晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『マンダレイ』 80点

2006-04-08 10:38:01 | (欧州・アジア他) 2000~09

マンダレイ

2005年/デンマーク

ラース・フォントリア監督の米国批判第2作

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆80点

キャスト ★★★★☆75点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆80点

前回の「ドッグ・ヴィル」に続く、ラース・フォントリア監督の作品。ヒロイン、グレースをN・キッドマンに代わって「ヴィレッジ」のブライス・ダラス・ハワードが演じている。どうしても美貌では見劣りしてしまうが、理想社会を目指し懸命に立ち向かい時には感情を抑えきれない、前作とは違うグレースを好演している。
前作より状況設定がはっきりしていて分かりやすい。奴隷制度に慣らされたマンダレイの黒人達は今の生活に満足していたという皮肉。民主主義イコール多数決というルールが不条理だったり、良かれと思ったルールの押し付けが今のブッシュ政権がイラクに介入している批判にもなっている。



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