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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

つくづくと。

2009-09-17 20:01:42 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

9/28から、「決算特別委員会」が開催されます。
で、それに向けて、せっせと資料を読み込んでいます。

私の昨年の所属は総務常任委員会で、今年は厚生常任委員会。
当然、読み込むべき資料も異なります。
私は「事務事業評価」という、
 ○役所がやっている仕事について、
 ○目的・事業内容・コスト・評価等を担当課長が記す
という資料に、特に力を入れて読み進めているのですが、
去年、担当していた分野に比べて、つくづくと感じることが一つ。それは、
「やっぱり福祉・子育て支援に関連する事業は、
 比較的、必要性が疑われるような事業が少ないな~」
「おまけに、まだまだ取り組みが不足していることがたくさんあるよな~」
ということです。
これ、去年、担当していた総務常任委員会で多く感じた、
「厳しい財政状況の中、市がこんなことやる必要が、どこにあるねん?」
という思いとは、大きく異なります。

いちいちあげていくとキリがないし、このブログでも過去、
色々と書いてきているので、わざわざ書きはしませんが。
個人的に、総合企画局・市民局・教育委員会といった辺りが
やっている事業の中には、
 ○市が関与する必要性が疑われるもの
 ○費用対効果がきわめて低いもの
が非常に多いと考えています。
それに比べると、福祉分野というのは、つくづくとこれこそが行政が
率先して取り組むべき分野やな~、と強く感じます。
だからこそ、
 ○無駄な事業が、比較的少ない
 ○一方で、圧倒的に取り組みが不足している事業が多数存在する
ということを、つくづくと感じます。
改めて、市は、この分野にこそ、
もっと本腰を入れて取り組むべきだと思います。

これも最近配布された
「西宮市行政経営改革基本計画
 第3次西宮市行財政改善実施計画
 取り組み結果報告書」
によりますと。
市が、取り組むべき政策・その下にある施策の重要度を評価する
「政策評価」「施策評価」は「実施済」となっています。
ところが一方で、これに関連しては、
「評価結果などを参考に、限られた資源を有効に配分するための
 仕組みづくりが課題として残っています。」
と記されています。
本来、これらの評価制度に求められているのは、まさに
「評価結果などを参考に、限られた資源を有効に配分する」
ことであり。
それができないのであれば、こんな評価を、
わざわざ手間ひまかけてやる意味など、どこにもありません。

人員・組織もそうですが。
きちんと全体を見回して、やるべきことには
しっかりと力を入れて、取り組む。
やらなくてもいいこと・やっても効果が乏しいことは、
速やかにやめる。
そういう当たり前の行政運営が必要だと、資料に目を通しながら、
しみじみと思っています。

と言いつつ、気分転換はこのへんで終了。
それでは、もう少し、頑張りますか!