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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

事業者の協力が得られない以上、「高齢者交通助成事業」の見直しは避けられない。ならば、この機会に「健康ポイント制度」を検討するべきです!

2020-01-30 08:20:54 | すべての人にやさしいまちを実現するために

「教育格差」読了。
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●就学前の段階から、保護者はもちろん周囲の人間関係・住環境等々、様々な面で教育格差が存在し、それは結果として現れる子供の学力にも大きな影響を及ぼしている
●本来、公教育には、こうした経緯を経て生まれる学力格差を縮小する役割が期待されているが、実際には、そうした役割を果たすことが出来ていない
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という内容を、豊富な資料・根拠に基づいて述べたこの本、色々と考えさせられました。
感想としては、まさに帯に書いてある通り「読後感は重いが説得力は半端ではない」に尽きますね...
様々な知見を得つつ、自分がなすべきことを考えていかねば...と改めて、思います。

さて本題、今日は「高齢者交通助成事業」のお話など。
昨日開催された健康福祉常任委員会で、この事業の今後について説明がありました。
ちなみに「高齢者交通助成事業」とは
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●「毎年4月1日現在、70歳以上で引き続き1年以上西宮市に在住されている方」を対象に
●「電車・バスのICカードやタクシーのプリペイドカード、回数券を購入又はICカードにチャージをする際に割引が受けられる『高齢者交通助成割引購入証』(割引券が綴られている小冊子)を年に一度交付します」という事業で
●助成割合は全体の半分、助成金額の上限は「年間5,000円」
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というものです(「 」内は西宮市HPより引用)。
要するに「70歳以上の方は、10,000円のプリペイドカード等の購入やチャージに対して年間5,000円の補助を受けられます!」という制度ですね。

この制度は「交通事業者が、割引購入証を持ってきた対象者に対応し、所定の手続きを行うこと」を前提としています。
ところが、鉄道事業者における人員・体制効率化の流れもあり、
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●鉄道会社から、令和2年度以降は対応できない旨、連絡があった
●市内のコンビニエンスで対応(=ICカードへのチャージ)できないか協議したが、受けてもらえなかった
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という経過があり、今後、同事業を継続することは困難...という結論になったそうです。
昨日の委員会では、こうした経過を受けて、今後の市としての考え・方針が示されました。
その内容は
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●より効果的な健康づくりの事業として、制度を早急に見直す必要がある
●高齢者の社会参加を促進し健康寿命の延伸につながる事業を検討していく
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というもの。
経緯が経緯である以上、この展開はやむを得ないものと受け止めています。
また今後の方向性についても、そうあるべきやわな...と思っています。

そもそも同制度は「高齢者の外出を促し、社会参加を図ってもらうことで、より健康に過ごしていただくことを目的」としています(「 」内は常任委員会での市配布資料より引用)。
そういう趣旨から見ると、現在の「高齢者交通助成事業」には
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●ICカードへのチャージを可能としているため、単に物品購入に利用されているだけという事例も少なからずあると思われる
 →実際に健康増進効果があったのか疑問...
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という見方もあります。
ならば、現在の状況を「本来の目的に合致する制度を構築する、よい機会!」と受け止めた方が、前向きだと思うんですよね。
個人的には、この機会に「健康ポイント制度(←ウォーキングをしたりトレーニングジムに行って運動をしたり、あるいは定期的に健康診断や保健指導を受けるなど、健康の維持・増進のための活動に対してポイントを付与する制度。ポイントがたまると景品やクーポンなどの特典と交換できるというメリットがあるため、やってみようという動機づけになり、続けていく上でのモチベーションにもつながる。)」の導入に向かうといいと思うのですが、そこらへん、どないでしょ???
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健康ポイント制度とは?健康無関心層を動かす自治体の取り組み@ヘルスケア通信

一層の高齢化が進む中、高齢者の健康づくりにつながる施策展開の重要性は言うまでもありません。
引き続き、今後の展開を見守ると共に、必要な指摘・提案等、行ってまいります。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。