朝一番の客は大概ろくでもない

朝事務所の前で、名物おばさんが立っている。

この人は、まず、良いことでは来ない。


要件聞くと、２階の老人の部屋が様子おかしいと。


毎年あの方、帰省するよね？それだよと交わすが、大げさに言ってくるから、個人情報だから多くは言えないけど、クリスマスの日に、警察が中入って、
確認してるから。


心配で来てくれたんだから、悪くは言えないが、そういうことは電話でもいいんじゃないの？

で、その人に話す。

私、日中、いつもいないと指摘するよね。


毎日のように、こういう問い合わせを受け、受ければ物件に行かなきゃいけない。事件ならば数時間拘束される。そういう毎日。

だから、誰かが言ったからとか、噂だとかでは動かないでと言った。



朝からこういうのがあると、１日のリズムは狂うが、事実、独居老人の孤独死は報道以上にあるわけで、特にこの季節は毎年と言っていいほど、何かが起きる。


行政や協会に申し出てるのは、高齢者や、生活能力の乏しい人のサポート機関を作れ。


NPOや行政のブランチで、見回りや何かを配ることで安否確認するなどをしてるが万全でないし、生活のサポートとなると全く充実していない。


入居した時が３０代、それから４０年住み続け、高齢者になり、体力がおぼつかない。そんな人たくさんいる。

電球すら取り替えられない。そこまでやる必要はないが、あまりにも悲しい声で電話があれば行くのが人情では・


だが、そんなことで追われることが多く、それは他社でも悩みになっている。

数年前、やっと議題に上がったが、まだまだ活動としては甘いかな？と思う。


本業最終日がこれだから、本当に、イヤな１年だったが、今日はしっかり締めたいものだ。



昨日のバイトは、荷物が結構あった。タイヤや家具まで置かれるから、少々苦戦も、イメージ通りでき、最後はしっかり締めれた。

今日の本業は、もう、殆ど来ないでしょう。だから、掃除などを中心にのんびりやります。