読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

新宿御苑の桜2013

2013-03-30 15:03:52 | フォトギャラリー
新宿御苑の桜を見に行くのは4年ぶり2度目でした。
満開のソメイヨシノ、のんびり過ごすお花見客、これから見頃を迎える桜たち。
何だかとても良い空間だったなと思います
新宿御苑の素晴らしい桜、楽しんでみてください
※写真はどれもクリックで拡大されます。

----------- 新宿御苑の桜2013 -----------


というわけで、新宿御苑にやってきました


染井吉野(ソメイヨシノ)が見事な満開です






ソメイヨシノ以外は、これから花を咲かせる種類の桜もたくさんあります




奥のほうには新宿副都心の高層ビル群が見えます


NTTドコモ代々木ビル。
通称ドコモタワー。


みんなのんびりとお花見を楽しんでいます^^


満開のソメイヨシノはボンボンのようになりますね




この大木から無数の枝が広がっています。


木の幹に直接咲く桜


こちらは「八重左近桜」という桜。




一葉(イチヨウ)という桜。
パンフレットによると新宿御苑の桜の代表品種とのことです。


まだまだこれからが身頃な感じで、楽しみですね


再びソメイヨシノ




こちらは「アメリカ」という桜。


日本が寄贈した、ワシントンのポトマック河畔にあるソメイヨシノが品種改良されて帰ってきたとのことです。




大島桜(オオシマザクラ)。
多くの園芸品種の元となった、野生種の桜。
ソメイヨシノもこの桜から品種改良して生まれています。


陽光(ヨウコウ)。


濃いピンク色が印象的な桜です。


水辺の桜。


水と桜というのも相性が良いです




そして一際目を惹いたのがこちら、源平桃(ゲンペイモモ)。


ハナモモの一種で、八重咲きの咲き分け品種とのこと。


花は白花や紅花、桃花を咲き分けるようです。


この辺りは紅色の花。


白色に桃色、紅色が少し混じった花。


建物の二階に上がってきました。


この木は新宿御苑と言えどこの一本しかないらしく、かなり注目を集めていました






そして隣を見ると、ピンク色の綺麗な枝垂桜(シダレザクラ)がありました。




再び下に降りてきました。


地面すれすれまで枝が垂れてきています。


八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)という枝垂桜とのことです。


枝垂桜の魅力は何といっても、このしなやかさですね


すらりとした枝から咲き誇る花の数々、素晴らしいと思います




というわけで、素晴らしい桜を楽しませてもらいました
新宿御苑にはソメイヨシノ以外にもこれから見頃になる桜が結構あります。
もしまだお花見し足りないという方は、新宿御苑を散策してみるのも良いのではないかと思います


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

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「書店ガール2 最強のふたり」碧野圭

2013-03-29 23:28:58 | 小説
今回ご紹介するのは「書店ガール2 最強のふたり」(著:碧野圭)です。

-----内容-----
あの熱いコンビが帰ってきた!
吉祥寺に出店する大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。
しかし、大型書店の店長という、いままでと違う職責に理子は戸惑っていた。
一方、文芸書担当として活躍する亜紀にも問題が。
妊娠をきっかけに起こった夫との確執、書籍の回収騒動-。
そんな忙しい日々の中、本と本屋の力を信じる二人が考え出した新たな挑戦とは?
書店を舞台とした痛快お仕事エンタテインメント第二弾。
文庫書き下ろし。

-----感想-----
※「書店ガール」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

今作は、前作から2年後が舞台となります。
西岡理子は42歳、小幡亜紀は29歳に。
前作で色々あった二人ですが、理子は吉祥寺に新たに進出してきた福岡を本店とする大手書店チェーン「新興堂書店」の店長になり、亜紀はその店の文芸書担当になりました。
亜紀は持ち前のアグレッシブさから本屋大賞のプレゼンテーターをしたりしています。
「マルシェ吉祥寺」という、総合商業施設に新興堂書店吉祥寺店が入っています。

今作では冒頭で亜紀の妊娠が発覚。
それに端を発し、亜紀と夫の伸光の確執も出てきます。
理子のほうは、福岡の本店から単身赴任してきた副店長の田代俊介が優秀すぎるせいか、どことなく自分の店長としての役どころを見出だせずにいました。
前作では現場で獅子奮迅の働きをしていた理子も、今作ではあまり直にお客様と触れ合う機会がなくなっていました。
それでも、理子の本と本屋に対する思いは全くぶれていませんでした。
「お客がその一冊に出合うための手助けを、我々書店員はしているのだ」という言葉を見て、そう思いました。

亜紀のほうは、妊娠が明らかになってから「三歳児神話」というものに悩まされていました。
伸光と伸光の母親は、亜紀に一度仕事を辞めて、子供が三歳になるまでは母親として育児に専念してほしいと思っています。
一方で亜紀は産休、育休を取ったのちに子供を保育園に預けて、早期に職場に復帰したいと思っています。
この件で夫の伸光と意見がぶつかって険悪な雰囲気になっていました。

今作では書籍の回収騒動というのがありました。
それは「南京大虐殺」を巡る騒動。
「コミック・ドム」という雑誌で連載している「ここが荒野」という漫画の中に、「南京大虐殺で三十万人を虐殺した日本兵」という言葉が載っていて、これが大問題に。
南京大虐殺については色々な説があるため、何の注釈も付けず、一方的に「南京大虐殺で三十万人を虐殺した日本兵」と書いて掲載したことが問題になりました。
そして出版元の判断により、この雑誌が回収されることに。
南京大虐殺についてはほんとに色々な意見があって、私的には「戦争なので人は死ぬだろうが、当時燃料や武器が不足していた日本軍が三十万人も虐殺出来たかは甚だ疑問」という印象です。

※2014年9月、元朝日新聞記者で南京大虐殺を大々的に宣伝してきた本多勝一氏が、写真の捏造を認めました。
朝日新聞は吉田調書捏造報道、従軍慰安婦捏造報道、ジャーナリストの池上彰さんへの言論封殺事件と不祥事が次々と明るみになり、社長が謝罪会見するまでに追い込まれているので、この本多勝一氏もこのまま捏造を真実と言い張るのは無理があると判断したのかも知れません。
信憑性にかなりの疑問がある南京大虐殺、もしかすると今後大きな動きがあるかも知れません。

それと、この「コミック・ドム」という雑誌は亜紀の夫である伸光が編集長をしているため、雑誌が回収される騒動になり、その責任が押し寄せることに。。。
傷心する伸光を亜紀が盛岡に連れ出して旅行に行き、そこで新たな光明を見出だしたのは良かったなと思います。
夫婦のわだかまりも解消し、絆も深まっていきました。

理子のほうは、いつの間にか「吉祥寺の女傑」と呼ばれて結構有名になっているのがウケました。
たしかに前作での奮戦ぶりはまさに「女傑」だったなと思います。
あと、副店長の田代俊介の自分への想いに気付き、戸惑う理子。
一方の理子も、田代のことを好きになりつつある自分の気持ちに気付きつつも、前には踏み出せずにいて、何だかこの二人の微妙な空気感が興味深かったです。

それと、理子が言っていたこの言葉は印象的でした。
「本というのは、世の中に出てしまえば作家や版元だけのものではない。それを読む読者のためのものだから」
ほんと、本というものを尊重し、大事にする人だなと思います。
それは亜紀も同じで、正反対なような二人が良いコンビになって、お客様に本を届けるために頑張っていました。
サブタイトルが「最強のふたり」なだけあって、今作ではこの二人の奮戦ぶりに焦点が当てられていました。

そして、終盤に登場した「本のある風景」プロジェクト。
これは面白かったです。
企画も斬新で、意外にもこの企画を考え出したのは普段はこういった企画に慎重な理子のほうでした。
基本的に面白いイベントが好きな亜紀はもちろん大賛成。
ただ大規模な企画のため、色々な方面との調整が大変で店長の理子はかなり苦労していました。
それでも「より多くのお客様に本を届けたい」という思いから企画実現に向けて奮戦していて、書店員さんはほんとに凄いなと思いました。
電子書籍が台頭しつつある昨今ですが、こうしたリアル書店もぜひ負けずに頑張っていってほしいなと思います


※「書店ガール3 託された一冊」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「書店ガール4 パンと就活」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「書店ガール5 ラノベとブンガク」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「書店ガール6 遅れて来た客」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

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西武HDとサーベラス社の対決の行方

2013-03-28 22:05:21 | ウェブ日記
※「西武HDがサーベラス社のTOBに正式に反対を表明」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

現在、西武鉄道を傘下に持つ西武ホールディングスが、筆頭株主であるアメリカの投資会社・サーベラスから要求されている無理難題の数々。
そのうちの一つが「西武鉄道の赤字路線(西武秩父線、西武山口線、西武多摩川線など)の廃止で、これには社会的影響も大きいことから西武HDも猛反発しています。
ただしサーベラス社が仕掛けている敵対的TOB(敵対的な株式公開買い付け=企業の乗っ取りや経営への影響力増大を目的としたもの)は成立が確実な情勢のため、山場は6月末の株主総会。
敵対的TOBを成功させ、株式保有率が全体の3分の1を超えて一気に影響力を増したサーベラス社が、色々と仕掛けてくるであろう株主総会です。
この株主総会でサーベラス社は元金融庁長官の五味広文氏ら3人を西武HDの社長や取締役に選任しようとしています。
それはつまり現経営陣を追い出してサーベラス社の意向に沿う人間を送り込むということで、もしこのシナリオが現実になった場合はかなりまずいことになります。
西武鉄道の赤字路線(西武秩父線、西武山口線、西武多摩川線など)の廃止というのも現実味を帯びてくるかも知れません。

6月末に開催される株主総会までの間、西武ホールディングスとハゲタカ外資・サーベラス社との間でプロキシーファイト(株主総会での委任状争奪戦)が繰り広げられるとも言われています。
どちらがより多くの委任状を取れるかが鍵で、西武ホールディングスが取った場合はひとまず現経営陣が追い出されるような事態は回避されます。
ただしサーベラス社がより多くの委任状を取った場合は、やろうと思えば現経営陣を追い出してサーベラス社の意向に沿う人間を送り込むのが可能な状態になり、危機的状況を迎えることになります。
また、そこまでの大激戦になるのかそれともその前に話し合いで決着するのかも不透明な状況で、その辺りはハゲタカ外資・サーベラス社の出方次第ですね。
ただハゲタカ外資・サーベラス社が「保有している西武HDの株を出来るだけ高く売り飛ばして儲けたい」という金儲けの欲望の一点のみで動いているのを見ると、こういう強硬な手段を使ってくる可能性も十分あると思います。
赤字路線の廃止というのも全ては「余計なものをなくして企業価値を高め、株の値段を高くしたい」という金儲けの欲望から来るもので、分かりやすいまでの金儲け至上主義だなと思います

株の値段を高くすることが出来れば、1000億円超の西武ホールディングス株を持つサーベラス社としては、速やかにそれを売り飛ばしに動くと思います。
そうすれば莫大な「売却益」を上げることが出来ますから。
そうして儲けを出した後はもはや西武ホールディングスは用済みなので、ポイ捨てしてその場から去っていくというわけです。
この過程においてサーベラス社は鉄道路線を一気にいくつも廃止にすることによる人々の生活の混乱、地域経済への影響などは全く考えておらず、考えているのは「利益をむさぼり尽くすこと」のみ。
この手の外資系ヘッジファンドが「ハゲタカ」と呼ばれる由縁です。

また、「サーベラス社に情はないのか」と思う方もいるかも知れませんが、これは残念ながら「ない」です。
ハゲタカ外資とはそういうものです。
情がないから「赤字路線を全て廃止にして企業価値を高めて株の値段を上げよう」という、文字通り金と株のことしか考えていない提案をしてくるわけです。
なので、6月末の株主総会で西武ホールディングスが勝つのを祈るしかないですね。
あとは関係する地方自治体(東京都と埼玉県)の方々がどんどん声を上げていくことです。
基本的に民間企業同士の激突に国が直接割って入るということはないので、市議会や町議会など、自治体レベルでどんどん反対の声を上げていったほうが良いと思います。
あちこちの自治体からサーベラス社に「No!」の声が突き付けられれば、さすがのハゲタカといえど無茶な要求は出来なくなるのでは。
ただでさえ悪い企業イメージが「最悪」になりますし。
ハゲタカに狙われている西武ホールディングスを援護するにはそういった「自治体による包囲網」も重要になってくるのではないかと思います。

花散らしの雨

2013-03-27 19:58:02 | ウェブ日記
今日の東京は朝から雨が降っていました。
あまり強くはないですが、しとしとと降っていましたね。
天気予報によると明日も雨が降るかも知れないので、この二日間は「花散らしの雨」となりそうです。
ソメイヨシノは開花してから一週間ほどで満開になり、素晴らしい美しさを見せてくれますが、そこから散っていくのもとても早いです。
天気が安定している時でさえ、満開の発表から一週間もするとだいぶ散ってしまいます。

パッと咲き、パッと散る、何とも儚いですね。
そしてその儚き美しさが人を引き寄せるのだと思います。
私も毎年のように引き寄せられ、どこかしらに写真を撮りに行っていますし(笑)

ちなみに今年は新宿御苑の桜を見に行ってきました
新宿御苑に行ったのは4年ぶりで、ここにはソメイヨシノ以外にも色々な種類の桜があるのでなかなか面白いです。
これから咲く種類の桜もあるのでしばらくは桜鑑賞を楽しめるのではと思います。
新宿御苑の桜、後でフォトギャラリーにしようと思います

西武HDがサーベラス社のTOBに正式に反対を表明

2013-03-26 21:03:25 | ウェブ日記
※「西武ホールディングスと筆頭株主が全面対決」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「サーベラス、地獄の番犬 ~ハゲタカ外資が本性を現す時~」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

本日、西武ホールディングスが筆頭株主であるサーベラス社のTOB(株式公開買い付け)に対し、正式に反対を表明しました。
これにより、サーべラス社が行おうとしていることは名実ともに「敵対的TOB」となります。
「敵対的TOB」とは、会社(この場合は西武HD)が反対しているのに無理やり株の買い増しを強行する行為のことで、つまり企業の乗っ取りや企業への影響力を高めることを目的とした株の買い増し行為です。
サーベラス社の場合は現在西武ホールディングスの株式を32.4%保有していて、「敵対的TOB」によってこれをさらに4%買い増し、株主総会での影響力が一気に強まる「株式保有率3分の1超え」を狙っています。
株式全体の3分の1以上を持つ株主は株主総会で特別決議を否決できるようになります。
なおこの「敵対的TOB」は成立が確実な情勢のため、焦点は6月末の株主総会となります。

サーベラス社が「敵対的TOB」を仕掛けてまでして何をしようとしているかですが、これは単純明快で、「金を儲けるため」の一言に尽きます。
社名のサーベラス(ギリシャ神話の”地獄の番犬ケルベロス”の英語読み)からも分かるように、ハゲタカ外資とは大抵そういうものです。
サーベラス社は現在1千億円超の西武HDの株式資本を持っていて、これをいかにして高く売り飛ばして利益を得るかを考えています。
なぜサーベラス社がそれほどの株を持つ筆頭株主になっているのか、詳細は「サーベラス、地獄の番犬 ~ハゲタカ外資が本性を現す時~」の記事をご参照ください。

サーベラス社が西武HDに対して要求してきたのは西武鉄道の赤字路線(西武秩父線、西武山口線、西武多摩川線など)の廃止や特急電車「レッドアロー号」の値上げ、さらにはプロ野球・西武ライオンズの球団売却といったこと。
余計なものを排除し、企業価値を高めて株の値段を上げたいというのがサーベラス社の思惑ですが、いずれも会社側から見れば無茶な要求ばかりです。
会社側としては公共性が高い社会インフラである鉄道路線を一気に三つも廃止にしたらどのくらい影響が出るんだということを考えますが、ハゲタカ外資・サーベラス社はそんなことは全く考えていません。
考えているのはあくまで「株を高く売って金を儲ける」の一点のみ。
ここにおいて「会社」と「筆頭株主」で決定的に考えが違っています。
西武HDもとんでもないハゲタカヘッジファンドに狙われたものだなと思います
鉄道路線を一気に三つも廃止にしようとするのがいかにも金儲けの修羅となったハゲタカの思考で、株の値段を吊り上げるためなら手段を選ばない外道ぶりには吐き気がします

また、サーベラス社が提案した元金融庁長官の五味広文氏ら3人を西武HDの社長や取締役に選任することにも、西武HDは本日正式に反対を表明しました。
サーベラス社が推薦する人達が社長や取締役に選任されるということは現経営陣が追い出されるということで、事実上の乗っ取りなのでこれは当然の表明だと思います。
しかもサーベラス社の場合は長期的な展望がなく、あくまで西武HDが東証一部に再上場した後に保有している1千億円超の株式を高値で売り飛ばして利益を得るのが狙いで、その後のことは知ったことではないというのが本音だと思います。
鉄道路線を一気に三つも廃止にしたらその沿線で暮らす人達の生活はどうなるんだとか、鉄道がなくなり人の移動が鈍ることで地域経済はどうなるんだとか、そういったことは全く考えていませんし、考える気もないでしょう。
それがハゲタカというものです。
なので6月末の株主総会で西武HDとハゲタカ外資・サーベラス社のどちらが勝つのかは極めて重要な意味を持ちます。
もしここでサーベラス社が勝った場合は現経営陣は追い出され、サーベラス社が推薦する人達が社長や取締役として入って来るかも知れません。
そうなった場合は鉄道路線の廃止も現実味を帯びてくるかも知れません。

なのでこのハゲタカの暴走を食い止めるには、関係する地域(東京都と埼玉県)の地方自治体の人達がどんどん声を上げてハゲタカにプレッシャーをかけていくことではないでしょうかね。
さすがにあちこちの自治体から猛反発の声が上がればハゲタカ外資・サーベラス社といえど多少は及び腰になるのでは。
そうなれば「落としどころ」というものも見えてくるかも知れません。
株を高く売り飛ばしたいという金儲けの欲望が絡んだ話なので簡単には解決しないと思いますが、私としては西武HDにぜひ頑張ってほしいと思います。

TPP -日本の農業はそんなに貧弱か-

2013-03-24 17:22:18 | 政治
先日、安倍晋三首相がTPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加を表明し、日本はTPPへ交渉参加をすることになりました。
※詳細は「安倍晋三首相、TPPへの交渉参加を表明」の記事をご参照ください。

このTPPですが、メリットとして輸出企業にとって追い風になるのと同時に、デメリットとして以前から「日本の農業が壊滅するのでは」と懸念されてきました。
なので安倍晋三首相も先の日米首脳会談で「聖域なき関税撤廃が前提ではないことを両国で確認した」と表明したのち、その後の国内調整を経てからTPPへの交渉参加を表明という手順を踏んでいました。
ここで言う「聖域」が農業のことです。

国内調整では、関税撤廃の例外(聖域)として以下の5品目が指定され、政府に決議文として提出されました。
米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物(砂糖)
なので日本政府はこの5品目を「守るべき聖域」としてTPP交渉に参加していくことになります。
また、TPPの交渉参加国は以下のようになっています。

シンガポール(ASEAN)
ブルネイ(ASEAN)
チリ
ニュージーランド
アメリカ
オーストラリア
ベトナム(ASEAN)
ペルー
マレーシア(ASEAN)
カナダ
メキシコ
日本

ここで疑問が出てくるのですが。
私はこれらの国を見た時、「日本の米」が負けるとは思えないんですよね。
日本の米は間違いなく世界最強の美味しさです
実際、93年に冷夏で米が大不作となり、海外の輸入米に頼らざるを得なくなった時にそれを実感しました。
当時小学生だった私も子供心に「日本の米のほうが良いなあ」と思ったものです。
なので日本の米農家の方はもっと自分たちが作る米の美味しさに自信を持って良いのではないかと思います。
一応「聖域」となっていますが、こと「米」については上記の国から安い米が入ってきたとしても十分勝てると思います。

また牛肉も松坂牛や神戸牛など、日本ブランドは素晴らしいものがあります。
関税が撤廃された場合海外から安いものが入ってくるというリスクはありつつも、反対に関税が撤廃された場合は日本ブランドをこれらの国々に売り出すチャンスだと思います。
日本和牛ブランドは必ず勝てると見ます。

一方、明らかに負けそうなのが「麦」で、今の時点でも大量に輸入していて海外に頼りまくりなので、TPPで関税撤廃となればさらに押されて日本の麦農家は壊滅するかも知れません。
これは「聖域」として守り抜く必要があると思います。

よく分からないのが豚肉、乳製品、甘味資源作物(砂糖)で、これは万が一「聖域」から陥落して海外から安いものが入ってきた場合、勝てるのかどうか不明です。
「聖域」として指定された以上はそれなりに負ける可能性があるということですかね。

以上、牛肉・豚肉を別として分けた場合、私の予想は2勝1敗3不明となります。
不明が全部敗戦確実と仮定した場合は2勝4敗となり、あまり分の良い数字ではないですね。
そんなわけでこれらを「聖域」として守るべき対象にしているのかと思います。

とはいえ、「聖域」の中に確実に勝てそうなものがあるのは大きいのではないでしょうか。
これを「聖域カード」として使って交渉をするという戦術もありなのではないかと思います。
例えば、聖域5品目全て守るのを基本として交渉を進めつつ、大詰めで「これを譲歩するので、そちらのその聖域の譲歩は可能か?」のような感じで。
多国間の国益と国益がぶつかり合う外交交渉なので、最後はそういう場面も出てくるのではないかなと思います。
聖域をどう守り、攻めたい分野をどう攻めるか。
私はこの手の国益がかかった外交交渉は3年4ヵ月に渡った民主党政権では全く期待出来ないと思いますし、安倍晋三首相率いる自民党政権のほうが余程期待出来ると思いますよ。

日本の農業従事者の年齢はどんどん高齢化しているし、このまま内向き志向でいたのでは衰退していくのは確実。
TPPに入らなかったとしても、今のままではやがて滅びるのは避けられないと思います。
それよりはTPPで打って出たほうが未来への可能性があると思うんですよね。
日本の農作物は上記の聖域5品目以外にもたくさんあり、それらは素晴らしい可能性を秘めています。
野菜も果物も、日本の農作物の美味しさは世界最高峰だと思います。
TPPでは関税の撤廃を目指しているため、上記の交渉参加国に日本の農作物を今までより安く輸出出来るようになります。
これは明らかに日本ブランドを売り込むチャンスだと思います
青森県や長野県にはリンゴ、山形県にはさくらんぼ、北海道にはメロン、栃木県にはイチゴ、愛媛県のみかん、山梨県にはブドウ、桃など、日本が誇る美味しい果物は海外でも絶対に勝てます
こういった輸出拡大、日本ブランドによる新たなマーケットの構築などの魅力があれば、農業に興味を持つ若者も増えてくるのではないでしょうか。
少なくとも内向き志向でいるよりはそのほうが余程日本の農業の未来に期待が持てるのではないかと思います。

「憤死」綿矢りさ

2013-03-23 18:07:36 | 小説
今回ご紹介するのは「憤死」(著:綿矢りさ)です。

-----内容-----
命をかけてた恋が、終わっちゃったの!
おとな
トイレの懺悔室
憤死
人生ゲーム
各紙で話題!心の闇へ誘う4つの物語。
新たな魅力あふれる著者初の連作短編集。

-----感想-----
というわけで、先日書店で平積みされているのを見かけて手に取ったこの作品。
綿矢りささん初の連作短編集とのことで、どんな内容なのかとても興味を持ちました。

まずは「おとな」。
これはわずか5ページの作品で、「ショートショート」という形態をとっていました。
そういえばショートショートを読むのは高校の国語の授業以来な気がします。
短編集は比較的読むことがあっても、ショートショートは滅多に読む機会がないんですよね。
「りさちゃん」という子が出てくることから、ひょっとすると綿矢さん自身を投影した作品なのかも知れません。

「トイレの懺悔室」。
これもまた新鮮な作品でした。
綿矢さんの小説では滅多にない、男子が主人公の作品だったからです。
6年前に読んだ、「インストール」の文庫版に収録されていた「You can keep it.」以来だと思います。
物語は小学校6年生の夏から始まり、「地蔵盆」という、主に関西地方で行われる子どもが主役の縁日を振り返るところから始まります。
その頃は主人公の「おれ」と、「達也」、「ゆうすけ」、「ロク」の4人でよく遊んでいました。
やがて物語は進み、社会人になり上京していた「おれ」が小学校の同窓会で当時の3人と再会、多いに盛り上がります。
そして作品の終盤は、恩田陸さんの「六番目の小夜子」を彷彿とさせるような、ぞっとする展開になりました。
ミステリアスホラーという感じで、これまでの綿矢さんにはないタッチでの書き方でした。
まさかの再終盤、あの後一体どうなってしまったんだろうという感じの終わり方です。

「憤死」。
これは表題作にもなっていて、自殺未遂をした小中学校時代の友達「佳穂」と「私」を巡る物語。
佳穂はとんでもなく高慢ちきな子で、小中学校時代は「私」を家来のように扱い、学校でも自分の思うがまま、我がままに振る舞ってきました。
そんな子が社会人になって自殺未遂をするようになるとは…と意外に思う「私」でしたが。。。
命をかけていた恋が終わっってしまい、そのショックから自殺未遂に走ってしまったようです。
ただしタイトルの「憤死」は激しい憤りで死んでしまうということなので、失恋のショックでの自殺未遂とはギャップがあるんですよね。
「憤死」とはどういうことか、なかなか興味深かったです。

「人生ゲーム」。
これも「トイレの懺悔室」と同じく、男子が主人公の物語。
「おれ」、「コウキ」、「ナオフミ」の小学6年生の三人組が「人生ゲーム」で遊んでいたある日。
高校1年生のコウキのお兄さんが三人に話しかけてきます。
「いいか、人生はこれからなにかと大変だぞ。ゲームみたいにかんたんじゃない。リフジンでナットクのいかないことばっかり起こる」
その時はこの言葉を真に受けていない三人でしたが…やがてこの言葉が三人に襲い掛かってきます。
次々と降りかかる災厄を前に、一人、また一人と消えていき、最後に残された「おれ」。
それでも自分の人生を精一杯生きてきた「おれ」が、人生の晩年に見たものとは…
これも怖さのある物語で、しかも小学校6年から人生の晩年までを描いた、非常にスパンの長い物語でした。

それにしてもこの短編集で綿矢さんはかなり色々なことに挑戦しているなと思います。
4つとも心の闇を含んだ物語ですが、ショートショートであったりかなり怖いラストになっていたり、バラエティに富んだ物語たちでした。
小学校6年から人生の晩年までを描くというのも今までにはないことでした。
綿矢さんファンの私としては「かわいそうだね?」で見せてくれた、読み手の心を揺らす感性に強く訴える表現力を大事にしつつ、新たな境地を見出して行ってほしいなと思います


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サーベラス、地獄の番犬 ~ハゲタカ外資が本性を現す時~

2013-03-22 22:03:40 | ウェブ日記
※この記事は「西武ホールディングスと筆頭株主が全面対決」の続きとなります。

全ての始まりは、かつて西武グループで絶大な権力を持っていた創業家一族の堤義明氏が、2004年に有価証券報告書への虚偽記載が発覚して失脚し、東証一部に株式上場していた西武鉄道が東京証券取引所から上場廃止されたことに遡ります。
このとき西武グループは経営の危機に立たされていました。
そこで助け舟を出してくれたのがアメリカの投資会社サーベラスというわけです。
同社は1千億円超の資本増強を引き受けてくれた、いわば「恩人」です。
以後は、新たに発足した西武ホールディングスと二人三脚となって経営再建を進めてきましたが、昨年12月を目途とした東証一部への株式再上場を前に争いが表面化することになります。

2004年に1千億円超の株式資本を購入してくれたサーベラス社ですが、当然そこには思惑がありました。
この手の「恩人」とは、当然下心のある恩人なのです。
経営の危機から復活した西武ホールディングスが再び東証一部に上場するに当たり、出来るだけ高値で保有している株を売却して「売却益」を得たいサーベラス社は西武鉄道の赤字路線(西武秩父線、西武山口線、西武多摩川線)の廃止や特急電車「レッドアロー号」の値上げ、さらにはプロ野球・西武ライオンズの球団売却などを要求してきました。
これらは余計なものを排除し、企業価値を高めて株の値段を上げたいという思惑から来るものです。
現在は敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けて株主総会での影響力が一気に強まる「株式保有率3分の1超え」を狙っていて、完全にハゲタカ外資系企業が本性を現したというわけです

ちなみにハゲタカ外資・サーベラス社はいかにして現在保有している西武ホールディングスの株を高く売るかしか考えていないので、公共性が高い社会インフラである鉄道路線を一気に三つも廃止にしたらその沿線で暮らす人達の生活はどうなるんだとか、人の移動が鈍ることで地域経済はどうなるんだとか、そういった話は一切通用しません。
考えているのは「いかにして金を儲けるか」、その一点のみ。
社名の「サーベラス」もギリシャ神話の「地獄の番犬ケルベロス」の英語読みとのことですし。
自ら地獄の番犬と名乗る様はまさに「金儲けの修羅」で、この手のハゲタカ外資が本性を現したら徹底的に利益をむさぼりに来るので始末に負えないです。
資本主義なのでこういったことがあるのは仕方ないと言えば仕方ないのですが、お金儲けを頂点まで極めようとすると…人は凄まじいまでの修羅になるなと思います
そして高値で株を売り飛ばして利益をむさぼられた後は用済みになってポイ捨て、後に残るのはズタボロになった西武ホールディングスだけというわけです。
なのでそれを防ぐにはハゲタカ外資・サーベラス社との対決で勝つしか道はないですね。

そして色々と記事を読んでみると、どうやら4月23日を期限とする敵対的TOBの成立はほぼ確実な情勢のようです。
そうなると焦点は6月末の株主総会。
株式保有率が3分の1を超え、影響力を増したサーベラス社が何を仕掛けてくるかですね。
この株主総会で現経営陣を追い出し、サーベラス社が推薦する人達を社長や取締役として送り込むという話もあるので、もしそれが現実になった場合はかなりまずい状況になります。
サーベラス社が要求する西武鉄道の赤字路線(西武秩父線、西武山口線、西武多摩川線)の廃止が現実味を帯びてくるかも知れません。

ハゲタカはあくまでハゲタカ、お金のことしか考えていない利益むさぼり集団です。
6月末の株主総会まであと3ヵ月ありますし、そこに向けてこのハゲタカと戦う態勢を整えていってほしいですね。
株主総会までに西武ホールディングスとハゲタカ外資・サーベラス社との間でプロキシーファイト(株主総会での委任状争奪戦)が繰り広げられるとも言われています。
その場限りの金儲けしか頭にない外道ハゲタカ集団になど負けることなく、西武ホールディングスの底力を見せてほしいと思います。

※続きの「西武HDがサーベラス社のTOBに正式に反対を表明」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

西武ホールディングスと筆頭株主が全面対決

2013-03-21 23:43:25 | ウェブ日記
西武鉄道を傘下に持つ西武ホールディングス(HD)に、筆頭株主である米投資会社サーベラスが仕掛けたTOB(株式公開買い付け)に対し、西武HDが19日、反対する方針を固めたとのこと。
同日に東京都内で開いたTOB対応についての助言機関の有識者会議に伝え賛同を得たことから、26日までに正式表明する見通しで、不採算路線廃止などのリストラを迫るサーベラスと、反発する西武HDの対立は、ついに敵対的TOBに発展するようです。
※詳細記事についてはこちらをどうぞ。

アメリカの投資会社サーベラスは現在西武ホールディングスの株式を32.4%保有しているのですが、同社はこれをさらに4%買い増し、株主総会での影響力が一気に強まる「株式保有3分の1超え」を狙っているようです。
株式全体の3分の1以上を持つ株主は株主総会で特別決議を否決できるようになります。
西武ホールディングスがTOBに反対しているのに無理やり株の買い増しを強行するため、このケースは「敵対的TOB」となります。
どこか2005年にライブドアのホリエモンこと堀江貴文氏と「ニッポン放送、フジテレビ連合軍」が激突したのを彷彿とさせるものがありますね。

この問題で深刻なのが、米サーベラス社が西武鉄道の西武秩父線、西武山口線、西武多摩川線などの路線の「廃止」を要求していること。
これらの路線は赤字なので、廃止して西武鉄道全体の収益性を高めるべきというのがサーベラス社の言い分です。
西武ホールディングスは現在再び東証一部への上場寸前のところまで来ているのですが、その際の売り出し価格を高くして利益を得たいサーベラス社としては、赤字路線の廃止などをしてこの機に企業価値を高めたいのが狙いです。
しかし鉄道路線が一気に三つも廃止となれば、その沿線で暮らす人々にとっては重大な影響が出ます。
これには西武ホールディングスも反対していて、「会社」と「筆頭株主」の確執が深刻化していき、ついにサーベラス社が敵対的TOBを仕掛ける事態へと発展していったようです。

私も埼玉県の出身で西武鉄道にも乗るので、この問題にはかなり興味を持ちました。
そして先日「安倍晋三首相、TPPへの交渉参加を表明」という記事を書きましたが、このケースはTPPの「ISD条項」にもつながる話ですね。
私はアジア太平洋地域で横暴の限りを尽くす覇権主義国家・中国への「包囲網」という外交戦略の面からTPP(環太平洋経済連携協定)の交渉参加に賛成していますが、記事内で懸念事項として「ISD条項」に触れています。
2011年11月、民主党の野田佳彦前首相がTPPのISD条項自体を知らなくて国会で大問題になったことがありました。
このISD条項とは投資家が貿易相手国の企業から不利益を被った場合、その貿易相手国を訴えることが出来るというものです。
なのでもしTPP交渉でISD条項に合意した場合、このケースで言うとサーベラス社が「西武ホールディングスのせいで不利益を被った!日本政府を訴える!」というのが可能になるということです。
自民党もこれを懸念しているため公約にも「国の主権を損なうようなISD条項は合意しない」としています。

西武ホールディングスと筆頭株主の米サーベラス社の激突、非常に興味深いので、また記事を書こうと思います。
私としては何としても西武ホールディングスに勝ってほしいです。

※続きの「サーベラス、地獄の番犬 ~ハゲタカ外資が本性を現す時~」を書きましたので、ご覧になる方はこちらをどうぞ。

橋本愛さん

2013-03-20 17:04:12 | ウェブ日記


映画「桐島、部活やめるってよ」でその存在を知った橋本愛さん。
と言っても映画は見ていなくて、小説の「桐島、部活やめるってよ」(著:朝井リョウ)を読んで映画のほうにも興味を持って、ヒロインの東原かすみ役を橋本愛さんがやっていることを知りました。

この橋本愛さん、経歴を見ると1996年1月12日生まれの17歳とのことで、非常に若いです。
10代女子向けファッション雑誌「セブンティーン」のファッションモデルと女優をやっていて、昨年は映画「桐島、部活やめるってよ」などの演技が評価され、第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞したとのこと。
女優としての才覚も非凡なようで、まさにこれから羽ばたいていく感じの人ですね



それにしても1996年生まれとは・・・と、その西暦の数字に驚かされました。
ついに90年代後半生まれの人が台頭する時代になってきたんですね。
どうりで私も年を重ねるわけです

ちなみに17歳という年齢が強く意識される作品としては「桐島、部活やめるってよ」の他にもう一つ、「インストール」(著:綿矢りさ)があります。

当時レビューを書いた私はまだだいぶ未熟だったようで、作中の以下の言葉を紹介するのを忘れていました。

女子高生17歳、肉体みずみずしく、良くも悪くもマスコミにもてはやされている旬の時期である。
私はどれだけ眠らなくてもへっちゃらの強い身体と、歴史上に存在する何百もの偉人達の名をすべて記憶できる新鮮な脳ミソを持っているのだ。

この辺りの心境もまた、若き17歳の真骨頂かと思います。
何だか妙な自信があったり、でも不安もあったりで、それらをひっくるめて「青春」となるわけです。
橋本愛さんは今年はさらに飛躍の年になるでしょうし、若き17歳として青春を謳歌しつつ羽ばたいていってほしいなと思います