あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで『しまなみ海道』キャンプ&展望台開拓ツーリング

2018年10月08日 | 旅するシーカヤック
2018年10月7日(日) 台風一過の日曜日。
明日は有給休暇をとっているので、たまにはバイクでキャンプツーリングを楽しもうと、しまなみ海道へと出かけることにした。
YB125SPのリアボックスに、テント、シュラフ、マットほかのキャンプ道具一式と着替えを詰め込み、いつものクーラーボックスもベルトで固定する。

このクーラーボックスが、買い出しの時に大活躍するのである。
氷を入れて、何より大事なビールを保冷することはもちろん、食材も保管できるし、帰りにはキャンプ中に出たゴミを持ち帰るのにも役立つのだ。

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晴れの予報だが、いまひとつ雲が晴れない海沿いの道を、久しぶりの単気筒エンジンの感触を楽しみながら、のんびりと走る。

今日は、忠ノ海からフェリーでしまなみ海道へ渡るのである。
うさぎの島で大人気の、大久野島で大勢のお客さんを降ろし、静かになったフェリーは大三島へ。


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橋を渡って伯方島へ。

キャンプ場を借りる手続きを済ませ、チェックインまで時間があるので、島を一周してみることに。

綺麗な海水浴場を回り、

ふるさと歴史公園の展望台へ。
ここからの眺めが、なかなかの絶景である。

造船所も良く見え、多くの島がずらりと並ぶ、しまなみならではの景観。


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再び、島一周へ。
途中で、地元の秋祭りの集団を見つけ、バイクを降りてしばし見学。

125cc、単気筒のバイクで、トコトコとのんびり走る島の道は、楽しいお散歩である。

雰囲気の良い神社を見つけ、バイクを止めて参拝してみる。

誰も居ない静かな境内。

お賽銭を入れ、旅の安全を祈願する。


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時間になったので、地元のスーパーでお昼ご飯と、夕ご飯の食材、そしてビールを買い出し。

キャンプ場に行き、テントを貼る。

落ち着くと、待ちに待ったお昼ご飯。

今日のメインは、スーパーの横で売っていた、焼き鳥丼と、焼き鳥の串、そしてエビスビール!

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食事が終わると、kindleで読書を楽しむ。

昼前からようやく晴れた秋空も美しく、少し暑くはあるが爽快な秋の休日を、島の静かなキャンプ場で、のんびりまったり堪能する。


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夕方になると、再び食事の準備。

バイクでのキャンプ旅ということで、クッカーはトランギアのメスティンとエスビットストーブの組み合わせ。
必需品である風防は、自作である。
固形アルコールを使う、コンパクトなクッカーセットは、ミニマムパッキングを旨とする俺のキャンプスタイルにピッタリである。

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ビールを飲み、ウイスキーを飲み、

夜になると小さな焚き火を楽しみ、楽しいキャンプの夜は更けていく。

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朝起きると、まずはお湯を沸かしてコーヒーの時間。

朝ごはんは、いつものようにうどんである。

メスティンは、うどんにもピッタリのサイズ。

俺の好きな、かき揚げうどんで、体を温める。

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今日二杯目のコーヒーを飲むと、荷物を片付けて、出発である。
まずは、大島のカレイ山展望台へ。

ここも、なかなかの絶景である。

能島の周りの潮流も良く見え、

反対側には、大島石の採石場も良く見える。


そして、ここは平山郁夫さんがスケッチした場所だとのこと。

確かに、素晴らしい眺めであるなあ。


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再び伯方島に戻り、今度は開山公園へ。

ここも、3連休の最終日とは思えぬ静かなスポット。

この絶景を、独り占めである。

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ここから、大三島、生口島、因島、向島を走って尾道へ。

やはり、とびしま海道やしまなみ海道エリアで遊ぶには、125ccの原付がピッタリである。
小回りは効くし、橋の料金も安く、気軽に狭い山道にも入り込むことができるのだ。


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久しぶりに引っ張り出したYB125SPで、しまなみ海道を堪能したキャンプツーリングであった。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
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