読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

アイスもなか

2009-09-30 21:43:57 | グルメ


浅草の雷門を通って仲見世通りを歩いていたとき、アイスもなかの店がありました。
「浅草ちょうちんもなか」というようです。
写真上部の看板をよく見ると、アイスもなかは英語だと「アイスクリームバーガー」になっていますね。
もなか=バーガーというのは意外でした^^
たしかに上下のもなかでアイスを挟むので、バーガーで良いのかも知れませんが、何となく違和感も感じます(笑)
珍しいので食べてみることにしました。



私はバニラアイスのアイスもなかにしました。
ひと口食べてみて、もなかのパリッとした感じに「おっ」と思いました。
アイスを挟んだばかりなので、通常のもなかに比べてパリパリ感が強いです。
もなかとアイスの相性については、市販で「ジャンボもなか」などのアイスも出ていますし、わりと良いのではと思います。
今回はバニラにしましたが、おそらく抹茶やあずきなどの和風アイスが一番相性が良いような気がします。
量的にも手ごろでおやつ感覚で食べられるので、浅草観光の際の食べ歩きに良いかも知れませんね

人力車

2009-09-29 23:49:05 | ウェブ日記


浅草には人力車がたくさんあります。
先日歩いているときにも何度か遭遇しました。
この街の風物詩として、定着しているようですね

それにしても、人力車の営業攻勢はすごいです。
主にカップルや二人連れの観光客に集中的に声をかけているようでした。
たぶん人力車が二人乗りだからだと思います。
キャッチセールス並みの攻勢をかけていたので、あれでは逆に敬遠されるのでは…と思ったのですが、どうなのでしょうか
世の中が不景気なので、あのくらい強気にいかないとダメなのかも知れませんが。
また、同業者同士の争いもすごくて、一組のお客さんに何人かの人力車屋さんが声をかけに行こうとしている場面がありました。
仁義なき客取り合戦になっていました(笑)
基本的には一番最初に声をかけた人力車屋さんが、そのお客さんとの交渉権を持つようです。
私もいつか機会があれば乗ってみようかなと思います

秋の味覚

2009-09-29 19:59:16 | グルメ


秋といえば秋刀魚(さんま)ということで、秋刀魚の炭火焼定食を食べました
大戸屋という和食料理店では、毎年秋になるとこの定食が登場します。
焼き魚定食には色々ありますが、やはり秋刀魚はその中でも上位に来る美味しさです。
秋の味覚の一角を担う存在だと思います

大根おろしを秋刀魚に乗せ、醤油をかけて食べました。
これがとても美味しいです
さすがに旬だけあって、心なしか脂の乗りも良いように思いました^^

この秋刀魚は一匹丸ごと出てきましたが、店によっては切り開かれた状態で出てくることもあります。
以前、最近の子供は切り身の魚しか見たことがなく、その状態で海を泳いでいると信じているというニュースを見たことがありました。
にわかには信じがたい話ですが、時代が昔とは違うので、そういうこともあるのかも知れません。
実際の魚を見る機会を作ってあげるべきなのでしょうね。

他の秋の味覚としては栗や松茸や梨などがあります。
実りの秋というだけあって、色々な食べ物が美味しい時期です。
特に栗はスーパーなどで栗ご飯として売られていたりして、目にする機会も多いのではと思います。
せっかくの秋ですし、そういった秋の味覚を楽しみたいものです

これぞ秋晴れ

2009-09-28 23:49:25 | ウェブ日記


写真はJR上野駅前の立体通路です。
浅草に行く途中にここを通ったのですが、見事な秋晴れを見て爽やかな気分になりました
雲一つない秋晴れとはこのことですね^^

この通路は広々としていて良いなと思います。
これだけの規模の立体通路はあまり見たことがないですし。



通路の先に広がるのは、上野のビル群です。
単なるビルといえど、背景に澄んだ青空があると映えて見えますね
秋の空は高いと言いますが、本当にそうだなと思います。
夏場には低い位置に入道雲があるので空が低く見えますが、今はその入道雲もすっかり姿を消しました。
変わりに高い位置に筋雲が現れたり、もしくは雲一つない青空になります。

今週の東京は天気が崩れがちのようで、あまり青空が見られなくなりそうです。
いよいよ秋雨の時期になってきました。
この雨が一段落して、再び落ち着いた天気になる頃には、ぐっと秋が深まっていることと思います

「Gボーイズ冬戦争」石田衣良

2009-09-27 13:42:33 | 小説
今回ご紹介するのは「Gボーイズ冬戦争」(著:石田衣良)です。

-----内容-----
池袋、宣戦布告!
今度はキングを、おれが守る。

鉄の結束を誇るGボーイズに異変が生じた。
ナンバー2・ヒロトの胸の内に渦巻く、キング・タカシに対するどす黒い疑念。
Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスも破綻しかねない……。
タカシの危機にマコトはどう動くか?
史上空前の熱き闘いを描く表題作はじめ4篇を収録した、IWGP第7弾!

-----感想-----
池袋ウエストゲートパークのシリーズでは、その時々の社会犯罪を題材にすることがよくあります。
今回は振り込め詐欺グループから抜けようとしている人の話や、元少年放火犯の話がありました。
振り込め詐欺の話に出てくる人は、「どんな役でもこなせる電話の達人」という特殊技能があり、その才能を振り込め詐欺という間違った方向に使ってしまっていました。
また、お年寄りを騙すための役割分担についても詳しく説明されていて、「泣き役」や「被害者役」、「医者役」や「警察官役」などがいるようです。
みんなでよってたかって騙そうとするなんて、ひどい限りです…
その振り込め詐欺グループから抜けようとしている人がマコトに相談し、助けを求めてきました。
しかしグループは結束が強く、抜けようとすればただでは済みません。
ひとまずマコトはグループに探りを入れてみますが、意外な組織が背後にちらついて…そう簡単にはいかない雰囲気になりました。
この辺りのバタバタとした展開は池袋ウエストゲートパークのお馴染みです^^

そして、表題にもなっている「Gボーイズ冬戦争」。。。
池袋の街でGボーイズのグループが襲われる事件が二件続けて発生しました。
それはどちらもGボーイズのNo.2・ヒロトが率いるチームでした。
ヒロトの胸には、この事件の裏にいるのはGボーイズのNo.1・タカシなのでは?という疑念が生まれていました。
そしてヒロトは自分の派閥のチームを引き連れてGボーイズを離脱。
同時にGボーイズに対して宣戦布告し、戦争が始まりました。
しかしGボーイズは池袋の裏世界のパワーバランスの一角を担う大事な存在です。
もし戦争によってGボーイズが潰れれば、今まで保たれてきたパワーバランスが崩れてしまいます。
そのせいか、パワーバランスを担う残りの組織たちも、Gボーイズの戦争には危機感を持っています。
どの組織にとっても今のパワーバランスは快適で、それを崩したくはないのです。

マコトも、この戦争を止めるために奔走します。
またこの危機的状況に関して、タカシから何の連絡もないことにマコトは怒っていました。
タカシは「Gボーイズが首まではまってるトラブルに、マコトを巻き込みたくなかった」と言いますが、そのときマコトが言った台詞は格好良かったです。

「おまえはおれをなんだと思ってる。安全なときだけいっしょに遊び、なにか危険があれば手も貸さなくなる。そんな男だと思っていたのか」

タカシはマコトの親友ですし、俺に相談してくれないなんて水臭いじゃないかということだと思います。
タカシが危機的状況なら、当然一緒に危険な橋を渡るという決意も言っていました。
マコトの怒りには、親友としての温かみも含まれていました。

これを機に、マコトも本格的に動き出します。
そして次第に、裏でGボーイズが戦争になるように画策している人間の存在が明らかになってきます。
さらには凄腕の仕事屋”影”と呼ばれる男が池袋に入ったという情報も流れ、一体誰が何のために”影”を呼んだのか、謎は増えていきます。
果たしてGボーイズの戦争を止めることはできるのか、そして裏で暗躍している人間を捕まえられるのか、非常に面白い展開でした。
この作品でシリーズ七作目ですが、マンネリ化することなく楽しめるのはすごいことだと思います。
次の作品も期待しています


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雷門と浅草寺

2009-09-26 23:49:43 | フォトギャラリー
シルバーウィーク中に浅草に行ってきました。
浅草といえば和風なイメージがあります。
結構ビル街もありますが、雷門から浅草寺にかけてはいかにも浅草といった感じの、純和風な雰囲気となっていました


----- 浅草フォトギャラリー 雷門と浅草寺 -----


東京メトロ銀座線の浅草駅で下車。
地上に出るとこんな感じでした。
「雷門入口」とあるので、ここを進んでいけば雷門にたどり着けるはずです。




雷門に到着!
さすがに観光客がたくさんいました。
ここは東京マラソンのコースにもなっています


巨大な提灯。
この提灯の前で記念撮影する人も多いようです。


仲見世通り。
歩くのが困難なくらい混んでいました


「人形焼」や「雷おこし」はなかなか有名な浅草土産だと思います。


メインの仲見世通りと連結して、こういった通りもあります。


奥のほうに大きな建物が見えてきました。


こちらは浅草寺です!


露店もたくさん出ていました。
常にお祭りのような雰囲気なのかも知れませんね


五重塔!
なかなかの見応えです。


沙か羅竜王像(さからりゅうおうぞう)。


竜王だけに、竜をモチーフにした水場になっています。


本殿で参拝をしました。
とても荘厳な雰囲気でした。


五重塔は近くから見上げるとこんな感じです。


煙が立ち上っています。
これは何なのでしょうかね。


近づいてみると、たくさんの線香から煙が出ていました。
どうやら、この線香の煙にご利益があるようです。
みなさん自分のほうに煙を煽っていました。
私もしっかり煙を浴びてきました^^


というわけで、浅草を後にします。
浅草は4年前に一度行ったことがありますが、当時はあまりゆっくりとはできませんでした。
今回はのんびりと見て回れたので良かったです


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レジにて

2009-09-25 20:43:18 | ウェブ日記
先日コンビニでアイスを買い、それは消費税込みで126円でした。
まず120円出し、その後1円玉を6枚出そうとしていました。
そのとき、レジの人がカタカタッとボタンを打っているのが見えました。
おそらくこちらが126円ピッタリ出すと核心したのだと思います。
それを見据えて、事前に126円と打ち込んだはずです。
実際こちらがお金を出した後、レジ打ちをしていなかったので、やはり先に打っていたようです。

ふと思ったのですが、こんなとき天邪鬼な人だったら、わざと10円玉を出し、130円にしたりするのでしょうか^^;
そうするとレジの人は先に126円と打ってしまっていただけに、もう一度打ち直さないといけません。
よっぽど意地の悪い人ならともかく、普通なら素直に126円にすると思いますが。。。
ちなみに私は素直に126円にしました(笑)
しかしもしかすると、そんな人もいるかも知れない…というのが脳裏をよぎりました。

それだけのことですが、気になったので記事にしてみました。
日常の些細なことを記事にするのは面白いものです^^

「ノルウェイの森(下)」村上春樹

2009-09-23 21:25:12 | 小説
今回ご紹介するのは「ノルウェイの森(下)」(著:村上春樹)です。

-----内容-----
あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと―。
あらたしい僕の大学生活はこうしてはじまった。
自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。
等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。

-----感想-----
下巻も上巻に引き続き、クールな雰囲気でした。
冒頭から人間が持つある種の病的な悪意について語られていたのですが、淡々と語っていたのでわりとクールに感じました。
その悪意のせいで精神的に深刻なダメージを受けた人の話でした。
それが終わってからは、再び主人公のワタナベ君を中心に話が進んでいきます。

この作品では上下巻を通して、四人の人が亡くなりました。
ファンタジーやアクションではない純文学的な話で、これだけの人が亡くなるのはあまり見たことがありません。
人の死というのは小説の中での話であっても、そこにぶつかると衝撃を受けます。
特に予想外の人物が死んでしまったときはかなり驚きました。
一見芯がしっかりしていそうに見えても、実は思い悩んでいた…というのがよくわかり、印象に残った場面です。

今回は社会的な風刺を含む言い回しが印象的でした。
登場人物の一人に緑さんという人がいて、その人が父親の看病をしています。
その際、以下のようなことを言っていました。

「親戚の人が見舞いに来てくれて一緒にここでごはんを食べるでしょ、するとみんなやはり半分くらい残すのよ、あなたと同じように。でね、私がペロッと食べちゃうと『ミドリちゃんは元気でいいわねえ。あたしなんかもう胸いっぱいでごはん食べられないわよ』って言うの。でもね、看病をしてるのはこの私なのよ。冗談じゃないわよ。」

彼女によると、看病をするのはすごく体力を使うので、ご飯をしっかり食べておかないといけない、そこへたまに親戚の人が来てその様子を見ると、皮肉を込めたような雰囲気で「よくそんなに食べられるわね」と言ってくるようです。
しかし親戚の人はたまに来るだけで、看病などほとんどしません。
苦労を知らないくせに、皮肉めいたことを言うなというのが彼女の意見です。
これはたしかにそのとおりです。
人間には皮肉や嫌味を言いたがる嫌な面があるので、そこを強烈に風刺しているように思いました。

正直、終わり方はあまりハッピーエンディングではなかったと思います。
主要な人物の死によって、主人公のワタナベ君もだいぶショックを受けていましたし。
それでも、最後は死を受け入れて、もう一度立ち上がろうとしていました。
ワタナベ君は普段はクールな語り口ですが、たまに見せ場があります。

『俺はこれまでできることなら17や18のままでいたいと思っていた。
でも今はそうは思わない。
俺はもう10代の少年じゃないんだよ。』

などのように、全てを達観したようなクールな雰囲気から一転、決意表明のような気持ちを見せることもありました。
激動の1969年-1970年を経たワタナベ君が、その後の人生をどう歩んでいったのかはわかりません。
それでも、きっと強く生きていったであろうと思えたことは、良かったと思います


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お台場の夜景 その2

2009-09-23 13:40:47 | フォトギャラリー
昨日掲載した「お台場の夜景 その1」は厳密にはレインボーブリッジから見た夜景なのですが、こちらは正真正銘、お台場の夜景となります。
どうぞお楽しみくださいませ


----- お台場フォトギャラリー お台場の夜景 その2 -----


さっそく、フジテレビ方面に行ってみます。
写真中央やや右にあるジャングルジムのような建物がフジテレビです。
テロリストなどに備えて、複雑な造りになっています。


上の写真はここから撮りました。
レインボーブリッジのサウスルートです。


向こうのほうに観覧車が見えますね。


お台場海浜公園にやってきました
手前から砂浜、海、屋形船、そしてお台場の街となっています。


これはかなり良い夜景だと思います
ポイントは海ではないでしょうか。
建物の灯りが海にスーッと流れ込んでいて、何とも幻想的な雰囲気になっています。




やはりロマンチックな場所ですね。
屋形船はレインボーブリッジの向こう側にもいましたし、かなりの数が出ているようです。
それだけ人気があるのだと思います。




そういえば東京湾大華火祭もこの辺りから見ました。


フジテレビ。
海に突き出す形の道があり、そこから撮っています。


アクアシティお台場の方に行ってみます。




こちらがアクアシティお台場です。
主にショッピングや食事を楽しめるようです。
また、都内最大級の複合映画館を持つエンターテイメント施設「メディアージュ」が併設されています。


ここも良い雰囲気ですね


もしかすると、横浜を越えているかも知れない…そう思いました。


この辺りの広場は「女神のテラス」と呼ばれています。


近くから見たフジテレビ。
やはり入り組んでいますね。


自由の女神とレインボーブリッジ。


最後はこちら
両サイドの光が導く先に、レインボーブリッジがあります。
その向こうには青色にライトアップされた東京タワーが見えますね。

レインボーブリッジを渡ってお台場海浜公園を進みここまで来ましたが、それぞれの場所から良い夜景を見られました。
さすが夜景スポットとして名高きお台場だと思いました^^


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フォゲッタブル

2009-09-22 18:24:39 | ウェブ日記
9月に入り、GⅠレースに向けたトライアル戦が始まっています。
秋競馬も盛り上がってきたので、久しぶりにあの馬の話題を。。。
以前ご紹介したフォゲッタブルですが、苦戦を強いられています。
出世するどころか、1000万下を勝ちあがれずに苦労しています

そんなフォゲッタブルに朗報がありました。
先日行われたセントライト記念(GⅡ)で3着に入り、菊花賞(GⅠ)の優先出走権を獲得したのです
三冠レース最後の一冠である菊花賞で、ついにGⅠの舞台に立てることになりました
血統的には父ダンスインザダークですし、この馬自体長距離のほうが得意そうなので、3000mの長丁場である菊花賞は密かに期待しています。

ここまでの戦績をまとめると、以下のようになります。

2009.1.18 3歳新馬        5着  芝2000m
2009.2.14 3歳未勝利      1着  芝2200m
2009.3.01 すみれステークス  5着  芝2200m
2009.5.24 ぶっぽうそう特別   6着  芝2000m
2009.6.14 3歳500万下     2着  芝2000m
2009.7.05 生田特別       1着  芝2400m
2009.8.01 高千穂特別     8着  芝2000m
2009.8.23 阿賀野川特別    2着  芝2200m
2009.9.20 セントライト記念   3着  芝2200m

これを見ても、苦労しているのがわかります。
それでもこの馬には、「丈夫さ」という武器があるようです
毎月のようにレースに出て、ここまで無事に来ているのですから、それだけでも大したものです。
地道に頑張ってきた成果が、セントライト記念での3着につながったのかも知れません。
菊花賞では人気も出ないでしょうし、気楽な立場で望めます。
強力なライバルがたくさんいますが、頑張ってほしいと思います。