞、2016年の天皇賞(春)、ジャパンカップ、2017年の大阪杯、天皇賞(春)、天皇賞(秋)の6つのGⅠレースを制しています。
昨年は年度代表馬にも選出され、今や押しも押されもせぬ競馬会のスターホースとなりました。
歌手の北島三郎さんが馬主で、通常のGⅠ勝利馬よりもメディアに取り上げられることが多く、今まで競馬を見ていなかった層への競馬の普及にも貢献していると思います。

前走のジャパンカップでは3着に敗れていますが、この時は次走の有馬記念を見据えてか、軽めの調教で臨んでいました。
結果は1着シュバルグラン、2着レイデオロ、3着キタサンブラックでした。
しかし今回は強めの調教を積んでしっかり身体を作って臨んでいることから、有終の美を飾ると見てキタサンブラックを本命◎にします。

対抗○にはスワーヴリチャードです。
休み明け初戦でさらに古馬と初対決となったアルゼンチン共和国杯が圧巻の強さでの圧勝でした。
2分30秒0の優勝タイムも優秀です。
休み明け2戦目の有馬記念は上積みがあること、余裕のある中6週のローテーションに好感が持てること、順調に調教を積んでアルゼンチン共和国杯時よりさらに強くなっていそうなことから、3着以内に入る可能性が高いと予想します。

馬券はキタサンブラックとスワーヴリチャードを軸にした三連複を買ってみようと思います。
軸:2番キタサンブラック、14番スワーヴリチャード
相手:
1番ヤマカツエース 29.8倍   
4番ブレスジャーニー 108.3倍
6番サトノクロニクル 62.3倍
8番レインボーライン 48.9倍
10番シュヴァルグラン 6.5倍
12番サトノクラウン 15.4倍
13番ミッキークイーン 19.6倍

有馬記念は小回りのトリッキーなコースで、2着や3着にとんでもない人気薄の馬が突っ込んできて波乱の結果になることがよくあります。
なので3着以内の可能性が十分あるシュヴァルグラン、サトノクラウンに加え、突っ込んでくる展開があり得そうな馬を他に5頭選んでみました。
また、有馬記念といえば「世相馬券」なので、世相馬券も買ってみようと思います。
先日選ばれた今年の漢字が「北」なことから、2番キタ(北)サンブラック、11番ルージュバック(北村騎手騎乗)のワイド(15.6~17.5倍)にします。
もしこの8通りの買い方でどれが当たっても元を取れるようにするなら、オッズが低い三連複のシュヴァルグランとの組み合わせだけ他より多めに買う方法になるかと思います。

年末のドリームレースということで、多くの人がそれぞれの馬に夢を託して応援すると思います。
私的にはやはり2015年の有馬記念から応援するようになったキタサンブラックの有終の美が見たいです。
どんなレースになるのか、明日を楽しみにしています
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甲子園での応援曲サウスポー

2017-08-27 18:49:30 | スポーツ
※「花咲徳栄高校が埼玉県勢初の夏の甲子園優勝」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

高校野球では各校の応援団によるスタンドからの応援も印象的です。
今回の夏の甲子園、全国高校野球選手権大会では「サウスポー」という応援曲が特に印象的でした。


こちらは準優勝した広島県の広陵高校の応援の様子です。
5:40頃から「サウスポー」が始まります。
映像を見た時に力強さに驚かされました。
歌を歌う部分を男性陣中心にして、さらに応援団の周辺に硬派な応援団部が広がっていて、迫力のある応援になっています。
最初の「お前が 決めろよ!」と「今だ チャンスだ かっ飛ばせ 広陵健児の 意地を見せろ」のところは歌詞が分かりました。
この部分は元々のオリジナル楽曲自体に突き進んでいく力とドラマチックさを併せ持った雰囲気があり、何度でも聴きたくなる魅力があります。
そして画面の真ん中よりやや右上でスーザフォンという楽器がかなりノリノリな演奏をしているのも面白かったです(笑)


こちらは優勝した埼玉県の花咲徳栄(はなさきとくはる)高校の応援の様子です。
1:25頃から「サウスポー」が始まります。
こちらは出だしを「お前の 出番だ!」と言っていて、演奏の合間に「そーれ〇〇(選手の名前)!」が入っています。
さらに広陵高校が「今だ チャンスだ かっ飛ばせ 広陵健児の 意地を見せろ」だった部分は「ここで 一発 ホームラン ここで 一発 ホームラン」になっています。
広陵高校が歌を歌う部分を男性陣中心にしていたのに対し、花咲徳栄高校は女性陣も活発に歌っていて凄く高い音程の歌声が聴こえてきます。
また広陵高校の応援団部がこちらではバトン部になり、チアリーディングをしています。
そして力強さと迫力が印象的だった広陵高校に対し、こちらは躍動感とリズミカルさが印象的です。

同じ応援曲でもやはり高校によって個性が出るのだなと思います。
どちらの高校にも良さがあります
聴いていると気持ちが盛り上がる応援曲なのでまた甲子園で聴けるのを楽しみにしています
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花咲徳栄高校が埼玉県勢初の夏の甲子園優勝

2017-08-26 20:26:12 | スポーツ
8月23日に決勝が行われた第99回全国高校野球選手権大会で、埼玉県の花咲徳栄(はなさきとくはる)高校が優勝しました
埼玉県は地元なので凄く嬉しいです
埼玉県勢初の夏の甲子園優勝がついに成し遂げられました

実家に帰省していた時に花咲徳栄高校が2回戦、3回戦と勝ち進み、3回戦を勝ち進んだ時に初めて「もしかしたら優勝できるのでは」と意識しました。
そして広島県の広陵(こうりょう)高校が勝ち進んでいるのも印象的でした。
私は昨年の6月まで1年3ヶ月ほど山陽に住んでいて広島にもよく出かけていたことから、広陵高校にも親近感がありました。
密かに決勝は花咲徳栄高校 対 広陵高校になってほしいなと思いました。

実家から愛知に戻った20日、花咲徳栄高校が準々決勝で盛岡大附属高校に勝ち、準決勝に進出。
準決勝では同じ関東勢(西東京代表)の東海大菅生(すがお)高校に延長11回の激闘の末、9対6で勝利しました。
見事に決勝進出を果たし、学校初の、そして埼玉県勢初の夏の甲子園優勝まであと1勝となりました。
一方の広陵高校も準決勝で天理高校に勝ち決勝に進出。
密かに思い描いていた決勝カードが実現して驚きました。

そして決勝では花咲徳栄高校が14対4で広陵高校に勝ち、全国制覇となりました
夏の甲子園を優勝していない都道府県は数が少なくなってきていたのですが、埼玉県もついに夏の甲子園優勝の仲間入りができて嬉しかったです

高校野球ではスタンドでの応援も印象的です。
どの高校も野球部、吹奏楽部、応援団部、チアリーディング部、そのほかの在校生、保護者などが全力で応援しています。
花咲徳栄高校は吹奏楽部の演奏する曲目がかなり豊富にあるようで、様々な演奏をしてスタンドを盛り上げていました


花咲徳栄高校の吹奏楽の演奏では「サスケ」が印象的でとても良いと思いました。
動画の3:45くらいから始まります。
これは花咲徳栄高校のトレードマークになっている曲目で、好打者用のテーマ曲とのことです。
今年は西川愛也(まなや)選手が打席に立った時に「サスケ」を演奏していました。
押し寄せるようなリズムで「くるぞ くるぞ くるぞ くるぞ 手強いぞ 打てよ 打てよ 打てよ 打てよ ホームラン」と歌っているところが好きです。

こちらは準決勝・東海大菅生戦勝利後の校歌斉唱です。

野球部、吹奏楽部、バトン部(花咲徳栄高校ではバトン部がチアリーディングも行っています)などによるスタンドでの応援が印象的ですが、校歌斉唱もとても印象的です。
追いついたと思ったらまた引き離され、引き離したと思ったら追いつかれる苦しい試合展開になり、延長11回までもつれる激闘だったので勝つことができて物凄く嬉しかったと思います。
みんな歓喜を歌声にし、全力で歌っています
まさに青春だなと思います

こんな素晴らしい戦いを見せてもらって、埼玉県が地元で良かったと思いました。
花咲徳栄高校のさらなる活躍を期待しています

※「甲子園での応援曲サウスポー」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
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浅田真央選手が現役引退を表明その2 最後の一人

2017-04-14 20:10:51 | スポーツ


※「浅田真央選手が現役引退を表明」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

以前「フィギュアスケート世界選手権2014 節目の大会」「浅田真央選手が現役続行を表明」の記事で、伝説的な2005年全日本フィギュアスケート選手権のことに触れました。
全日本2005の上位の順位は次のとおりです。

1位 村主章枝  194.16  avex            引退
2位 浅田真央  188.10  グランプリ東海クラブ  引退を表明
3位 荒川静香  187.36  プリンスホテル      引退
4位 恩田美栄  186.06  東海学園大学クラブ    引退
5位 中野友加里 175.66  早稲田大学        引退
6位 安藤美姫  173.36  中京大中京高校      引退
7位 澤田亜紀  155.98  京都外大西高校      引退
8位 浅田舞   150.66  東海学園高校       引退
9位 武田奈也  149.76  日本橋女学館       引退
10位 北村明子  147.02  京都醍醐FSC        引退
11位 梅谷友紀  121.78  関西学院大学       引退
12位 鈴木明子  117.18  東北福祉大学       引退
13位 村主千香  114.84  東洋英和女学院大学    引退

何度見ても物凄く豪華なメンバーです。
2005年はフィギュアスケート女子黄金時代の到来を告げる年だったと思います。
浅田真央選手は、伝説的な2005年全日本フィギュアスケート選手権を戦った強豪たちの中で現役を続けている最後の一人でした。
最後の一人である浅田真央選手が引退を表明し、全日本2005を戦った強豪たちはついに全員引退となりました。
ここに一つの時代の幕が下りました。

幕が下りたことを象徴するかのように、先日の世界選手権で日本女子はかなり久しぶりに来年の出場枠「3」を逃し「2」になってしまいました。
黄金時代の選手が健在だった頃は毎年難なく来年の出場枠「3」を確保していました。
来年はオリンピックがあるので、オリンピックの出場枠も4大会ぶりに「3」を逃し「2」になります。
現在日本女子のエースであり、世界と戦える強豪でもある宮原知子選手が出場していれば出場枠「3」を取れていた可能性は高いと思います。
ただ、強豪が一人怪我で欠場すると出場枠「3」を取れないのは、それだけ選手層が薄くなってしまったことを意味しています。
これが黄金時代なら、強豪が複数いたので一人欠場しても大丈夫でした。

それでも本田真凛選手という若手が台頭してきました。
先日の世界ジュニア選手権では二連覇は逃したものの自己最高となる200点越えを達成し2位になりました。
※「本田真凛選手が世界ジュニア選手権で優勝」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
オリンピックシーズンとなる次のシーズンはシニアに初参戦し、オリンピック出場を狙っていくことになります。
かなり高い実力を持っているのでシニアでも十分通用すると思います。

宮原知子選手もオリンピックシーズンは全盛期で臨むことになり、実力から見て出場すれば金メダルを取れる可能性が十分あります。
層は薄くなっても世界の強豪と戦える選手がいるのは嬉しいです。
私的にはこの二人でオリンピックの舞台に臨んでほしいです。
そして黄金時代の選手が一人もいなくなってしまった女子フィギュアスケートを盛り立てていってほしいです
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大相撲初場所 稀勢の里が初優勝、横綱昇進!!

2017-01-23 22:36:05 | スポーツ
昨日千秋楽を迎えた大相撲初場所。
大関稀勢の里が、自身最高の14勝1敗の成績で初優勝を果たしました
これは嬉しすぎます
今まで何度も準優勝しながらどうしても優勝できなかった稀勢の里がやっと報われました。
稀勢の里の昨年一年間の成績は次のとおりです。

初場所 9勝6敗
春場所 13勝2敗 準優勝
夏場所 13勝2敗 準優勝 綱取り場所
名古屋場所 12勝3敗 準優勝 綱取り場所
秋場所 10勝5敗 綱取り場所
九州場所 12勝3敗 準優勝
※年間最多勝タイトル獲得

何と昨年だけで4回も準優勝しています
さらに3場所連続で綱取りに挑み相撲を大いに盛り上げ、横綱を押しのけて年間最多勝のタイトルを獲得するという大活躍を見せました
しかし3場所連続で綱取りに失敗したことからも分かるとおり、言い換えればこれは、ここ一番で負けてしまうということでもあります。
稀勢の里はプレッシャーに弱いようで、優勝を意識できるような展開になると緊張でガチガチになってあっさり負けてしまうことが何度もありました。
一年通して一度も優勝していない力士が年間最多勝のタイトルを獲得するのは史上初とのことです。
昨年末のNHKの大相撲の一年を振り替える番組で、本人も「自分はメンタルが弱い」ということを言っていたのが印象的でした。
分かっていてもなかなか思うようにいかないのが「心」です。
それでも今回ついに自分自身との戦いに打ち勝ち初優勝することができて本当に良かったです

さらに先場所12勝3敗で準優勝していて今場所が優勝となったのでついに横綱に昇進することになりました
先場所まで5場所連続で二桁勝利を挙げている安定感、昨年だけで準優勝4回、さらには年間最多勝タイトルも獲得していることからこれは文句なしです。
横綱審議委員会が満場一致で横綱に推薦したので、今週の水曜日に日本相撲協会から田子ノ浦部屋に使者が来て稀勢の里に横綱昇進を伝え、正式に横綱になります。
「謹んで、お受けします」の後の口上を何と言うのか楽しみです
19年ぶりに誕生する日本人横綱として、先輩横綱達と肩を並べながら相撲を盛り上げていってほしいです
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大相撲夏場所 稀勢の里は13勝2敗

2016-05-23 21:47:01 | スポーツ
昨日千秋楽を迎えた大相撲夏場所は横綱白鵬が15戦全勝で史上最多を更新する37回目の優勝を果たしました。
綱取りがかかった大関稀勢の里は13勝2敗で準優勝という成績でした。
先場所13勝を挙げて準優勝していた稀勢の里の横綱昇進の目安は「14勝以上での優勝」だったため、夏場所後の横綱昇進はなりませんでした。
しかし二場所連続での13勝は立派な成績で、日本相撲協会から名古屋場所も綱取りの場所になることが明言されました。
今度の綱取りの目安は日本相撲協会によると「星数は関係なく優勝すること」ですが、横綱審議委員会は「14勝以上での優勝が良い」と言っていて、現時点で両者には差があります。
私的には白鵬がいる中で優勝ラインが下がるとは考えずらく、やはり最低でも13勝、できれば14勝以上して優勝を手にしてほしいです。

今場所の稀勢の里は初日から12連勝して大いに場所を盛り上げましたが、13日目に同じく12連勝していた横綱白鵬との直接対決に敗れ、この敗戦でショックを受けたのか14日目の横綱鶴竜戦では全くなすすべなく完敗してしまいました。
これで12勝2敗となり今場所後の横綱昇進はなくなり、さらに白鵬の優勝が決まりました。
この時ツイッターでは稀勢の里の勝負弱さに落胆する意見が多かったです。

もし千秋楽で負けてしまうと12勝3敗となり、綱取りのチャンスから一転して来場所に綱取りをつなぐこともできなくなるかも知れないピンチになりました。
しかし千秋楽、稀勢の里は横綱日馬富士に勝って13勝目を挙げました。
精神面(メンタル)が弱いという意見が多い稀勢の里ですが、従来ならこのまま崩れて12勝3敗になってもおかしくないのを勝ったところに意味を感じます。
千秋楽は「勝てば綱取り継続」となる一番で、稀勢の里はこういう場面で負けてしまうことが多いです。
精神面が弱くても綱取りの場所で13勝を挙げたところに手応えを感じました。
稀勢の里なりに精神面の弱さと向き合いつつあるのではないかと思います。
生来の図太さがある人ならともかく、そうではない人が精神的に図太くなろうとしたら大変な労力が要ります。
少なくとも今場所の12日までは落ち着いていましたし、後は13日目のような全勝対決になった時に「気負い過ぎないこと」、そして万が一その一番に負けてしまった時に「引きずらないこと」、この二つだと思います。
綱取りのプレッシャーの中でも勝ち星を伸ばすことは出来ていて、あと一歩のところまで来ています。
再び綱取りとなる名古屋場所に期待します。
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大相撲夏場所 稀勢の里の綱取り

2016-05-21 12:35:36 | スポーツ
大相撲夏場所は大関稀勢の里にとって綱取りの場所です。
先場所13勝を挙げて準優勝しており、今場所でハイレベルな成績で優勝すれば横綱昇進の可能性があります。
「ハイレベルな成績」とは14勝以上のことかなと思います。

稀勢の里は今場所、初日から連勝を伸ばして12連勝を果たしました。
そして昨日は同じく12連勝の横綱白鵬と直接対決の大一番を迎えました。
しかし敗れてしまいました。
12勝1敗となり綱取りには後がなくなり、白鵬が残り二日で負けない限り自力優勝の可能性もなくなりました。

稀勢の里という力士は勝負弱いのか、肝心なところで負けてしまうことが多いです。
初日から13連勝してこれは初優勝かとなった時はその後に2連敗して優勝を逃したこともありました。
その次の場所が綱取りとなった際には早々に3敗目を喫して綱取り絶望となったもののそこから白星を重ねて11勝3敗とし、「千秋楽で勝てば来場所も綱取りになる」となったらその千秋楽で負けてしまったこともありました。
直近の綱取りでは初日に黒星を喫してそのまま波に乗れずに最終的に負け越してしまったりもしました。
そんなわけで「実力はあるがプレッシャーに弱い力士」 として知られています。

しかし今場所の稀勢の里は奮戦しています。
13日目を終えて12勝1敗の成績は立派です。
横綱戦が続く残り二日、14勝1敗でなおかつ優勝した場合は横綱昇進の可能性あり、14勝1敗で優勝できなかった場合と13勝2敗の場合は来場所も綱取りに挑戦という展開になるのではと思います。
ぜひ残り二日勝って14勝1敗とし、諦めずに優勝を狙っていってほしいと思います。
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綱取りの夢

2016-03-23 19:22:53 | スポーツ
1月の大相撲初場所で14勝1敗の成績で初優勝を果たした大関琴奨菊。
3月13日から始まった春場所では横綱昇進を目指して綱取りに挑んでいました。
しかし昨日痛恨の3敗目を喫し、今場所の綱取りはかなり厳しい状況になりました。
さらに今日は3連敗で4敗目を喫し(7勝4敗)、今場所での綱取りの夢は完全に断たれました。
7勝1敗からまさかの3連敗となったところに綱取りの難しさを感じます。

今場所での綱取りの夢は断たれましたが、大事なのはここからです。
まだ今場所は4日間残っています。
最近の綱取りは、横綱審議委員会が「最近の成績」を重視するようになっています。
横綱昇進の条件は「二場所連続の優勝またはそれに準ずる成績」なのですが、その二場所より以前の場所が8勝や9勝ばかりだと問題視され、綱取りのハードルが高くなる傾向があります。
なので琴奨菊にはあと4番全部勝つ気持ちで残りの4日間を戦ってほしいです。
その気持ちで戦って出来れば二桁勝利を挙げてほしいところです。

もう綱取りのプレッシャーはなくなったのですし、気持ちを切り替えて戦うことが大事です。
切り替えるのも簡単ではないと思いますが、琴奨菊には初場所後に結婚披露宴を挙げた奥様がいます。
きっと支えになってくれると思います。
残りの4日間全力で戦い抜き、そして来場所以降はまた優勝を目指していってほしいです。
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本田真凜選手が世界ジュニア選手権で優勝

2016-03-21 17:41:53 | スポーツ


ハンガリーで行われていたフィギュアスケート世界ジュニア選手権女子で本田真凜選手が優勝しました。
初出場にして優勝の快挙です
3位に樋口新葉選手、4位に白岩優奈選手が入り、日本女子が大健闘しました。
世界ジュニア選手権で日本女子が優勝するのは2010年の村上佳菜子選手以来6年ぶり7人目で、歴代優勝者は次のようになります。

1990年 佐藤有香
1993年 小岩井久美子
2003年 太田由希奈
2004年 安藤美姫
2005年 浅田真央
2010年 村上佳菜子
2016年 本田真凜

こうして見ると、2003年から2005年にかけては3年連続で日本女子が優勝していたんですね
今回6年ぶりに本田真凜選手がこの歴代に名を連ね、新世代の台頭となって良かったです

本田真凜選手は2001年8月14日生まれでまだ14歳です。
「フィギュアスケート世界選手権2014 節目の大会」の記事を書いた時、ビオラさんがコメントに「今12歳の本田まりんちゃんがオリンピックを目指して頑張っていらっしゃいますね」と書いていました。
そして私は「早ければ来年か再来年くらいには全日本選手権に出場してきそうですね。ぜひトップスケーターへと駆け上って行ってほしいと思います」と書いていました。
この時から2年後の現在、ジュニアの世界一となり、早くもトップスケーターの頭角を現してきています。
トリプルアクセル以外の5種類のトリプルジャンプ(ルッツ・ループ・フリップ・サルコウ・トゥーループ)を飛べるのは凄いことです。
浅田真央選手、宮原知子選手、現役時代の安藤美姫選手も同様のことができ(浅田真央選手の場合はアクセルも飛べるので6種類)、世界と渡り合うトップスケーターはどのジャンプも飛べる印象があります。
まだまだ伸びて行きそうな本田真凜選手、高難度の連続3回転技などにも今後挑戦していってほしいと思います。

来シーズンはもしかしたらシニアに参戦という可能性もありそうです。
そして16歳で迎えるその次のシーズンはオリンピック出場を狙っていくことになるのではと思います。
浅田真央選手が現役を続けているうちに台頭してきてくれたのも嬉しいです。
浅田選手の競技姿勢は大きな刺激になると思います。
その背中を見て、より一層成長していってほしいです
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