シンシナティキッド
1965年/アメリカ
S・マックィーンが演技の幅を拡げた作品
shinakamさん
男性
総合 80点
ストーリー 75点
キャスト 80点
演出 80点
ビジュアル 75点
音楽 80点
「夜の大捜査線」のノーマン・ジュイソン監督、S・マックィーン主演のポーカー賭博師の話。
ラスト・シーンが公開映画とDVD・TV放送で何通りもあるのが話題にもなった。アクションが売り物のマックィーンが初めて静の演技を魅せた作品でもある。
スタッド・ポーカーがテーマなので興味がないと魅力が半減するが、多彩な脇役陣に救われ充分楽しめる。特にザ・マン、エドワード・G・ロビンソンの貫禄が光っている。後の「ラウンダーズ」のジョン・マルコヴィッチに匹敵する存在感を見せる。競演する女優がアン・マーグレット、チューズデイ・ウェルドであるのも時代を感じさせる。レイ・チャールズの主題歌も最初と最後に出てくるのもファンには嬉しいプレゼント。
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