西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

SDGsの観点からも重要なごみ排出量の削減。大量に混ざっている紙ごみの分別に向けた取組を進めるべきです!

2023-05-08 14:40:28 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

本日は新任期初の公務となる議員総会。
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改めて、新しい任期でも職責を果たすことができるよう努めてまいります!
とは言いながら、前任期で行った代表質問についてのご報告も進めていかなければですよね。
それでは早速始めます。

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【質問】
ごみ排出量の削減についてです。
事業系ごみの組成分析結果から、紙ごみの混入率が多いことが明らかになっています。
さらなる再資源化の推進に向けて、他自治体でも実施されている市処理施設への事業系古紙類の搬入規制を早い時期に実施すべきと考えますが、いかがでしょうか?
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【答弁】
事業系可燃ごみへの古紙類の混入率は、昨年7月より本格実施を開始しました指定袋制度により若干の改善は見られるものの全体の約38%となっており、その内、新聞・ダンボール・雑紙や包装紙等、再資源化が可能な古紙類は全体の約11%を占めているなど、依然として相当量の古紙類が分別されずに可燃ごみとして廃棄されている状況が続いております。
本市としましては、事業系一般廃棄物の適正処理の推進に向けて、排出者である市内事業者に対する周知啓発や戸別訪問による注意指導等に取り組んできたところであります。
しかしながら、古紙類の混入事例が後を絶たないことから、市処理施設への事業系古紙類の搬入規制の実施に向けて検討を開始いたしました。
実施時期につきましては、来年度、一部見直しを行う一般廃棄物処理基本計画において、事業系古紙類に関する新たな処理方針を記載し、排出事業者への周知啓発期間を経て、令和6年度中の開始を予定しております。
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【意見・要望】
事業系古紙類の搬入規制は令和6年度中の開始予定ということでした。
できるだけ前倒しでの実施を要望したうえで、もう一点。
事業系ごみ袋への缶・瓶等の混入は、指定袋制度導入によって改善されたものの解消していません。
同様に、古紙の搬入規制を実施しても、混入は完全には解消されないでしょう。
そう考えると、排出業者への周知啓発や注意指導だけでは不十分であり、搬入車両に対する展開検査の実施体制強化など、処理施設での水際対策を徹底が必要です。
真面目に分別している事業者が馬鹿を見ることがないよう、処理施設での水際対策の徹底にもしっかり取り組んでいただきたい。
また事業系ごみの削減については、従来から指摘している通り、事業者全体がごみの分別とリサイクルに無理なく取り組める仕組みの構築が重要です。
この点についても実効性ある対策を示せるよう、継続して取り組んでください。
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★ご参照★
事業系ごみにプラや古紙が大量混入している現状に問題あり。是正のため、具体的な施策を検討することを市が約束しました!@2023年1月のブログ

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ごみ排出量の削減はSDGsの観点から、とても大切。
そして、そのために誰もができる取組が分別の徹底だと思っています。
それだけに善意だけに頼るのではなく、一定の強制力が伴う取組が必要だと思っています。
引き続き、こうした課題にも取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします


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