The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

お盆休みという夏休みは宗教なのか、日本の習慣としての文化なのか

2024-08-13 13:18:55 | Weblog

さて、盆というのが旧盆とかもあって、いつが夏休みとして墓参りに帰省するのが正解なのか未だによくわからない。それでもほとんどが8月12日から15日の終戦記念日までが田舎での習慣だ。盆を宗教上の理由で拒否する日本人もいるんだが、先祖を敬う日って宗教に依存すること自体が日本じゃないと感じる。昔から盆と正月は帰省し、墓参りというのはまさに日本の文化だからだ。この時期に盆踊りというイベントもあって、昔はこういったイベントで自分が住んでいる地域外からの若い男女が知り合う機会でもあった。また、地域の神社などでは、この後に祭りなどのイベントもある。そこでは豊作祈願やら過去の災害があった場合は災害への慰霊や安全祈願も行う。そして忘れてはいけない「怪談」だ。死んだら怨霊になるって宗教上の話かと言えば、違うように思えるのだが。殺されたなど、生前の恨みを持った霊と定義される何かが復讐に出てくるとか、盆の時期には地獄の窯の蓋があるから、この地上に死んだ人が帰ってくるという話とかだ。盆にはナスやきゅうりで馬を作り、迎え火や送り火を焚く。有名な京都の大文字も送り火だ。迎え日は帰る家はここですよ、と子孫が火や盆提灯で示すのだ。自分の先祖を敬うことが’宗教でできないとか、何か違う。まあ、霊とか信じない人もいるのだが、ほとんどが宗教だと否定するよりも、家族のコミュニケーションとして捉えているのが日本の文化であり、風習なのだ。そして、盆踊り、祭りや花火という地域外から人が集まる風習も、地域同士のコミニュケーションなのだ。日本は山が多く、それぞれの地域が区切られていて、かつ村などで村以外からの来訪者を歓迎してないところもある。これはある意味、歴史的理由で、他者を歓迎しないのだ。こういった習慣を題材にしているミステリーが横溝正史作品だ。海外でも翻訳されて売れている。日本のミステリーは、実際にあった事件を題材にしているのが結構ある。怪談といい、まさに人間ドラマだ。こういった幽霊物はシェークスピアのハムレットやマクベス、リチャード3世にジュリアスシーザという作品にも登場する。英国人は幽霊話が好きらしく、他にも有名な作品は多いのだが、日本と違うのは夏場の幽霊話ではなく、冬場にするそうだ。そういえば、クリスマスキャロルも幽霊が出てくるなあ。これらをみな、宗教上の理由と拒否するのであれば、名作から学ぶ人間ドラマを味わうことすらできないのだ。

 

日本は自然災害が多い国で、火山や地震ですら神が管理するという神話があるぐらいだ。こういった話は歴史が古い国では結構ある。英国だけではなく、中国やアラブ地域、米国も原住民たちが語る話などがある。そして、そこにはちゃんと人間ドラマがあるのだ。信じることが宗教というのなら、みんなが大好きな愛だって宗教じゃないのかと感じる。確かにキリスト教は愛がメインだし、仏教の愛は欲望だし、イスラム教やユダヤ教などそれぞれの愛が違う定義なのだ。つまり人間ドラマじゃないのだ。ほとんどが神への愛や神からの愛であり、人間同士の愛は仏教のように欲望という感じが強く感じる。漫画で有名な七つの大罪とは、キリスト教の原罪で、仏教の煩悩だ。だからどうしても人間ドラマになるのだが、土台にあるのは神への愛や神からの愛いなのだ。ところが幽霊とはまさに人間同士の問題であり、そこには恨みなどネガティブな感情以外に、家族や人への愛で幽霊になった話もある。日本だと能でこの幽玄と呼ばれる話を演じている。隅田川は自分も好きな演目で、母親は息子を探すのだが見つからないため狂気となる話だ。確かに念仏という宗教的な儀式が出てくるのだが、これは古来の日本では幽霊をどうにかするのに僧侶だとか陰陽師だとか祓いやという人たちがいたからだ。呪いは今でもあるし、オカルトや迷信と無視する人も多いが、大きな建物を新たな土地で建てるための地鎮祭や神社などの取り壊しのための儀式があるのも事実。東北大震災後にも新たに家を建てる時に、地鎮祭だけではなく慰霊祭もやっていた地域も多いのだ。これは、災害でこの世に恨みや後悔を残して死んだ人が多く、実際に幽霊話も多かった。こういった霊や祟り神と呼ばれる何かを祀るの習慣も古来から日本にはある。つまり西洋でいう、悪霊だとか悪魔だとか怪物などを祀って、治める習慣だ。もっとも有名な祟神として祀られている東京都大手町にある将門塚だ。この場所を開発しようとしても、事故が多発し中断するので、今ではパワースポットとして有名になっている。なにせ日本の三大怨霊で、昇進、ビジネスの成功などビジネスがらみの勝負事が御利益だそうだ。残りの怨霊として祀られている菅原道真は学問の神なので、受験シーズンにはお守りが飛ぶように売れているし、残るのは崇徳天皇だ。あの天皇が怨霊という話があるのだ。その上、京都をはじめ、いくつかの神社で祀られ、御利益は縁切りだ。文学といえば、あの小泉八雲作の耳なし芳一に出てくる平家の幽霊話もある。作者はアイルランド人で日本に帰化した人だ。代表作は怪談で、妖怪で有名なろくろ首などもこの中の話だ。そういえば、約束を守るために幽霊になって出てくる話もあった。彼の作品は英語でも読めるので、英語がわかる外国人には薦めている。こういった作品を宗教という言葉で無視するのは、あまりに軽薄だと感じるのだが。

幽霊話が人間ドラマというのは、まさに恨みのために殺されて復讐する話だからだ。昨今、春日大社の鹿への暴力行為といい、罰当たりが行動が増えてきている。迷信と笑っているのもいいが、何故、迷信が守られるのかと考えるとなかなか意味深いのだ。多くは戒めるために、こういった伝承が残ったという説があるからだ。

 

日本には自然災害そのものを受け入れる文化があり、それが神道を生み出した。警告は祖先からあるのに伝承が迷信と否定されたために、災害が起きやすい土地に住むはめにもなっている。活断層の上に住宅密集地があるのだから、これも日本政府の危機管理能力のなささを表しているのだ。今回、珍しく注意を出したのは、何らかの理由があったはずだ。経済損失とかで文句をいう日本人たちは、実際に災害が来て、被害を受ければ、それでも経済損失云々と文句をいうのだ。自ら災害にどう対応するかすら実行してないのにだ。例えば、旅館やホテル、レジャー施設がどれだけ大地震や津波という災害に対応しているのか、自分たちは知らない。まして海辺の近くであれば、避難所までの距離なども公開してないような地域に、レジャーで行きたいなんて思わない。コロナの時も同じで、なんでも政府のせいにしているレジャー業界は反省するべきは、自分たちと認識しないかぎり、誰もレジャーを楽しもうなんて考えないだろう。だって、日本政府が大丈夫とお墨付きを与えても、災害はやってくるし、隣国からはミサイルも飛んでくるのだよ。

 

 

 

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みんな右翼は嫌いだが、不法移民も大嫌い

2024-08-13 05:24:59 | Weblog

英国も米国も欧州もみんな不法入国してくる移民に被害を受けて、問題を解決してくれる政治家を求めてる。フランスのように欧州では右翼と言われた政治家を支持することは社会的に偏見を持つ人と思われるのだそうだ。どうして誰かに尋ねられたら嘘ついて誰に投票したか話せ馬いいと思うのだが、そうはいかないらしい。オーストラリアは秘密投票制だったかの国で、今でも投票した順序を家族であっても話さないそうだ。日本のように誰かの名前や政党を書くだけではなく、ここは誰に当選して欲しくて、誰には当選してほしくないのか、という順序を書く方式なのだ。それでもパブなどでは政党とか党首やらについて議論はしてるのだが、投票日には批判ばかりで面白い。オーストラリアやニュージランドの政党与野党どちらも、自国と自国民に対しての政策で争う。そりゃ移民国かつ原住民もいるのだから、他国のためにどうたらとかない。だからイデオロギーとして左右のどちらで決めるというのはない。むしろ、右翼と言われる政党はあるが、ほとんど支持している人がいないのだが、党首が約28年前に「アジア人に呑み込まれる」と政党を立ち上げた時の発言だ。それが正しかったと誰もが認識はしてる。日本も批判の対象になってた。くじらだけじゃなくて、太平洋戦争で日本が病院船を沈めたとか、捕虜を虐待したとか、日々すごかった。それでも、この政党は与党にはなれなかった。みんな心では同じことを思っていて、日本人、今は中国人はみな出ていけと思ってる。そこに今度は難民と呼ばれるアラブ諸国からの人がたくさんやってきて、イスラムフォビアも増えているのだ。大体大きな街にはキリスト教系の教会が複数あり、モスク、シナゴーグ、寺に創価学会、ヒンズーなど、たくさんの宗教が共存共生している。国としてはキリスト教ベースなので、クリスマスは国の祝日で休みだ。一時、これもあれこれ言われてたのだが、ここのトップは現在はチャールズ3世、以前はエリザベス2世たちは英国教会のトップなので、クリスマスは国の休日のままだし、女王や王の誕生日も休日だ。これだけ色々な宗教があり、異文化共生状態だから、そりゃどこかの国への抗議デモは難しい。ただし、イランやサウジアラビアでの女性問題への抗議は、文化が違っても、多種多様な女性たちが年齢も関係なく参加してた。キーワードは「リスペクト」。英語学校でもこれを真っ先に教えるのは、同じクラスに多種多様な生徒が集まるからだ。自分が通っていた時代では「日本は中国を含めたアジアを侵略した。」と言われ、その結果の原爆投下だと。これに抗議した日本人もいるが、どんなに英語がうまかろうが、叩かれるだけで終わる。あまりに騒ぎになってデベートで議論となったぐらいだ。最近だと韓国からの生徒が増えて、慰安婦像設置騒ぎもあり、裁判までやったぐらいだ。反面、一般民や他国からの留学生は「そこまで熱意持てるってすごい」という感覚だった。そりゃ貿易や政治ならわかるのだが、過去のことでグデグデやって何を生むのか、と自分は感じてる。イスラエルとパレスチナの争いは長い歴史があって継続していて、幾度も共存共生を試みたのだが、うまくいかない。米国が未だに肌の色で差別がなくならないのと同じで、自分たちと違う見た目や言語を持つ人が大量に近くにいるのは、不安が原因だと自分は感じてる。お互いにリスペクトと言われても、例えば、教育レベルが違うのだから、手洗いするのも、そりゃもうビデオやイラストで手順をトイレに貼って、かつ1分の小さな砂時計まで鏡に貼り付けて、この時間は手を洗う時間とか教えるのだ。もう一つは男女それぞれのトイレの使い方。米国の英語クラスではありえないことがオーストラリアで出会ったのだ。こういった文化や教育レベルの違いを先生たちはしっかり理解しているので、ちゃんとそれぞれの生徒に英語ができないにも関わらず、教えるのだ。日本や米国では考えられない。あと、職業も多種多様なので、大学教授や医師、看護師もいれば、農家、工芸家に無職までいて、同じ国や文化でも人それぞれと違うのだ。これをまとめていく教師は教師助手はすごいものだ。こういった中で選挙が近づくと政党の党首などが掲げる政策などの話も出てくる。国によっては絵で投票するのは、文字が読めないからだそうだ。やっぱり選ばれるのは、自らにどのようなメリットがあるのか、という点であって、イデオロギー云々なんかで選ばれる訳じゃないのだ。日本は外国人たちにどのようなメリットがあるのかばかりで、日本国民には増税とか年金が減らされるとかばかりで、誰に投票する気にもなれない。絵であっても彼らにとっては、学校とか病院とか、生活に必須なことばりな争点なのだ。国よってはやはり移民を追い出すかどうか、もあるそうだ。そりゃ宗教も言語も違うとなれば、年中どこかで争うので、そう考えるのも理解はできる。今の日本も同じで、不法滞在者たちが問題を起こしても、起訴されず、強制退去すらさせられない上に一時滞在許可を得て、公的な生活援助をもらうからだ。本当の難民キャンプから日本へ難民として来る人はほとんどいないのは、言語や習慣が違うからだ。かつてベトナムからボードピープルで来た友人一家も、ベトナムからの不法滞在者には苦い顔をしている。現在、ベトナムからはきちんとビザが取れて、日本で働けるのにも関わらず、不法入国してそのまま不法滞在するからだ。生活できる資金はないから、泥棒して生活するのだそうだ。だから反対なんだそうだ。ほかの国も同じで難民じゃないのに難民と騒いで問題を起こされるのが嫌だそうだ。ほとんどが日本人の伴侶がいるから、だと思うのだが、それでも自分へ何がリスペクトされるのか、ちゃんと理解しているのだ。日本語を覚えても、かなり苦労したと言ってる。わからないから尋ねても、ちゃんと教えてもらない、そうだ。日本人側には外国人へのリスペクトがないからね。それでも彼らは地域のゴミ掃除、運動会や色々なイベントにできるだけ参加している。コミュニケーションを取る努力をずっとやっている。喧嘩して物を投げて、警察に呼ばれたとかもあったそうだが、警察官がちゃんと通訳を連れてきてくれて、いろいろ説明してくらたそうだ。すごくラッキーだったと本人も言ってた。日本では宗教的対立も案外多いのだ。なにせあちこちに神社や寺がある上に地蔵もある。偶像礼拝禁止の宗教からすれば、神社の狛犬も地蔵も壊したくなるそうだ。自分が説明したのは、「これもある意味美術品。世界中の銅像を壊さないといけないのか?」と尋ねたら「偶像である限りはそうだ。だが、日本人にとってはこれが宗教的に意味があるのだから、リスペクトする。」と答えてくれた。公共公園の池にいる魚をとって食べようとしたり、駅前で鳩を捕まえて食べようとしたり、結構多いのだ。法律上それはダメと教えて、あとは食べると菌やウイルスに寄生虫などで死ぬ可能性もある。」と止める。日本の川って、アジア諸国の川からすれば綺麗な方だし、釣りしている人もいるぐらいだから食べても大丈夫と考えているらしい。犬を食べるのはアジア以外の国も多いのだ。そのくせ、スーパーで売ってる魚の切り身を見て、臭いから食べないとか言い出す。これこそが異文化共生なのだ。あ、そういえばオーストラリアに来て、一度だけ肉やの前で抗議してお祈りするインド系のお年寄りを見たことがある。英語がわからないで、知人のインド人を呼んで事情を聞いたら、牛は神聖で、豚は不浄なので食べてはいけない、と説教してたそうだ。それまでは自分も知らなかった。しかし、知人のインド人はビックマックにコーラが最高といってるので宗教をたずねたら違ってた。インドも色々な宗教があると教えてもらった。このお年寄りはお孫さんの結婚式で来豪したそうだ。

イデオロギーだけで政治が決まるわけじゃないのだ。生活は左右どうでも良くて、物価や賃金、社会福祉など、いろいろなことがある。まさにこれを争点として選挙は戦うのだろう? ここは日本とちがって不法滞在者は確実に強制送還または退去させられる。それまでは本土外の施設に収容される。ここには違法入国者も収容される。日本のように難民申請したら自由になれるわけじゃない。難民申請時には人物の素行調査も含まれるので、例えば、英語クラスの出席の報告もある。素行で問題があればビザは出ないで、そのまま強制退去となる。英語クラスの出席は厳しいので、これで素行がダメというもあるし、速度違反などでもダメになる場合もあるそうだ。だからボランティア活動などで貢献度をアピールする学生も多いのだ。あと生活保護にあたる費用は日本より安い。物価が高いから中古の車などを買うのも個人というよりは家族で買うとかだが、ガソリン代が高いので、家族がUberやって稼ぐなどもある。合法に働いて得た賃金は税金申告すれば、保護費は停止されないが、減額される。

 

日本政府はどうしてここまでして不法入国者や不法滞在者が難民申請している現状を放置しているのか。そもそも観光目的で来日している外国人は金も十分持たずにリターンチケットも持たず、かつ偽パスポートで家族や友人を訪問ってのは、不法入国を認めているようなものだ。ビザなしを当面の間停止とし、観光に来る人たち所持金や滞在先などを確認してから入国させろ。同時に「難民申請はしないかどうか」を入国カードに追加して確認する。もし、申請をするというのなら、紛争地帯かどうか、政治的案件で指名手配中かどうか確認し、各国大使館などで照会してから入国管理施設に収容する。この施設の食事はすべて日本食のみの菜食食事で良い。アレルギーや持病があるかどうか、申告したら医療チェックし、日本では治療をしないで強制退去時間を早める。本当の難民は日本に飛行機でやってこないで近くの国に逃げている。難民キャンプにいる難民でスキル保持者のみを日本はもっと受け入れればいいだけだ。スキルなしの不法入国者はいらないのが世界の本音だ。何故なら働けるスキルがないから暴れて、盗む。おまけに英語のアルファベットすら読めなければ、どこの国でも使い物にならない。この現実を日本政府は理解してないままで、難民でもない不法入国している外国人を強制送還しないのだ。彼らの生活費は政治家の歳費で賄えばいい。子供の教育というが、日本語ができないのだから施せるわけがないのだ。日本で生活するための努力は日本国が強制でさせるのではなく、難民たちが日本に永住するつもりなら、彼らが努力せざる得ないのだ。欧州でも米国でも、まっさきに言語や労働できるスキルがない違法入国者を追い出したいのだ。

 

 

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