読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

静かな土曜日

2007-07-21 19:50:27 | ウェブ日記
今日は仕事が休みでした。
土曜日が休みなのは久しぶりです
とは言っても、来週から夜勤なのであまり喜んでもいられないのですが

午前中は洗濯物を片付けつつ、参考書を開いてみました。
仕事をしていくと結構わからないことが出てきます。
それを少しずつ調べていくのが最近の作戦です。
が、今日は集中力を欠いているのか、文章を読んでいるとムカっとしてきました
そんな経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
謎の数式展開と格闘しているとイライラしてきたり(笑)
そういうときは無理をしないで、別のことに気持ちを切り替えたほうが良いですね。
なので、さっさと気持ちを切り替え、参考書は閉じました。

インターネットにつなぎ、秋競馬の展望をしてみました。
「ニルヴァーナ」という馬が気になる存在ですね。
4歳馬で、ここまで6戦4勝。
スケールの大きな馬の予感がします。
夏の上がり馬として秋のGⅠ戦線を盛り上げてくれるかも知れません。

そんな感じで午前中は過ぎていきましたね。
午後はJRの某駅まで出かけてみました。
何とはなしに歩いていくと、図書館を発見!!
こんなところに図書館があったとは
さっそく中に入ってみました。
そして午前中のリベンジとばかりに、再び参考書を開いた私
今度はイライラすることもなく、だいぶはかどりました。

明日も休みなので、のんびりできそうです。
ただし月曜日からはいよいよ夜勤の始まりなので、明日は夜寝ないようにして、時間を反転させたほうが良さそうです。
明け方まで起きてるのは久々ですね。
きっと何とか乗り切れると思います。
ではまた。
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お久しぶりです!

2007-07-16 22:23:38 | ウェブ日記
すごく久しぶりな気がします。
先週もブログを更新することが出来ずに過ごしていました。
仕事はやはり残業が多いです。
そして近いうちに夜勤が始まりそうでかなり憂鬱になってます
夜勤ということは、夜行性にならないといけないのですね。。。
昼間寝て夜に活動するって………まるでカブト虫じゃないですか(笑)
そんな生活は嫌ですが、まあ仕方ないのかも。。。
出荷や検査の日程の都合上、夜勤してでも作業を進めないと間に合わないのでしょうね。

しかしこの調子でいくと、来週はさらにブログの更新が出来なくなるかも知れません。
できたら夜勤の様子とかを書きたいですね。
愚痴ってしまいそうですが

あと、密かに通信工学の勉強を進めています
今日はマクドナルドに陣取って参考書を広げていました。
仕事で出てくる専門用語の意味や動作原理は、自分で調べるしかありません。
職場の雰囲気も悪くなってきていて、人には聞きづらい状況なので、気になったことをメモしておいて、後で休みの日に調べる感じです。
夜勤に備えて力を上げておかなければ!


7月になってブログのペースが随分落ちているので、もう少し何とかしたいと思います。
まあ、こういうときは焦らず、マイペースにいくのが一番かも知れませんね。
それではまた。
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眠い

2007-07-11 01:24:20 | ウェブ日記
タイトルのとおり、かなり眠いです
それに何だか体が重い
今日は22時30分に仕事が終わりました。
ご飯を食べ、家に帰って風呂に入り、ブログを更新しようと思ったら既に深夜1時になっています
明日も残業になりそうなので早く寝ようと思います。
今日は午後から眠くて集中力が落ちていたので、明日はもう少し頑張ろう。
段々疲れてきているのが心配な気もしますが…。
疲れたときには甘いものを食べると良い、というデスノートの教えに従い(笑)、今日は昼休みにチョコを買ってみました。
さっそく食べて、これでバッチリと思いきや、むしろ集中力が落ちたような。。。
どうやら食べ過ぎて眠くなったようです(笑)
まあ、食欲がなくなるよりはいいのかな。
では、眠いのでそろそろ寝ます。
それではまた。
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「白いへび眠る島」三浦しをん

2007-07-08 12:29:10 | 小説
今回ご紹介するのは「白いへび眠る島」(著:三浦しをん)です。

-----内容-----
高校最後の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が残る拝島(おがみじま)だった。
十三年ぶりの大祭をひかえ高揚する空気の中、悟史は大人たちの噂を耳にする。
言うのもはばかられる怪物『あれ』が出た、と。
不思議な胸のざわめきを覚えながら、悟史は「持念兄弟(じねんきょうだい)」とよばれる幼なじみの光市とともに『あれ』の正体を探り始めるが―。
十八の夏休み、少年が知るのは本当の自由の意味か―。

-----感想-----
夏の季節にピッタリな小説だと思います。
キモが冷える独特な怖さ、スリルのある展開に何度も驚きました。
『あれ』はどんな怪物なのか、「持念兄弟」とは何なのか、興味深々に読み進めました。
全体のイメージとしては、陰陽師に似た雰囲気を持った小説です。
古(いにしえ)の怪物、島の守り神、神力を持つ者、そういったものが作る世界観は、完全な現実ではないものの、完全なSFでもないと思います。
主人公・前田悟史は幼い頃から普通の人には見えない不思議なものを見る力を持っていました。
島を覆う不気味な黒い影、海に浮かぶ無数の黒い頭、それらは持念兄弟のもう一人、光市には見えないものです。
この島には神宮家という島を統制する一族がいて、そこの次男・神宮荒太(しんぐうあらた)にも悟史と同じものを見る力があります。
島の伝説では神宮家には代々、神力を持つ者の証として背中に蛇の鱗(うろこ)を持つ者が生まれるという…。
小説のタイトルのとおり、この島には「白蛇様」と呼ばれる守り神がいます。
白蛇様と密接な関わりがあるのが神宮家というわけです。
神宮荒太は物語の鍵を握る重要人物で、物語後半でまさに陰陽師のような力を発揮します。

「持念兄弟」については、物語の節目で「俺たちは持念兄弟だ」という言葉が出るたびに興味深くなっていきました。
ときとして本当の兄弟より強い結びつきを発揮するようです。
持念という言葉から、互いが互いの気持ちを共有するようなイメージを抱きました。
持念兄弟となった者は、「持念石」と呼ばれる石を肌身離さず持つのが島の掟。
この「持念石」が、後半の展開で大活躍します。
破邪の力を持った石なのだと思います。

そして、怪物『あれ』との対峙…。
作り話だと思っていた島の伝説が、現実になる瞬間。
十三年ぶりの大祭の日、「持念兄弟」は島の窮地を救えるのか…。


-----終わりに一言-----
今回は三浦しをんさんの新たな一面を見たような気がします。
こういう小説も書けるのかと、ただただ驚くばかりです。
ほんとにすごい人だなと改めて実感しました。
それではまた。

※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
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やっとブログが書ける!

2007-07-07 21:53:49 | ウェブ日記
7月1日を最後に、ブログから遠ざかってしまっていた私。
今週はとにかくハードでした
月曜の22時まで残業から始まり、火曜日には悪夢がありました…。
25時30分まで残業という、シャレにもならない出来事があり…。
それには大分ムカつきました。
仕事より人間にムカついた感じです。
途中からはうんざり気味になり、作業もスムーズさを欠いたし
やっぱりイラついていると集中力が落ちます。

水曜は定時だったものの、力尽きてさっさと寝ました。
木曜日は再び22時まで残業。
金曜日は飲み会に参加。
やけ食いしたい気分だったので、お好み焼きを食べまくった。
そして今日も出勤。
それでも今日は静かに作業出来たので良かったです。
明日は休みなのでのんびりしようと思います。

今週唯一面白かったのは「白いへび眠る島」かな。
三浦しをんさんの小説です。
昼休みにちょっとずつ読み進めて、ついに今日読み終わりました。
ものすごくスリルな展開に釘付けで、これを読んでいる間は仕事のことも忘れていました(笑)
明日レビューを書こうと思います。
ではまた明日。
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「4U」山田詠美

2007-07-01 11:18:49 | 小説
今回ご紹介するのは「4U」(著:山田詠美)です。

-----内容-----
男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか?
毒きのこを食べに長野に出かけたマル、彼への桐子の暖かな思いを綴る「4U」。
死んだ風変わりな少女の記憶を辿り、デビュー前の自らを思い起こす「眠りの材料」。
右手のない渚子、彼女の義兄への激しい想いと、熾烈な自己愛を描く傑作「天国の右の手」他。
9つの恋の科学反応(ケミストリー)!

-----感想-----
内容の記事は本の裏表紙のをそのまま掲載していますが、ちょっとわかりにくいと思うので補足を。
この本は短編集で、収録作は以下の9作です。

4U
眠りの材料
ファミリー・アフェア
血止め草式
男に向かない職業
天国の右の手
高貴な腐蝕
紅差し指
メサイアのレシピ

表題作の4Uは、どういう意味なんだろうと気になっていました。
「ヨンユー」と読むみたいだけど、4つのUって何だろうみたいなことを考えました。
その意味は4Uのラストで明らかになりました。
なんだそういう意味か、と謎が解けてスッキリしました。
ダジャレみたいなもので、こういうのも洒落ていていいかも知れないなと思います。
まあ、私はしないと思いますが(笑)

「天国の右の手」は興味深い物語でした。
「渚子」という、右手のない女性が、姉の旦那に恋をするという物語です。
渚子は姉の旦那がタイに行くと、それを追いかけて自分もタイに行ってしまいます。
私はこういう人は嫌いです(笑)
迷惑になるのがわかっているのに、後を追いかけるのはどうなんだろう…

「ファミリー・アフェア」と「メサイアのレシピ」は、アメリカが舞台の物語でした。
山田詠美さんの小説にはアメリカの黒人をテーマにしたものが多いなあと、ふと感じました。
「PAY DAY」や「ベッドタイムアイズ」もアメリカ黒人が登場しますし。

どの短編も面白かったです。
山田詠美さんの書く物語は読んでいて共感したりこれは違うだろうと思ったり、読む人を退屈させない面白さがあると思います。
この本は短編集なので一つ一つの物語の展開も早く、しかもどの話も充実しているのでどんどん読み進めていけました。
次は何を読もうか、迷いますね。
それではまた。

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