今朝は7時前から阪神香櫨園駅前にて、
今村議員の広報活動のお手伝い。
(ちなみに、今朝配った今村議員のチラシは、↓こちら↓。
http://xdl.jp/policy/reconquista02/reconquista02.htm
↑おもしろい(といってはなんですが)ので、是非どうぞ。↑)
んで、夜は午後9時から地域のお祭りの打ち合わせが入っているという
なかなかナイスなスケジュール。
他の行程も考えると、仕事上がりにそのまま祭りの打ち合わせに
行かざるを得ないようなので、こら、一日長いわ。
と、そんな愚痴は置いておいて本題へ。
西宮市は学校給食に使用する食材について、
事前に放射性物質測定検査を行い、測定結果をHPに掲載しています。
で、ご意見をお寄せ頂いたことで知ったのですが
5月23日に調査した牛肉から、
〇放射性セシウム134が1.3ベクレル/kg
〇放射性セシウム137が2.3ベクレル/kg
検出され、そのことがHPに掲載されていました。
↓その当時の該当箇所はこちら。↓
学校給食物資の放射性物質測定検査について@西宮市HP
平成24年1月の調査開始以降、市の給食食材からは
「すべての検体において放射性物質は検出されておりません」
であり、ここに掲載されている検査結果も当然のように、
他はすべて「検出せず」でした。
(「 」内はHPより引用。)
そんな中に突然、「1.3」とか「2.3」とか具体的な数字が出てきたら、
そら、びっくりするのが当然です。
正直、私もこの情報をお寄せ頂いてHP見たときには、
「これ、えらいことなんちゃうの???」
と思いましたし。
ただ調べてみると、そうとばかりも言い切れない問題のようで。
かなり、ざっくりした整理の仕方になりますが。
〇国が示す基準によると、
食品からの被ばく線量の限度は年間1ミリシーベルト
〇この数値を超えないようにするために定められた食品
(牛乳・乳児用食品・飲料水を除く)の基準値は
一食当たり100ベクレル/kg
ということになっているようです。
(↓国の見解については、こちらで詳しい内容をご覧頂けます。↓
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201204/3.html )
「100ベクレル/kgまでOK!」という国の基準に比べると、
今回、西宮市の給食で検出された1.3ベクレル/kg・2.3ベクレル/kg
という数字は、相当低いと言えそうです。
あくまで個人的な意見ですが、
私、この問題についての国の見解は、あまり信じていません。
多くの子供達が口にするのである以上、
食品の放射線量は、できるだけ少ない方が良いと考えてもいます。
ただ、放射性物質が自然界に存在するものである以上、
完全な「ゼロ」というのは難しい面があるとも考えています。
例えば、「店頭での放射性物質“ゼロ”を目標」を謳い、
一定の評価を得ている某大手スーパーの検査体制にも
「検出限界値」が設定されています。
↓そのスーパーさんでの牛肉の「検出限界値」はこちら。↓
http://www.aeon.jp/information/radioactivity/results_tv_beef.html#latest
これによると、このスーパーさんでの検出限界値は、
おおむね5~9ベクレル/kgといったところでしょうか。
これらの数値は、あくまで、某大手スーパーさんが設定しているものであり、
絶対の安全性を担保しているものではないのかもしれません。
でも少なくとも、こちらに示された「検出限界値」と比較しても、
本市の「検出限界値」が非常に厳しい水準にあるということは
言えそうです。
そういう意味で、今回、こうした食材が給食に使用されたこと自体は、
問題にはできないと私自身は考えています。
ただ一方で、この話について調べ、当局の担当者と話をしていく過程で、
もう少し思うところがありました。
で、そうした内容について、積極的に対応して頂いている部分もあります。
なのでこの話、もうちょっと続けさせてもらいます。
それでは、今日はこのへんで。