西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

公約を破って、市職員定数の大幅増に邁進する今村市長。これを止めるためにも、色々な形で歯止めをかけるべく頑張ります!

2017-03-07 09:31:33 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

一昨日は、西宮市聴力言語障害者協会難聴部が3月3日の「耳の日」にちなんで開催した「耳の日のつどい」に出席。
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こういう機会を頂く度、しみじみ実感するのですが当事者でないと分からない話って多いですよね。
高齢化が進行するということは、身体に何らかの不調・問題を抱える方が多くなると言うことでもあります。
バリアフリーな社会を築くこと、誰もが暮らしやすい社会を造ることの重要性を実感しつつ。
(なお公的機関に勤務されている方以外のお名前は念のため網掛けとしました。
 あしからず、ご了解下さい。)

さて本題、代表質問のご報告の続きです。
それでは、どうぞ。

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【質問】
<本庁舎周辺整備の総合的な検討>についてです。
施政方針において、第二庁舎について述べた上で「建替え更新時期までにはしばらく期間がある本庁舎及び市民会館についても、並行して実現可能な整備構想の検討に本格的に着手します」とされています。
さて庁舎のあり方を検討するためには、そもそも市として、どのような組織・人員規模が必要と考えるのか?
そういった点についても明らかにするべきです。
でなければ、また今のように仮設庁舎を建てたり、間借りをしたりということが頻繁に起きると予想されます。
そこで質問します。
本庁舎について「実現可能な整備計画」を建てる前提として、適正な人員・組織の規模について考え方を整理するべきと考えるが、どうか?
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【答弁】
市役所本庁舎周辺整備の総合的な検討では概ね15年から20年以内に建替え更新の完了時期を迎える「本庁舎」と市民会館を中心に、第二庁舎の整備に伴う保健所の移転計画や消防本部跡施設の有効活用のほか、同様に老朽化が進む勤労会館や南館・西館などを含めた公共施設について、機能の集約化と効率的かつ実現可能な建替え手順を踏まえた施設配置のほか、想定される事業手法などに関する検討に着手し、2ヵ年かけて基本的な方針を示せるよう取り組んでまいります。
こうした検討に際しては、本庁機能の再編並びに支所機能の充実など今後の地域行政のあり方に関する議論も踏まえ、効率的な施設整備を念頭に検討を進めていく必要がありますが、この時点では、個々の施設整備に関する規模の設定は、一定の幅をもったものとなります。
ご質問の「本庁舎」につきましては、今年で築後46年が経過し、耐用年数を65年とした場合、設計や建築工事に要する期間を考慮しますと、概ね十年後には、改めて個別の施設整備に関する基本構想の策定作業に着手し、求められる機能や適正な規模について、市民並びに議会からのご意見もいただきながら、時間をかけて取りまとめる必要があります。
従いまして、施設整備の前提となる本庁舎の人員・組織の規模につきましても、その時点で想定される最新の将来展望に基づき、適正に設定することとなります。
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【要望】
今回の「整備構想の検討」は「建替え手順を踏まえた施設配置の他、想定される事業手法などに関する検討」であることは理解しました。
とはいえ人員・組織の規模についての考えが整理されないまま、施設内容を検討することが困難なのは明らかです。
質問で指摘した通り、早期に考え方を整理することの必要性を指摘しておきます。

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これ、近日アップ予定の「市長が公約を完全にほごにして、職員数の大幅増(=人件費の大幅増)に邁進しようとしているんですが...」という話にもつながります。
きちんと歯止めをかけとかないと、本当にマズイと思うので、あの手この手で対抗していきたいとおもいます。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。