鬱オヤジのストレス苦闘日誌

鬱オヤジといいます(他のブログでは違うHNですが・・・)
主にストレスやうつ病について書きます。
くらいですよ~~

完結しないから悩みは消えない

2021-06-18 09:53:38 | 鬱、メンタル
ゲシュタルト式でいえば、完結していないから、心に残るもので、どんな些細なものであっても、完結しなければ、わだかまりみたいなものが残るはずだ。

表面上解決していても、心残りになっているのは完結していない。だから、悩みとしてモヤモヤ感が残る。

精神症の人は、ここの未完結が原因で、心を壊すと説いている。それが過去の忘れられるべき失敗や未解決なども心には残るから、それを「いまーここ」に表して、完結する。これで、どれだけのものが解決しただろうか。だが、やってもやってもどんどんでてくるのは、どれだけの悩みを抱えているんだい?ということになる。

パールズもフロイトも、幼少期の環境を留意している。パールズは、その幼少期の経験が故に完結できていないものを完結することを説く。
私のカウンセラーは、たとえば、自分が、不器用で落ち着きがないという悩みに対し、一番最初にそれを感じたのはいつですか?と聞く。
医師は、一番最初の幼少期の想い出はなんですか?と尋ねた。


前者は4歳のころの幼稚園に行く準備のことを思い出す。いっぺんに、両親があれをやれ、これをやれで、一つをやると一つを忘れ、それで怒られる。ハッと自分も気づく。この感覚だ。いまでもあるものは。カウンセラーも少しほほを揺るいだようにやさしくいう。その4歳の自分に、これからは、僕が守るから、あわてなくていいよと言いなさいと。
そう、4歳の自分にはそこまでできる能力がないのに、両親はそれ以上のものを求め、それで、崩壊している。本来ならば、それを守るべき立場の親が、子供に無理をおしつけている。それが最初に心に浮かんだ、思い出したというところが、カウンセラーのしてやったりでしょう。

医師は最初の想い出というのを聞かれたときに、2歳と答えました。びっぅりしてました。2歳?
それは何をしてるときですか?

答えは夜泣きがやまない私に、近所のおばあさんが、お灸に9時ごろ毎日来るその後継。
そのっ次は?は、旧式トイレに顔をつっこまれたり、裏のドブになげられたり。

一通り聞いて、質問された、それらのことは、あなた自身、教育だと思いますか?虐待だと思いますか?
ここでもハッと思う。それまでは、変わり者の厳しい親の教育だと思っていた。違うよね。それ虐待だよね。

カウンセラーも医師もそこを尽きたかったのでしょう。

自分もそこで気づきます。それは虐待だと。

そして、その時の不安恐怖と同じような心理状態が残っていることに気づきます。


人間形成においての、「性格」は生まれ持ったもの、遺伝的なものに加え、周囲環境があると心理学者はいいます。

自分が、常に不器用で、落ち着きなく、ドジばかりやる。扶南が消えない、そわそわする。

それだを追及すると2歳や4歳、あるいはわつぃの場合9歳というのがありますが、それだが残っていることに気づく。


ゲシュタルト療法では、チェアワークというのがあり、椅子を置いて、そこにいるはずのない両親がいることを想像し、2歳の自分に戻って、親に投げかける訓練をします。

「自分は悪くないこと」を主張しなさい。その作業によって、わだかまりは完結します。こういう訓練で心のくすみをとりのぞき、悩みを完結させる。

完結したものは、不思議と心に残らない。これを繰り返さないと、自分の悪い状態は改善されません。

いま、コロナ禍のため、カウンセラーから連絡が来ません。もう少しお願いをしたかったのですが、カウンセラーも、かつて強い心疾患だったようです。いま、ちょっと気持ちが進まないのかな?あえて最速はしませんが、できれば、この訓練は続けたいものです。
コメント
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