西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

納めてもらうべきお金をちゃんと納めてもらえていない未収金問題。となると、やっぱり最後は悪質滞納者対策専門チームが必要だと思うわけで。+速報1つ

2017-03-08 18:23:23 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日は3月議会×常任委員会。
総務常任委員会では現在の職員定数3,892名を3,946名に増員する議案が提出され、賛成多数で可決されたそうです。
ちなみに反対したのは私が所属する会派・ぜんしんと政新会の所属議員。

改めて言うのも切ない話ですが、今村岳司西宮市長は議員時代、あれだけ「職員人件費にかかっている費用が高すぎる!」「この状態を是正しなければ西宮市の危機的な財政状況は改善できない!」と声高に主張していました。
そんな人が、こんな人件費の大幅増に直結する
議案を提案するって、一体どういう感覚なんやろ。。。
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【ご参考】

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この件については言いたいことが山程あるので、後日、改めてブログに記載します。
まずは速報と言うことで。

さて本題、代表質問のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ。

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【質問】
<収納対策の強化>についてです。
さらなる収納対策に取り組む考えを示すと共に、「引き続き全庁の徴収担当職員のスキルアップに向けて、徴収事務のノウハウの共有に努めます」としています。
収納対策強化の重要性は言うまでもありませんし、徴収事務のノウハウ共有の必要性を否定するつもりもありません。
しかしながら私はそれ以上に、初期段階にある滞納者への対応の定型化・マニュアル化と悪質滞納者に対応する専門部署の設置が必要だと考えています。
そこで質問します。
初期段階滞納者への対応業務の定型化・マニュアル化の進捗状況はどうか?
また悪質滞納者対策専門チームの設置を進めるべきと考えるがどうか?
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【答弁】
収納対策本部では、市議会からのご指摘を受け、より効果的な債権管理事務を進めるため、昨年度から、新たに作業部会を設置いたしました。

作業部会では催告文書表現の定型化、債権管理業務の標準的モデルの検討、市税と国民健康保険料の滞納管理システムの統合、滞納情報を共有するシステムの構築、システム統合後の市税と国民健康保険料のコールセンターの共同運営などの課題に取り組んでおります。

「初期段階滞納者への対応業務の定型化・マニュアル化」につきましては、現在、検討をすすめております債権管理業務の標準的モデルの検討のなかで、初期滞納の早期解決を図る事務のあり方として、作業部会での意見交換や協議などを進めているところでございます。

また、「悪質滞納者対策専門チームの設置」につきましては、強制徴収公債権と非強制徴収公債権及び私債権で徴収手法が異なることに留意しながら、システムの統合や債権管理業務の可能な範囲での標準化を進めつつ、収入未済額を縮減するための手法の一つとして、徴収困難な事例を扱う債権管理部門の設置も視野にいれながら、引き続き、調査・研究してまいります。
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【意見要望】
収納対策の強化については私が主張してきた内容が着々と実現されていることを嬉しく受け止めています。
一方で、昨日の河崎議員の質疑でもありましたが、人員・体制の面から滞納処分を行うことが難しい部署も存在します。
こうした点を考慮すると、やはり悪質滞納者対策専門チームを設置し、訴訟・差し押さえ等、必要な対策を効率的・効果的に推進することが、きわめて重要だと考えます。
答弁の内容に則り、今後も着実な取組を進めて頂くよう要望しておきます。

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そもそもマンパワー的な問題もあって、差押え・訴訟などの必要な対応を打てていない部署を相手に「徴収事務のノウハウの共有に努め」たところで、どないもなるわけありません。
現有戦力の状況など、色々考えても、「悪質滞納者対策専門チームを設置し、訴訟・差し押さえ等、必要な対策を効率的・効果的に推進することが、きわめて重要」なのは間違いないと思っています。
この話、その方向で進むよう、しっかりと今後も追いかけてまいります。
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【ご参考】
市政報告44号×裏面@2016年2月発行

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。