The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

宗教によるルールよりも憲法や法律を上位としない世界共通認識は戦争を生む

2024-02-17 04:57:27 | Weblog
昨今ではイスラエルとパレスチナ間の紛争は、確実に宗教が土台になっている。どちらもLGBTは受け入れてはいない。しかし、ゲイだからといって罰則はないイスラエルと罰則があるパレスチナとでは価値観が違いすぎるのだ。世界の認識もやっとパレスチナ側を収めているハマスが提唱している「ユダヤ殲滅」という点に違和感を抱き始めた。これもメディア操作なのか、ハマスやらISISやらが活発だった時に、ちゃんとそれぞれのテロ組織が何を提唱しているのか、メディアは伝えていたはずなのだ。イスラム教による世界侵略計画とも言える活動が欧州やアジアで活発化してきた。ところが、同じイスラム教の国、新疆ウイグルが中国に侵略されても、イスラム教国たちは中国への抗議すらやってないのだ。
反面、日本でのイスラム教徒過激派は、宗教だけではなく、すべてにおいて日本を侵略しようと日夜がんばって活動している。来日する多くのイスラム教徒は、日本の天皇が宗教上でも意味がある存在とは理解してないのだろう。ところが、天皇だからといって、すべてが神道かと言えば、否。不思議だ。英国だと王は英国教会のトップであり、王族は英国教会の従っている。日本の天皇は、皇后がカトリックのままなのだが、さて、葬式はどうなるのか、興味がある。このあたりが八百の神がいる日本なのだ。将来、皇族でどなたがかイスラム教徒になったらどうなるのだろうか。

宗教なんて葬式以外は興味もない日本人は多い。なにせお宮参りや初詣は神社や寺院で、結婚式はキリスト教式も含めて多種多様。葬式も宗教色ではなく、人式も増えてきている。背景には、宗教とか神という認識が社会の中で薄れているかもしれない。日本の宗教観は自然神を中心として多種多様なのだ。一応、祝詞とかあるが、基本的にはあれこれの教義も特にない。災害を避けるために祀り、豊作を祈り祭りというように、日々の生活に密着しているのだ。初詣で、これを宗教の儀式として認識しているのではなく、文化の慣習として認識しているのだ。迷信としてはそうなんだが、はやり仏滅とかの祝儀は避け、葬式も友引は避ける。縁起を何よりも文化として重視しているのが日本だ。迷信と笑い飛ばすのはいいが、それでも避けたいと考えるのが多くの日本人。とてもじゃないか、戒律が厳しい一神教の人たちとの共生は難しい。すでに社会でも学校給食から肉、豚肉を排除しろという要求もある。厳密でいうなら、ハラル以外の食べ物はイスラム教徒はダメなはずなのだが、どうしても難しいのであれば、ハラル以外の食べ物も食べて良いとはなっている。それも豚肉と犬肉は禁忌のままだ。ユダヤ教も豚肉、甲殻類と鱗のない魚(ウナギや穴子)はダメだったと記憶している。あとチーズやバターと肉の組み合わせ、チーズバーガーやグラタンみたいなのはダメ。仏教だとビーガン。つくづく日本の神道でよかったと思うのが、こういった食べ物の制限がない点。昔は保存状態もよくないので、シーフードは新鮮じゃないから食中毒で死ぬ人も多かっただろうし、豚肉は牛や鶏より虫がいるので、全体に生は食べられない。宗教の発生地帯を考えると、理解しやすいのだ。

あ、そういえば、太鼓が動物の皮や三味線が犬や猫の皮を使うことから、禁忌な楽器なので持ち込み不可だった。現在は人工皮を使っているので問題はない。琴の爪や三味線のバチも昔は象牙、鼈甲が高級品だったが、今は使うことすらできない状態。同じく、時代の変化とともにいろいろな文化的に習慣が変わらざるえなくなってきているのだろう。変らざるえない習慣や法律もあるが、もっとも重要なのは、日本という国の国民がもっと自覚を持った責任で、どのような方向に進むのかを考えていかないといけない。政治は人任せではなく、国民が自ら考えて実行していくのが民主主義だ。現在の首相のように自国民を理解してないような発言をするようなリーダに治めさせていれば、自分たちに国民は本当に日本を捨てて出て行かないといけなくなる。なにせ、災害のデパートような国なので、気楽に自由に適当に社会を運営すれば、災害の被害は現状の数十倍はいくだろう。例えば、建築基準。コストやスピードを重視していれば、小さい地震でも建物は崩壊する。つまり何をどう変わらなければいけないのか、それを自分たち国民はしっかり考えて、議論していかないとやばいのだ。




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