西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「地域における様々なご相談に対応するなど地区の拠点施設にする!」としていた香櫨園市民センター。その話は全くの掛け声倒れだったわけですが、また同じことをやるんですか???

2024-06-20 16:23:22 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

まちづくり系の本って、抽象的な話のうちはいいけど、「具体的にどうすんの???」という話になると、甚だムニャムニャになってくる場合が多いんですよね。
その点、この本は
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●富山市の縮退都市政策
●ランドバンクを活用した空き家問題への対処
●稲城市の介護ボランティア支援制度
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等、具体的な事例や考え方が多く示されており、とても参考になりました。
もうちょっと掘って、勉強していきたいところですね!
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さて明日から本格的に始まる6月議会を前に、まだちょっと残っている3月議会×代表質問のご報告の続きですよ。
残り項目は、あと僅か。
どうぞ、お付き合い下さい。

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【質問】
「支所等の行政機能について窓口での行政サービスの提供から地域振興活動の拠点へと役割転換を検討することとし、そのモデルとして瓦木支所管内で検討してまいります。」とのことでした。
具体的な内容をお聞かせ下さい。
また香櫨園市民センターにおいて、同様の趣旨から市職員が配置されたものの、実際にはほとんど機能しなかったという声も聞いています。
この点についての見解も、あわせてお聞かせ下さい。
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【答弁】
支所は、従来から身近な行政サービスを提供する窓口機能と、地域団体等と本庁担当部局との地域課題の解決に向けたパイプ役としての地域担当機能を果たしてまいりました。
しかしながら、窓口機能におきましては、近年、マイナンバーカードの普及率向上やコンビニ交付の利用の増加等に伴い、証明発行業務を中心に取扱い件数が減少傾向にあり、今後もDX推進などによってさらに減少していくことが予想されております。
そのため、窓口業務を再編整理することで、人員を生み出し、適正配置に努めてまいります。

一方で、各地域団体等では高齢化や後継者不足等の課題が深刻化しており、活動の継続や解散などに関する相談が増加しております。
今後、地域住民と丁寧なコミュニケーションを図ることによって、地域課題を共有化したうえで、課題解決に向けた地域団体の活動を支援してまいりたいと考えております。
瓦木支所管轄区域には、瓦木支所をはじめ、アクタ西宮ステーション・上甲子園市民サービスセンターが設置されており、分室を除けば同一支所管内に複数の行政サービス窓口が存在しているところはほかになく、窓口体制の最適化とあわせて、地域活動拠点のモデル区域として検討を進めてまいります。

つぎに、香櫨園市民センターのご質問についてお答えいたします。
香櫨園市民センターは、香櫨園小学校区における育成センター待機児童対策や、市民集会施設の適正配置を目指すなかで、川西町の旧藤本邸の活用方策として整備されました。
当初は会計年度任用職員を配置し、地域における様々なご相談に対応するなど地区の拠点施設とする構想でしたが、施設の統廃合が想定通り進まなかったことなどもあり、現在は市直営の市民集会施設として運営しております。
今後、改めて香櫨園市民センターの位置づけについて整理するとともに、指定管理者制度の導入等に関して引き続き関係団体と協議してまいります。
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【再質問】
「窓口業務を再編整理することで、人員を生み出し、適正配置に努めて」いくことに異論はありません。
「地域住民と丁寧なコミュニケーションを図ることによって、地域課題を共有化したうえで、課題解決に向けた地域団体の活動を支援して」いくことも重要だと思います。
しかしながら答弁にあったとおり「地域における様々なご相談に対応するなど地区の拠点施設とする構想」だった香櫨園市民センターは、なんらそうした役割を果たすことが出来ませんでした。
瓦木支所管轄区域では、どういった活動を進めることで、そうした理念を現実化できると考えているのか?
効果検証をどのように進めるのか?
成果が出ないときはどうするのか?
市の見解をお聞かせ下さい。


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この件、あまりに絵空事感が強すぎて、むちゃくちゃ強い違和感を持っています。
質疑にあたっての事前調整でも、担当部局と相当バトルすることになってしまったんですよね。
そこの部分も含めて、もうちょい続きますので、お付き合い下さいませ。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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