読書日和

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前代未聞

2011-06-22 23:19:50 | ウェブ日記
もうしばらく休業するつもりでしたが、菅総理のあまりの暴走ぶりに愕然とし、久しぶりに記事を書くことにしました。

内閣不信任案の否決から明日で3週間になります。
この間、菅総理のペテン師ぶりに怒り心頭になったり、唖然とさせられたりしました。
異常とも言える”総理の座への執念”に、不気味さすら感じる昨今です。

6月2日の内閣不信任案の採決の直前、菅総理は自ら退陣カードを切り、不信任案の可決を阻止しました。
この日以降物議を醸すことになった「一定のメド」です。
自ら退陣カードを切ったのですから、当然近いうちに退陣するのだろうと思った人も多いのではと思います。
メディアの論調もそんな感じでした。

しかし。。。ここからが、前代未聞のペテンの始まりです。
不信任案が否決された途端、菅総理は「早期に退陣するわけではない」的なことを言い出し、与野党双方から猛反発を受けることになります。
一気にしばらく居座るつもりなのではという見方が強まっていきました。
当初「原発の冷温停止まで」と発言したことから、来年の1月まで居座るつもりなのではという報道もありました(これは後に菅総理が否定)。
この一連のペテン的手法は本当に、総理の座を守るためならどんな手でも使うのかというくらい卑怯なやり方です。
人間としての良心を疑います。
まんまとペテンに嵌められた鳩山さんが可哀相に見えました^^;

また、最近では正気を疑うような言動もありました。
先日の「私の顔を見たくないのなら、おとなしく法案を通せ」みたいなことを言って、開き直っていたのには愕然とさせられました。
退陣させたいのなら早く法案を可決させろということですが、この開き直りっぷりはすごいなと思います^^;
さらに、満面の笑みを浮かべながらのピースサインや、「本当に私の顔を見たくないのか」を3連発で言った件など、もはや乱心しているのではと思ったほどです。
どう見てもあの言動は正気とは思えません。
NHKニュースウォッチ9で何度か「本当に私の顔を見たくないのか」の3連発の場面が出てきましたが、私は見るたびにドン引きしました。

直近では菅総理VS民主党幹部の話し合いが3夜連続で続くというのもありました。
執行部みんなでどうにかして菅総理を説得して退陣の時期を明確にしてもらおうという、これまた前代未聞の事態。
もはや執行部からも総スカン状態なのです。
岡田幹事長や枝野官房長官、仙谷代表代行、安住国対委員長などがしきりに「早期退陣するだろう」という見解を示し、外堀を埋めようとしていました。
しかし菅総理も意地になっているのか、一向に退陣の時期を明確にしようとしません。
本当にこの総理の座への執念だけなら相当なものだと思います。
いつの間にか「一定のメド」に再生可能エネルギー買い取り法案などが入ってきているし、冗談なしにしばらく居座るつもりなのではと思います。

それと、菅総理を擁護する人は、政府が飯舘村が汚染されるのを予測したSPEEDIのデータを公表しなかったことをどう思っているのかなと思います。
公表しなかったせいで飯舘村に住んでいた人たちと、飯舘村方向に逃げた人たちが高い放射能に晒されることになりました。
自分の身に当てはめてみれば分かりますが、そんなことをする政府を信じる気にはならないと思います。
震災・原発の一連の対応で他にも色々な情報隠蔽があったはずです。
遡れば尖閣諸島沖の漁船衝突事件のビデオを隠蔽したこと、全てはあそこから始まったような気がします。
私は菅総理のこういったところに不信感を持っています。
とにかく菅総理に言えることは「不信感が強い」、これに尽きます。
しかも最近では乱心しているのではと疑うような言動も見られるので、私としては政治を前に進めるためにも一刻も早く退陣して頂きたいと思います。
コメント (4)
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